2017 - 05 - 17 【読書感想】「アイヌと縄文」 活字本 活字本-新書 活字本-歴史 アイヌこそが縄文人の正統な末裔であることが、最近のさまざまな研究や調査で明らかになっている。平地人となることを拒否し、北海道という山中にとどまって縄文の習俗を最後まで守り通したアイヌの人びと、その文化を見ていけば、日本列島人の原郷の思想が明らかになるにちがいない。交易、祭祀、葬制、遺跡とその遺物、言語などの多方面にわたる最新のアイヌ研究を総合し、弥生文化を選択した現代日本人にとって、ありえたかもしれないもうひとつの歴史を叙述する野心的試み。 Amazon内容紹介より 先日読んだばかりの「 アイヌ学入門 」がとても興味深く、アイヌのことについて何も知らないなあ、ということを実感しまくりであったので、著者の次の著作である本書も読んでみることにしました。鉄は熱いうちに打て、とは言いますが、適切に打たな