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  • 「意思決定の仕組み」がついに判明(ハーバード大学) - ナゾロジー

    意思決定とは、どんな現象なのでしょうか? 米国のハーバード大学で行われた研究によって、意思決定が行われる際に、脳内の神経ネットワークが使用する「基礎的なルール」が判明しました。 研究では特にT字路での二者択一の状況という、最も単純化された意思決定が調べられており、根幹となる仕組みに迫っています。 これまで意思決定の起こる仕組みについて多くの理論が提唱されてきましたが、皮質において実際に確認できたのは今回が初めてとなります。 どんなニューロンが接続され、どのように発火することが「意思決定」となるのでしょうか? 研究内容の詳細は2024年2月21日に『Nature』にて掲載されました。

    「意思決定の仕組み」がついに判明(ハーバード大学) - ナゾロジー
  • セロトニン低下によって「やる気」が落ちる仕組みが明らかに! - ナゾロジー

    セロトニン不足はどのように意欲を低下させるのか?セロトニン不足はどのように意欲を低下させるのか? / Credit: canvaセロトニンは私たちの「やる気」や「元気」と深く関わる物質です。 セロトニンレベルが低下すると、気分や意欲が落ち込むだけでなく、イラつきを引き起こしたり、行動にかかるコストに敏感になるなど、様々な面で悪影響を起こすことが報告されています。 他方で、セロトニンを増やす薬はうつ病に見られる不安や意欲低下の治療薬として用いられています。 しかし「セロトニンの低下がどのようなプロセスで意欲生成を阻害し、やる気の低下に繋がるのか」という詳しい仕組みは解明されていません。 また脳内に10種類を超えるとされるセロトニン受容体のうち、どれがこの仕組みに関係しているかも不明です。 現状の治療薬は即効性が低いという問題点があり、これらの仕組みの理解はその改善に役立つと期待されています。

    セロトニン低下によって「やる気」が落ちる仕組みが明らかに! - ナゾロジー
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    fumikony 2024/01/10
  • 実は未解明だった「ショウガが免疫細胞に作用するメカニズム」を解明! - ナゾロジー

    ショウガを科学します。 米国のミシガン大学(UM)で行われた研究により、ショウガの持つ抗炎症効果の根底にある、生物学的なメカニズムが解明されました。 ショウガは何千年もの間、薬として使われており、優れた抗炎症効果を持つことも知られていますが、人間の免疫細胞にどのような変化を起こすかは解明されていませんでした。 今回の研究ではそのメカニズムが解明され、ショウガサプリメントがリウマチなどの自己免疫疾患の改善に役立つ可能性がマウスと人間の両方で実証されました。 研究者たちはショウガに含まれる6‐ジンゲロールが慢性炎症性疾患を治療するだけでなく、アトピー性皮膚炎の改善も期待できると述べています。 研究内容の詳細は2023年9月22日に『JCI Insight』で公開されました。

    実は未解明だった「ショウガが免疫細胞に作用するメカニズム」を解明! - ナゾロジー
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    fumikony 2023/09/30
  • 刺されると「お肉」が食べられなくなるマダニが急増中 - ナゾロジー

    強制的にビーガンにさせられるかもしれません。 米国のCDC(アメリカ疾病予防管理センター)はマダニに刺されることで牛や豚など哺乳類の肉や乳製品をべられなくなる「アルファガル症候群」が増加していることを受けて、医師たちの症例にかんする知識を調査しました。 結果、調査対象となった医師のほぼ半数がアルファガル症候群について知らず、発症した場合に適切な処置を受けられない可能性が示されました。 今回はマダニに刺されるだけでなぜ「肉類」をべられなくなるのかを解説するとともに、治療法の有無や予防策についても紹介したいと思います。 肉好きやアスリートにとって致命的となるマダニは、いったいどこに潜んでいるのでしょうか? 発表内容の詳細は2023年7月28日にCDCのホームページにて公開されました。 Health Care Provider Knowledge Regarding Alpha-gal Sy

    刺されると「お肉」が食べられなくなるマダニが急増中 - ナゾロジー
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    fumikony 2023/08/10
  • 家の鍵を掛けたか気になる! 強迫性障害のメカニズムの一端が明らかに - ナゾロジー

    家を出るたび、「鍵はちゃんと掛かってる?」という疑問が頭から離れず、何度も確認に戻る…。これは強迫性障害の一例です。強迫性障害は、強迫観念と強迫行為が続き、日常生活が支配されてしまう病的な状態を引き起こします。 強迫観念や強迫行為の原因については、これまで「脳の機能異常」が指摘されてきましたが、具体的なメカニズムは明らかにされていませんでした。 しかし、最近発表された英国ケンブリッジ大学の研究により、強迫性障害患者の脳の特定の領域で神経伝達物質「グルタミン酸」と「ガンマアミノ酪酸(GABA)」のバランスが崩れていることがわかりました。 この不均衡は、強迫性障害の症状の強さにも、強迫行為の発生にも関連していました。研究者たちはこの発見について「より効果的な治療法の開発につながる可能性があるものだ」とコメントしています。 研究の詳細は、2023年6月27日付の『Nature Communica

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    fumikony 2023/07/27
  • 揺らぐ死の定義ー増えつつある脳死「していない」患者からの臓器移植 - ナゾロジー

    死の定義とは何なのでしょうか? 新たな臓器移植(DCD)には、まだ「脳死していない」患者の生命維持装置を停止して死亡させ、その後に移植用臓器の摘出が行われる手順が含まれています。 対称となる患者は「回復の見込みのない」ことが条件となっており、家族の同意が必要とされます。 またDCDを改良したNRPでは生命維持装置を切って死亡認定がなされた人体をある種の保存容器として利用し、再起動させた心臓をすぐに取り出さず、しばらく内部で維持する戦略もとられています。 ただ再稼働した心臓から送られる血液が死体の脳を活性化する可能性について一部の医師たちは懸念を表明しており、死の定義や倫理について議論が続いています。 今回はまず脳死とはどんな状態かを説明しつつ、次項からは「脳死していない」患者から臓器移植を行う方法を解説していきます。 記事は複数の医学論文を参考にして書かれていますが、中心的な内容は『JT

    揺らぐ死の定義ー増えつつある脳死「していない」患者からの臓器移植 - ナゾロジー
  • 「お日様の匂い」はダニの死骸じゃない!天日干しは香水成分が発生する - ナゾロジー

    布団や洗濯物を天日干しすると、暖かく心地いい香りが漂ってくるでしょう。 よく「お日様の匂い」などと表現されますが、世間ではこれが「直射日光で死んだダニの匂いだ」という噂がまことしやかに広まっています。 しかし当に「お日様の匂い」の正体はダニの死骸なのでしょうか? 有難いことに、デンマーク・コペンハーゲン大学(University of Copenhagen)が2020年の研究で、その答えを見つけてくれています。 この研究は2020年2月25日付で科学雑誌『Environmental Chemistry』に掲載されたものです。 Why Laundry Smells Better When Hung Outside To Dry https://www.iflscience.com/why-laundry-smells-better-when-hung-outside-to-dry-6851

    「お日様の匂い」はダニの死骸じゃない!天日干しは香水成分が発生する - ナゾロジー
  • 失望中枢を活性化させると最強マウスがあっさり最弱マウスに負けてしまう! - ナゾロジー

    映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」では強者のビフが気弱なジョージ(主人公の父親)から一度ラッキーパンチをらって敗北しただけで、ジョージの使用人になるまで落ちぶれてしまいます。 こうした描写にもう一度喧嘩すれば勝てるだろ、と考える人もいるでしょうが、なぜビフは再チャレンジすることなく転落してしまったのでしょうか? 中国の浙江大学(せっこうだいがく)はマウスを用いた研究で、このような急激な地位の転落の原因となる脳回路を発見しました。 グループはこの脳回路を光や薬を使って制御すると、群れの最上位マウスを来なら負けるはずがない最下位マウスに強制敗北させて社会的地位を落としたり、逆に抑制することで元の地位に返り咲かせることできたと報告しています。 研究者たちは脳には社会的地位の予想外の喪失にあったときに反応する「失望中枢(disappointment center)※」が存在しており、その活

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  • 実は非常に危険! 生の鶏肉を水洗いしてはいけない理由とは? - ナゾロジー

    日常的に接する材の中でも、鶏肉中毒リスクが高いことで知られます。 少しでも清潔にしておこうと、調理前の鶏肉を水洗いする人も多いのではないでしょうか? しかしこの行動、実はNGです。 世界中の品安全当局も、生の鶏肉は洗わないよう呼びかけていますが、いまだに水洗いをする人が後を絶たないという。 オーストラリア品安全情報評議会(AFSIC)の調査では、同国の約半数の人が鶏肉を丸洗いしているというデータが出ています。 では、なぜ鶏肉は洗うべきでないのでしょう? また、鶏肉を洗うことの危険性について、どのような研究報告がなされているのでしょうか。 なぜ鶏肉は牛肉と比べて中毒リスクが高い?中毒の主な2大原因は「不十分な加熱」と「品間の細菌汚染」です。 調理温度が不適切であったり、加熱時間が不足していると有害な細菌が死にませんし、ある材の細菌が手についたままサラダ用の野菜などを触ってし

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    fumikony 2023/01/11
  • ウイルスだけを食べて増殖する生物を初めて発見! - ナゾロジー

    ウイルスが大好物な生物がいるようです。 米国のネブラスカ大学リンカーン校(UNL)で行われた研究によれば、淡水に生息するハルテリアとよばれる動物性プランクトンは、ウイルスだけをべて成長と増殖ができる能力があることが明らかになった、とのこと。 ウイルスのみを料にしているプランクトンがみつかったのは、今回の研究が世界で初めてです。 研究者たちは他にもウイルスを主とするプランクトンが存在する場合、ウイルスは単に感染源としてではなく「われるの生態系」の一部となって、地球の多様な生命を支えている可能性があると述べています。 しかしウイルスのみをべて生きていけるハルテリアとは、いったいどんな生物なのでしょうか? 研究内容の詳細は2022年12月27日に『米国科学アカデミー紀要(PNAS)』にて公開されています。 ウイルスは栄養素になる可能性を秘めているウイルスは栄養素になる可能性を秘めて

    ウイルスだけを食べて増殖する生物を初めて発見! - ナゾロジー
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    fumikony 2023/01/06
  • 細菌と真菌が口の中で「悪魔合体」し、歯へのダメージを増大させていた - ナゾロジー

    細菌と真菌は、口腔内で合体して、虫歯をうながす”悪の力”を増大させていたようです。 米ペンシルバニア大学(University of Pennsylvania)の研究チームは、小児患者における虫歯の原因菌を調べていたところ、顕微鏡下で偶然にも、2つの異なる微生物(細菌と真菌)が融合して、クラスターを形成していることを発見。 さらに、この結合体は、単独ではあり得ないような能力を発揮し、クラスターの勢力を広げながら、虫歯の進行を早めていたのです。 研究チームは、細菌と真菌の結合体を指して、超生物(superorganism)と呼んでいます。 一体、どんな”悪魔合体”をしていたのでしょうか? 研究の詳細は、2022年10月3日付で科学雑誌『PNAS』に掲載されました。

    細菌と真菌が口の中で「悪魔合体」し、歯へのダメージを増大させていた - ナゾロジー
  • 数学の超難問を収監中の殺人犯が解いてしまった話 - ナゾロジー

    現在、アメリカ・シアトル近郊の刑務所には数学の天才が収監されています。 殺人犯であるクリストファー・ヘヴンズ氏が刑務所で数学を学ぶようになった結果、ある難問を解くまでになったのです。 彼の成果は学術誌に掲載されており、それ以来、刑務所の中で他の受刑者たちに数学を教えているとのこと。 今回は、まるで映画小説にでも出てきそうな「数学を学んだ殺人犯」のエピソードをご紹介します。 An inmate’s love for math leads to new discoveries https://theconversation.com/an-inmates-love-for-math-leads-to-new-discoveries-130123 Imprisoned Murderer Solves Ancient Math Problem https://www.ancient-origins

    数学の超難問を収監中の殺人犯が解いてしまった話 - ナゾロジー
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    fumikony 2022/01/10
  • 毒入りドリンクを注ぎ分けられる「暗殺ティーポット」のトリックを解説 - ナゾロジー

    ここに一つのティーポットがあります。 中に入った飲み物を自分用と相手用に注ぎ分けます。 それを互いに飲み干したところ、自分は何の問題もありませんでしたが、相手だけが毒死しました。 コップには何の仕掛けもしていません。 さて、なぜでしょうか? その答えは、この不気味なティーポットに隠されています。 これは「暗殺者のティーポット(Assassin’s Teapot)」と呼ばれる一品で、中国で生まれたものです。 同じ注ぎ口から、違う種類の飲み物を注ぎ分けられるので、相手にだけ毒入りドリンクを飲ませられるという。 一体、どんなトリックが使われているのか、以下で見ていきましょう。

    毒入りドリンクを注ぎ分けられる「暗殺ティーポット」のトリックを解説 - ナゾロジー
    fumikony
    fumikony 2021/12/20
  • 腸は第2の脳ではなく、むしろ「脳の方が腸から生まれた」と判明! - ナゾロジー

    ニューロンの起源は腸のようです。 ドイツにあるヨーロッパ分子生物学研究所(EMBL)で行われた研究によれば、脳を構成するニューロンの起源は、消化システムの制御を行う細胞であった可能性が高い、とのこと。 近年では腸にもニューロンがあり、脳との関係の深さから「腸は第2の脳」と言われるようになりましたが、逆でした。 研究によれば、ニューロンの原形となる細胞は最初に消化システムで誕生し、後に脳に転用されるようになったようです。 つまり順番にこだわるならば、腸は第2の脳ではなくむしろ、脳が第2の腸ということになります。 しかし、研究者たちはこの常識を引っくり返すような結論を、いかにして導き出したのでしょうか? 研究内容の詳細は11月4日に『Science』に掲載されました。

    腸は第2の脳ではなく、むしろ「脳の方が腸から生まれた」と判明! - ナゾロジー
  • 世界初、日本が「人工光合成によるクリーンな水素」の製造実験に成功 - ナゾロジー

    CO2を排出しない次世代エネルギーとして、燃料電池などに利用される水素が注目されています。 しかし現状の大規模な水素製造法はCO2を排出するため、温室効果ガスの削減においてはあまり意味がありません。 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は、太陽光エネルギーを利用した光触媒によって水を分解することで、クリーンな方法で水素を生成・回収する実証実験に世界で初めて成功したと報告しています。 このシステムは効率は悪いものの、太陽電池による電気分解よりも設計がはるかに単純で安価なため、広く社会に実装することに適しているとのこと。 この研究には、東京大学、富士フイルム(株)、TOTO(株)、三菱ケミカル(株)、信州大学、明治大学が参加しており、詳細は科学雑誌『nature』に8月25日付で掲載されています。

    世界初、日本が「人工光合成によるクリーンな水素」の製造実験に成功 - ナゾロジー
  • 練習中ではなく「頻繁な休憩」がスキルを上達させると判明 - ナゾロジー

    上達したいなら頻繁に休んだほうがいいかもしれません。 2021年にアメリカの国立衛生研究所(NINDS)の研究チームは、ピアノのような新しいスキルを習得する練習では、頻繁な休憩を行う方が効果的な上達ができるという研究結果を報告しました。 またこの研究では、スキルの上達は練習中には起こらず、休憩中にのみ発生することが示されています。 新しい技術を習得しようとすると、私たちの脳内ではどのようなことが起こっているのでしょうか? この研究にかんする論文は、2021年6月8日付で科学雑誌『Cell Reports』に掲載されています。

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  • 「第3の親指」を追加された時に脳は柔軟な対応ができる - ナゾロジー

    腕が1増えたら便利かもなんて想像をすることはありますか? もしそんな事が実現できたとして、新しい体の部位はどうやって制御したらいいのでしょう? SF作品では、電脳化なんて方法も登場しますが、どうやら指を一加えるだけなら人間の脳はそのままでも対応可能なようです。 5月19日に科学雑誌『Science Robotics』に掲載された新しい研究は、手の小指の外側に新たな「第3の親指」を追加するデバイスを開発し、その制御に脳が対応できるかを調査しました。 すると驚いたことに参加者は皆、短期間の訓練でこの「第3の親指」を自在に操作できるようになったのです。 ただ、デバイスを外すと今度は脳が混乱しました。 人間の体の拡張は、脳にどんな影響を与えるのでしょうか?

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  • 天才発明家ニコラ・テスラが生み出した「水を制御するテスラバルブ」に新機能が見つかる - ナゾロジー

    エジソンと電力戦争を繰り広げたことでも有名な科学者ニコラ・テスラ。 彼は100年前に、可動部品を利用せずに形状だけで流体の方向を制御する独創的なバルブの特許を取得しています。 ニューヨーク大学の研究チームは、これまで格的な研究がされていなかった、この通称「テスラバルブ」の流体力学を徹底調査し、これまで知られていなかった新しい機能や現代でも通用する有用性を明らかにしたと報告しています。 天才テスラの発想は、100年を経てもまだ完全に理解されていなかったのかもしれません。 この研究の詳細は、科学雑誌『Nature Communications』で5月17日に公開されています。

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    fumikony
    fumikony 2021/05/19
  • 生まれた赤ちゃんの遺伝子を「ウイルスで書き換え」命を救うことに成功 - ナゾロジー

    遺伝子を書き換える「遺伝子治療」で幼い命が救われました。 5月11日に『New England Journal of Medicine』に掲載された論文によれば、免疫系を持たないという致命的な疾患をかかえて生まれてきた50人の赤ちゃんに対して、遺伝子を書き換える「遺伝子治療」を行った結果、98%(48人)の治療に成功したとのこと。 遺伝子のエラーが原因の遺伝性の病気の場合、これまでは生涯にわたる投薬治療が必要となっていましたが、問題である遺伝子そのものを書き換えることで、根的な治療が可能になったのです。 しかし、研究者たちはいったいどんな方法で、赤ちゃんの遺伝子を編集したのでしょうか?

    生まれた赤ちゃんの遺伝子を「ウイルスで書き換え」命を救うことに成功 - ナゾロジー
    fumikony
    fumikony 2021/05/15
  • 人工臓器を組み合わせた「疑似人体」により脳と腸の密接な関連が明らかに - ナゾロジー

    脳にとって体は単に支配下にある道具ではないようです。 1月29日に『Science Advances』に掲載された論文によると、人工培養された脳、肝臓、腸、結腸を繋ぎ合わせた疑似的な人体を用いることで、脳と体の強固な関係性を発見したとのこと。 培養脳は他の培養臓器と血液的なつながりを持つことで、はじめて生きている人間の脳の働きに近づけることが示されました。 また、培養臓器を連結する技術そのものは、将来の研究や創薬において人体実験に代わる強力なツールになると期待されています。 生物学の最先端でおこなわれている人体実験とは、いったいどんなものなのでしょうか?

    人工臓器を組み合わせた「疑似人体」により脳と腸の密接な関連が明らかに - ナゾロジー