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ブックマーク / finalvent.cocolog-nifty.com (6)

  • あなたの時間を吸い取る「果てしないプール」: 極東ブログ

    世の中がおかしなことになってきた気がする。というとき、おかしいのは自分のほうかもしれない、とも思う。が、とりあえず自分にとっては、世の中がおかしいという感じはする。 具体的には、2つ思う。1つは、新型コロナウイルス騒ぎである。感染症自体より経済的な波及や社会心理の側面が大きな問題になってしまった。もう1つは、ネットである。端的な例でいうと、Twitterが気持ち悪い。 とかいうと、おまゆう、の類だが、これもそう感じる自分がいる。これに関連していることだと自分では思うのだが、街なかで中年から初老スマホゾンビが増えたと思えることも、気持ち悪い。なんでこんな爺さんがスマホ見ながらぼんやり歩いているのだろう、危ないなあと。スマホ見るのはいいけど、立ち止まるか、座れよ。 この2つをあえて1つの問題意識にまとめる必要はないのだが、それらの根にあるのは、情報のありかたではないだろうか。スマホ経由で入って

  • [書評] Think clearly 最新の学術研究から導いた、よりよい人生を送るための思考法: 極東ブログ

    もし、このブログの記事をいくつか読まれていて、まあ、このブロガーが強く推すがあれば買って読んでみようか、という人がいたら、これ。『Think clearly 最新の学術研究から導いた、よりよい人生を送るための思考法』。さらに推すと、騙されてもいいかなと思えるなら、ぜひ。 なぜ推すかというと、ああ、これ読んでよかった。もっと若い時に読んでいたらよかったと僕は強く思ったからだ。 来なら、どういうなのかという話をして、その話で推すというのが正しいありかたなのだが、そこがちょっと微妙ななのだ。 それでもまず、どういうなのか、というと、自己啓発書の類である。副題もそれっぽく、そしてサンマーク出版らしく「最新の学術研究から導いた、よりよい人生を送るための思考法」としている。が、実際のこのは、それほどでもない。また、人生が上向きになる「思考の道具箱」とかいう売り文句もあるが、それも間違いでは

    fumikony
    fumikony 2019/08/17
  • [書評] ウイルスの意味論――生命の定義を超えた存在(山内一也): 極東ブログ

    『ウイルスの意味論』という書名や『生命の定義を超えた存在』という副題からは、1980年代の日のポストモダニズムの一群の書籍を連想させるが、書の叙述は至って平易で、それでいて内容は最新のウイルス学までをカバーし、かつ、生命とは何かという難問を踏まえつつも、ウイルス学の基をきちんとおさえている。中学・高校の教科書、あるいは副読としてもよいもので、当然、一般人の読書としても有意義で楽しめる。カッパ・ブックスの一冊であってもよかったかもしれないが、いずれにせよ、生物学にとりわけ関心がない人でも、まずもって読んで損のない書籍である。というか、読んだほうがいい。 私はウイルス学が好きで、このブログでも過去にいくつか記事を書いてきた。ゆえに比較的最近の動向を知っているつもりでいたが、それでも抜けは多いものだと、書を読みながら思う。そして、それは知識が不足していて恥じ入るというより、新しいことが

  • サムソンはなぜ"Samsung"なのか?: 極東ブログ

    スマホの「Galaxy S6」から製造社のロゴ「SAMSUNG」が消えたことが先日話題になっていた。「iPhone」から「Apple」が消えたような感じである。と言ってみたものの、別にiPhoneAppleとロゴが特記されているわけでもなく林檎マークがあるくらい。 それでも、なぜそれまであった「SAMSUNG」が消えたのか、というか「SAMSUNG」というロゴを意図的に消したのか。しかもこの対処は日市場に限られていたのはなぜなのか。気になるところだ。 当のサムソンが説明している。ITmedia「日の「Galaxy S6/S6 edge」にSamsungロゴがない理由は?――新COO堤氏が語る」(参照)より。 国内モデルで「Samsung」ロゴをなくしたことについては、「Galaxy S6/S6 edgeは“ゼロスタート”で開発した。Galaxyの進化を皆さんにご理解いただきたいので、

    サムソンはなぜ"Samsung"なのか?: 極東ブログ
  • 平和安全法制をどう理解するか?: 極東ブログ

    昨日14日、政府は臨時閣議で「平和安全法制」関連法案を閣議決定した。これから国会で審議されることになる。同法制については、ネットなどを眺めても賛否の声がいろいろある。そうした国民の各種の声を国会での熟議に反映させることは民主主義国としてよいことだろう、と思う。 私はこれをどう考えているのか? 私はどういう意見を持っているのか。賛成なのか反対なのか? 率直に答えると、わからない、のである。 しかし、いずれ可否が決まるのに、どうするのか?とさらに問われるなら、現時点で取り分け反対ではないので、結果が賛成ということになればそれでよいと考えている。 なぜ、そんななさけないことになってしまったのだろうか? その理由をブログに書いてみたい。 結論を先に書く。「平和安全法制」は私の理解を超えている。それはどういうことなのかというのは後で触れる。ようするに「わからない」のである。なさけないなと思うが、どう

  • サミュエル・ハーネマン(Samuel Hahnemann): 極東ブログ

    医師サミュエル・ハーネマン(Christian Friedrich Samuel Hahnemann)は 、1755年4月10日、現在のドイツ、ザクセン州マイセン郡に生まれた。11日だったという異説もある。なお、ドイツ語読みではザムエルだが、英米圏での話題が多いことから英語読みとしておく。 同年に生まれた有名人にマリー・アントワネットがいる。つまりルイ16世は一つ年上である。同年はルソーが『人間不平等起源論』を書いた年でもあった。同時代に近い日では、医師でもあった平賀源内が1728年の生まれ、同じく医者でもあった居宣長が1730年の生まれである。 サミュエルの父は画家でもあり、また親族にはマイセン磁器の絵付け師も多かった。だが彼は芸術の道には進まなかった。子供の頃から語学の才能があり、英語、フランス語、イタリア語に習熟した。ギリシア語やラテン語は当然できた。さらにアラビア語、 シリア語

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