ロシア軍が撤退したウクライナ北東部の防衛を担当する予備役中尉は「祖国を守りたり」という強い愛国心を持っているが、同僚の中には軍の腐敗に嫌気が差して「辞める寸前のものがいる」とTimes紙に語った。 参考:Corruption leaves Ukrainian reserves without weapons and supplies 今は不正な手段で利益を得ようと考えるウクライナ人が極少数であることを祈るしかないウクライナの国防部門における腐敗や不正は非常に有名で、国際関係の分析と評価を行うModern Diplomacyも「この国の政治家にとって軍需物資の横流しは簡単に稼げる収入源でしかなく、政権が交代しても脈々と受け継がれてきた悪習の一つだ。せっかく国防予算を増額(GDP比:2012年/1.6%→2020年/4.1%)してもウクライナ軍の強化に直結しておらず、欧米からの軍事援助も気がつ
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