概要 Redisを間違ってインターネットに開放してしまっていた場合に、認証がなければ好きなRedisコマンドを実行されてしまいます。この場合に最大どの程度の被害になるのか、というのがセキュリティ界隈の人にも意外と知られていなかったので書いておきます。 Redisの実行ユーザによりますがrootなどで動いていて、他にいくつか緩い条件を満たせばOSの任意コマンドが実行可能です。 これは昔からある方法で有名なので攻撃する側からすると当然知っていて、侵入したら必ずと言っていいほど行うと思います。そのため、防御する側も知っておく必要があります。もしRedisの設定を間違ってanyから通信可能だった場合にホスト側にも侵入されたかも、というところを考慮できると良いと思って今回の記事は書いています。 自衛のためにも書いておきますが、悪用は禁止です。あくまで正しく脅威を把握するための啓蒙です。 参考 htt