日本マイクロソフトは2019年12月3日、視覚障害者向けのiOSアプリ「Seeing AI」が日本語を含む5カ国語に新たに対応したと発表した。毎年12月3日は障害者の社会参加の促進などを⽬的に国際連合が定めた「国際障害者デー」である。 「Seeing AI」の利用例。英語に加えて新たに日本語、オランダ語、フランス語、ドイツ語、スペイン語に対応した。利用は無料でiOSのスマホが対象。Android版のリリースは現在予定していないという Seeing AIをインストールしたiPhoneなどを周囲に向けると、カメラが捉えた状況を同アプリが音声で読み上げる。読み上げ機能は8種類ある。看板の説明やレストランのメニューといった短い文章を読み上げる「短いテキスト」、手紙や説明書といった長い文章を読み上げる「ドキュメント」、風景を説明する「風景」、お金の種類を読み上げる「通貨」、登録した人物の状態などを読
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