週のスタート、今週もこのタイトルからスタートしたい。 先般、「仏語圏アフリカを知るためのメディア」について述べた。 私は、アフリカを新たに志す後輩たちに、不定期に『アフリカ概論』、『アフリカで働くための仏語速習法』といったガイダンスを開いている。 そこで配布するハンドアウトに、メディアについて述べている部分がある。ちょうど前回の補足になる内容であるので、そのまま引用する形でご紹介したい。 (アフリカ地元メディアとの付き合い方) アフリカの地元メディアは、一般に非常に読みずらいです。フランス語の表現の問題もありますが(特に新聞)、コンテクスト、現地語の多様(特にラジオ)などにも起因します。また中立的、体系的な報道を行っているメディアはほとんどありません。 他方、現地でどんなことが話題になっており、どのように論評されているかは、現地紙でしか知りえません。いずれにせよ欠かせない有用な媒体ですので
これまで私は欧州、特にイギリスの高学歴層の間ででいかに「リベラリズム/liberalism」が根強いかということを伝えてきた。イギリスの若者のEU離脱に対する反応や、「人種差別」に関するタブーなど、例を挙げれば枚挙に暇がない。 実際、北米を含む「欧米」に於ける「言論の自由」をめぐる状況は大変厳しいと言わざるを得ない。事実上、圧倒的なメディア・アカデミック双方の権力を笠に着ているリベラル派が少しでも「右寄り」な、特に「性差別的」あるいは「人種差別的」な意見を悉く圧殺しているのが現状だ。 「グーグル」などの王手検索エンジンをはじめ、YoutubeやFacebook、Twitterに至るまで、英語メディアにおける「言葉狩り」は驚くほど苛烈だ。 例えば、英語圏ではそこそこ有名なユーチューバのAtheism is Unstoppable (AIU)は、その名が示す通り元々「反宗教」をテーゼとし、 “
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く