タグ

ブックマーク / ictj-report.joho.or.jp (3)

  • 特集「反対意見封じる社会 中国・香港情勢から 学ぶべきことは?」

    「香港国家安全維持法」の施行から1年が過ぎた。声を上げてきた人たちが逮捕されるなど、言論統制が強まっている。香港や中国の情勢から、日の私たちは何を学べるのか。 「国安法」という「劇薬」 香港は1997年にイギリスから中国に返還されました。香港では返還が決まってから、選挙制度の改革などが行われました。1国2制度の下、人々は自分たちのやり方で民主主義を実現していこうという期待を抱いていました。しかし、中国の影響力が大きくなるにつれ、それが難しくなってきました。自分たちの追い求める社会を実現できないかもしれない。さらには、今まで当たり前のように享受してきた自由が奪われてしまうかもしれない。香港の人たちは危機意識を高めていました。 2014年の「雨傘運動」は、そうした流れの中で起きました。愛国的な教育制度を導入しようとする当局に対し若者たちが声を上げ、民主的な選挙制度の導入を求めました。 201

    特集「反対意見封じる社会 中国・香港情勢から 学ぶべきことは?」
  • 特集「「男の絆」から生まれるセクハラ 「ホモソーシャル」を知っていますか」

    男性が男性に対して行うセクハラもある。その背景には、男性だけで公的な社会を独占しようとする「ホモソーシャルな社会」のあり方がある。女性に対するセクハラとのかかわりなどについて聞いた。 前川 直哉 福島大学総合教育研究センター 特任准教授 まえかわ なおや 灘中学校・高等学校教諭などを経て現職。ダイバーシティふくしま共同代表。著書に『男の絆─明治の学生からボーイズ・ラブまで』(筑摩書房)、『〈男性同性愛者〉の社会史─アイデンティティの受容/クローゼットへの解放』(作品社)など ─男性から男性に対するセクハラとは? 同性愛的なセクハラが一般的にイメージされやすいでしょう。例えば、男性が同性に対して権力関係を利用して関係を迫るケース。被害者が男性であることから、女性とは異なる被害の訴えづらさがあります。 もう一つは、ホモソーシャルなセクハラというものがあります。これは同性愛的なセクハラとは異なり

    特集「「男の絆」から生まれるセクハラ 「ホモソーシャル」を知っていますか」
  • 特集「安さ優先が翻訳にも悪影響 発注者側の品質意識が低下」

    機械翻訳の登場などで翻訳という仕事の発注単価が下がっている。一方で、翻訳の品質低下という問題も生じている。翻訳者の高橋さきのさんに現状を聞いた。 大量発注が生む低価格化 翻訳には、書籍などを訳す出版翻訳と、産業の現場で生じる文章を訳す産業翻訳がある。出版翻訳者の収入は、近年一冊あたりの印刷部数が減ったため激減しているが、産業翻訳の状況も厳しい。両方を手掛ける高橋さきのさんに、主に産業翻訳の現状について聞いた。 個人請負の翻訳者が仕事を受注する場合、ルートは主に二つある。大である「ソースクライアント」から直接受注する場合と、「エージェント(翻訳会社)」経由で受注する場合だ。 「エージェント」は、「ソースクライアント」で発生した仕事を自社の社員や社外の翻訳者に割り振るいわば一次請負のような企業で、その規模は、一人企業から上場企業までまちまちだという。 高橋さんは、近年の翻訳業界の変化をこう指

    特集「安さ優先が翻訳にも悪影響 発注者側の品質意識が低下」
  • 1