私たちの身近にある水辺の魅力を美しい映像でお届けし、高知の「みず」のキラリと光る部分を視聴者のみなさんとともに掘り下げていく「キラリ・みず・こうち」。 今回は水深200メートル以上の深海が陸地のすぐ近くにある高知県室戸市の深海生物ハンターについてです。水族館でも人気の展示になっている深海生物をとる深海生物ハンターの漁に密着しました。 (高知放送局 岩崎温カメラマン) 室戸の深海とは 高知県東部の室戸市は陸地から2キロほどの沖合に、水深200メートル以上のいわゆる深海が広がる世界的にも珍しい場所です。 深海が陸地のすぐ近くに 深海は陸上の何十倍もの水圧がかかり、冷たく、光が届かない過酷な環境です。そして、この環境に適合した生き物たちだけが生息できる未知の世界です。 高圧と低温、そして暗やみの世界 深海の生物たち エサが乏しい深海では、生物は生き抜くために体の形や色を独自に進化させています。わ