ハマスによる大規模ロケット攻撃と越境攻撃の背後に、イスラエルの抹殺を目標に掲げ、長年、軍事、経済両面で過激派組織ハマスを支援し続けてきたイランがいることは確実だとされているが、果たしてプーチン大統領のロシアはこの紛争激化に関与しているのだろうか。 もともとはイスラエルに近いとされていたプーチン大統領だが、今回の紛争では、ハマスの背後にその影が見え隠れするという指摘が出ている。 ちなみにハマスの大規模攻撃が始まった10月7日はプーチン大統領の71歳の誕生日だった。ウクライナのメディアでは、プーチン大統領の誕生日に合わせてロシア軍の将軍や情報機関の高官たちが、想定外の戦果をプレゼントとして用意しているのではないか、と言われていた。このハマスの越境攻撃が果たしてそのプレゼントだったのだろうか。 (元テレビ朝日モスクワ支局長 武隈喜一) ■長年の友人だったはずが… イスラエルのネタニヤフ首相は、こ
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