ここのところ、転職に関係する取材を受けることが増えている。6月2日の朝日新聞朝刊1面、トップの村上ファンドの記事の左の「分裂ニッポン」というシリーズものの記事に私の名前がある。「ファンドマネジャーなどで転職12回。会社員の新しい『モデル』といわれる山崎さんは・・・」と紹介されており、「給料階層」「ボーナス階層」「株式階層」の所得差に関する拙見が載っている。 ちなみに、この記事の場合、取材した記者は、事前に、「・・・・こんな感じで使おうと思っていますが」と該当部分の表現を口頭で確認してくれた。その際には「新しい成功モデルといわれている山崎さん」という話だったが、「お願いだから『成功モデル』は止めて下さい。第一、そんなことだれが『言っている』のですか。根拠になる事実はないでしょう」と頼んだら、「成功モデル」は許してくれた。もちろん、私としては「成功モデル」には違和感があるのだが、「山崎商店の商