新型インフルエンザ騒ぎに便乗し、主要検索エンジンに悪質なサイトへのリンクを表示させるSEO攻撃が発生している。 新型インフルエンザの感染拡大で、騒ぎに便乗したマルウェア攻撃も広がっている。セキュリティ企業の米Websenseは5月8日、主要な検索エンジンに悪質なサイトへのリンクを表示させるSEO攻撃が発生していると伝えた。 新型インフルエンザに便乗した攻撃では、関連の用語を使ったWebサイトが大量に登録される現象が起きている。その大半はスパムメールと連動させた商品の宣伝販売に使われているが、中にはマルウェア配布に利用されているサイトもあるという。 この手のサイトは特定の検索エンジンを通じてアクセスすると、ユーザーを悪質なサイトにリダイレクトする。狙われているのは米Google、米Yahoo、米AOLなどの大手検索エンジン。ユーザーが新型インフルエンザに関連した用語を検索すると、最もランクが