タグ

2016年1月4日のブックマーク (1件)

  • [書評] ナグネ――中国朝鮮族の友と日本(最相葉月): 極東ブログ

    読まれるのなら、そして「ナグネ」という朝鮮語の意味を知らないのなら、その知らないままに読まれるといいと思う。ネタバレということでもないが、全体を読み終えたときに知るその深い意味合いが、書のもっとも深いメッセージであろうと思うからだ。おそらく書は、副題にあるように、「中国朝鮮族の友と日」として、つまり、友情と日、という二つの交点から読まれるだろうし、そのことを著者も意図しているだろう。だが、結果的に描かれているものは、人間とは何かという問いかけである。 書籍として描かれているのを見れば、副題が暗示するように最相葉月の「中国朝鮮族の友」であり、その友達との友情なのだが、そこに現れてくるのは「日」とは何かという問いかけであり、それは友情のある違和感から浮かび上がる。 「中国朝鮮族の友」は、1999年に来日していた19歳の中国朝鮮族の女性である。生まれはだから1980年であり、今年は35

    [書評] ナグネ――中国朝鮮族の友と日本(最相葉月): 極東ブログ
    fum_k9
    fum_k9 2016/01/04