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ブックマーク / crd.ndl.go.jp (8)

  • 「てふ」と書いてなぜ「ちょう」と読むのか知りたい。 | レファレンス協同データベース

    調査した結果、もともと「てふ」は「ちょう」とは読まなかったことが判明した。 調査した資料に書かれていたことをまとめると次の通り。 ・昆虫の蝶は、昔は和語の「カハヒラコ」と呼称されていたが、平安時代、外来語の呼称「tiep」に取って代わられた。 この発音「tiep」をそのまま文字に書き写したものが「てふ」だった。 ・この発音「tiep」は、時代を下るにつれて変化していく。 具体的には、平安中期以降から鎌倉時代にかけて「てう」に変化し、 江戸時代までには「ちょお」と発音するようになった。 ・ところが「てふ」という表記だけは変わらずに「てふ」のまま残り続けた。 このずれのために、「てふ」と書いて「ちょう」と読むようになった。 〇調査した資料 ・『国語科図説:図説全集』(石井 庄司/編著 岩崎書店 1960) p.238-239「歴史的かなづかいは、われわれ現代人の発音を写し書くには、まことに不便

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  • タンポポの茎を折ると白い液体が出るが,それの成分が知りたい。 | レファレンス協同データベース

    タンポポの成分であれば,自館所蔵資料に,記載されたものがあった。 白い液体(乳液)自体の詳しい成分の記載が見つからなかったが,含まれるいくつかの成分がわかった。 1.ゴム質 2.イヌリン 3.タラキサステロール 植物図鑑より,薬草・材としてのタンポポの資料に,「タンポポの成分」として記載あり。 『カラー版薬草図鑑』家の光協会(p160~161):薬効として根や葉に含まれる成分が記載されている。 『うまい雑草,ヤバイ野草』ソフトバンククリエイティブ(p110):代表的な成分の記載あり。 『地域材大百科 第4巻』農産漁村文化協会(p268~269):栄養成分の特徴と機能性成分のきさいがあり,タンポポ葉の成分の表がある。 『科学大好き実験・観察シリーズ1 植物の科学』星の環会(p10):根とともにイヌリンが含まれるとの記載あり。 『タンポポ観察事典』偕成社(p37):「タンポポの白い乳液」と

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  • 昔から小学生の道徳の教材として使われているという「お母さんへのせいきゅう書」というお話の出典を調べる | レファレンス協同データベース

    調べ方作成日 2012年05月28日 登録日時 2012/05/28 08:05 更新日時 2018/12/07 09:18 (1)インターネットで確認できた出典と思われる情報 ・Children's story-sermons (1911) http://archive.org/details/childrensstory00kerr ※p.30に元になったと思われるお話あり。 ・What Bradley owed http://archive.org/stream/childrensstory00kerr#page/30/mode/2up (2)探索プロセス ①Googleで次のような情報を確認。 ・グルエンベルク作の「お母さんの請求書」 ・ブラッドレーのせいきゅう書 ・牧師ヒュー・テーケル博士の出典で「ブラッドレーの請求書」・・・ ・出典は「牧師ヒューテーケルの児童説教」・・・ ・出

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    fumirui
    fumirui 2018/04/24
  • 歴史上の「~の乱」「~の役」「~の変」がどのようにして使い分けられたのか知りたい。 | レファレンス協同データベース

    使い分けについて調査したところ、ある程度の使い分けはなされているものの厳密な使い分けはされていないようです。例えば一つの歴史事象に対して「承久の乱」あるいは「承久の変」と二種類の表記がされている場合などがあります。 【図書】 『武士世界の序幕』(安田元久/著 吉川弘文館 1982.10) 「歴史事象の呼称」(p.298-304)と題する一文が収録されており、「乱」と「変」についての記述があります。 「乱と変の意味について」は「乱とは、「世の乱れ」「戦乱」「大規模な政治的混乱=内乱」などをいう。そして変とは、「凶変」「変化」「小規模な政治変革」、あるいは倫理的・道徳的批判の上にたったところの「あり得べからざる変事」などを意味する」と書かれています。 また「日史上の諸事象に対する適用例」として4件に分けての記述があります。 1.「政治権力に対する武力による犯行―とくに鎮圧場合が多い―」として

    歴史上の「~の乱」「~の役」「~の変」がどのようにして使い分けられたのか知りたい。 | レファレンス協同データベース
  • 人工(合成)エメラルドと人工オパールの詳しい作り方(合成方法ごとの成分、量など)を調べています。 | レファレンス協同データベース

    ご照会の事項について、NDL-OPAC(http://opac.ndl.go.jp/index.html)を「結晶学」や「宝石」などの件名で検索してヒットした資料を調査しました。調査した資料のうち、エメラルドやオパールの合成法に関する記述があったものをご紹介します。 ※【 】内は当館請求記号です。 (1)『結晶成長ハンドブック』(共立出版 1995.9 【MC2-G1】) pp.636-639にエメラルドの合成法が紹介されています。エメラルドは、フラックス法、水熱法、ベルヌーイ法などの手法を用いて合成できることや、エメラルドは合成過程で割れ目や残留歪みなどの問題が生じやすいこと、これを解決する上での技術的な問題点などが指摘されています。 また、p.640にオパールの合成法が紹介されています。オパールの合成のためには「目的の大きさの粒の揃ったシリカ球を作る」、「最密充填構造に並べる」、「構造

    人工(合成)エメラルドと人工オパールの詳しい作り方(合成方法ごとの成分、量など)を調べています。 | レファレンス協同データベース
    fumirui
    fumirui 2017/07/01
  • 色紙は「色」「紙」と書くのになぜ白いのか。 | レファレンス協同データベース

    色紙はもとは染紙を意味した。和歌などを書くようになり一定の大きさに断たれるようになってからは「白き色紙」(源氏物語)という言葉も生まれるようになった。平安時代中期から鎌倉時代にかけて、屏風、障子にかかれた風景画などの上方に、その風景にちなむ和歌を書いた色紙をはり、絵にはあらわれない余情をそえる事が盛んに行なわれ、このように用いられた色紙を「色紙形」(しきしがた)と呼んだ。現在用いられている色紙はこの色紙形から生まれたと考えられる。

    色紙は「色」「紙」と書くのになぜ白いのか。 | レファレンス協同データベース
  • 第二次世界大戦中に、ワインからできる酒石酸が、潜水艦や魚雷を探知するレーダーに使用されたことから、山... | レファレンス協同データベース

    『ぶどう酒物語』(山梨日日新聞社 1978年)、『山梨のワイン発達史:勝沼ワインの100年の歩み』(上野晴朗著 勝沼町 1977年)、『勝沼町誌』(勝沼町誌刊行委員会編 勝沼町 1962年)などに関連の記述がある。詳細については、照会資料をご確認ください。 1.山梨県のワインの歴史に関する図書を調査。 ・『ぶどう酒物語』(山梨日日新聞社 1978年)→p135-138「ブドウは兵器だ」、p138-140「全国から酒石の結晶体」の項。 ・『山梨のワイン発達史:勝沼ワインの100年の歩み』(上野晴朗著 勝沼町 1977年)→p246-252「酒石酸カリウム・ナトリウムの生産」の項。 2.『勝沼町誌』(勝沼町誌刊行委員会編 勝沼町 1962年)を確認。第7章「葡萄酒製造と葡萄加工品の歴史」の「昭和初期より第二次世界大戦による業界の統合と酒石酸採取時代」の項に関連の記述あり。 3.その他 ・『山梨

    第二次世界大戦中に、ワインからできる酒石酸が、潜水艦や魚雷を探知するレーダーに使用されたことから、山... | レファレンス協同データベース
  • 「夏の七草」があると聞いたのだが、どのようなものか。 | レファレンス協同データベース

    春の七草,秋の七草ほど有名ではありませんが、確かに「夏の七草」が存在します。 いくつかのパターンがあり、当館で確実に由来まで確認できたものは次のものです。 1.アカザ 2.イノコズチ 3.ヒユ 4.スベリヒユ 5.シロツメクサ 6.ヒメジョオン 7.ツユクサ これは第二次世界大戦中、日学術振興会学術部・野生植物活用研究小委員会が選定した夏の七草です。 選定の由来について、『私の植物散歩』(木村陽二郎/著 筑摩書房 1987)には次の記載があります。(p77) 「(前略)第二次世界大戦も終わりに近づいた昭和二十年六月二十日発行の『週報』(四四七・八号)に「新選・夏の七草」というタイトルで、はじめて夏の七草が発表されている。(中略) 「夏の七草」というのも風流なものではなく、アカザ、イノコズチ、ヒユ、スベリヒユ、シロツメクサ、ヒメジョオン、ツユクサといった、焼跡にもたくましく生える べられ

    「夏の七草」があると聞いたのだが、どのようなものか。 | レファレンス協同データベース
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