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ブックマーク / kusanomido.com (3)

  • 「らんまん」牧野富太郎の死後 ~残された未整理標本40万枚の整理に60年 - 草の実堂

    そもそも植物標とは、どのようなものなのでしょうか? 標作りには、 1.植物を採集し、新聞紙に挟んで乾燥させる 2.採集地や採集年月日、採集者などの情報を記入したラベルを作成し、植物と新聞の間に挟む 3.乾燥させた植物とラベルを、台紙にテープなどで貼る といった工程が必要となり、完全な植物標とは乾燥した植物を台紙に貼り、採集地、採取者名などのデータを記載したラベルをつけた形態で保管されているものをいいます。 1.と2.は、植物を採集した人が行う必要があり、3.の作業は台紙に貼るだけですむので、採集者以外の人でも行える作業です。 特に2.の採集地や日付などの詳細なデータは、採集した人にしか分からない情報であり、ラベルは標の命といえます。 牧野富太郎は、標の整理をほとんどしませんでした。 彼が行ったのは植物を新聞紙に挟んで乾燥させるところまで。自宅に保管されていた標にはラベルがな

    「らんまん」牧野富太郎の死後 ~残された未整理標本40万枚の整理に60年 - 草の実堂
  • 4250年前(青銅器時代)の女性・アヴァ ~その生と死の謎に迫る - 草の実堂

    約30年前、スコットランド土北端の人里離れた場所で、約4,250年前の若い女性の遺骨が発見された。 そして今、さまざまな科学的手法によって、彼女の生と死の謎が解明されつつある。 女性の名は「アヴァ(Ava)」と名付けられた。 アヴァが発見されたアチャバニック(Achavanich)は、スコットランドの北東部、ハイランド地方のケイスネス地域に位置している。 アヴァは約4,000年以上も前に、スコットランドの青銅器時代で暮らしていたとされる女性で、顔の再現画像が公開されるとすぐに大きな反響が起こった。 大きな反響があった理由は顔だけではなく、スコットランドの考古学において、長らく信じられてきたことが覆されたからである。 この記事では、アヴァの生と死の謎に迫る研究内容について説明していく。

    4250年前(青銅器時代)の女性・アヴァ ~その生と死の謎に迫る - 草の実堂
  • 日本vsアイヌ…という単純な話ではない?「シャクシャインの戦い」について解説 - 草の実堂

    江戸時代 日vsアイヌ…という単純な話ではない?「シャクシャインの戦い」について解説 江戸時代 アイヌ, 北海道, 松前藩 コメント: 1 投稿者: 草の実堂編集部 2022/2/10 現在の北海道が日人による統治を迎えたのは日歴史の中で見れば比較的最近のことで、1885年(明治18年)のことである。 それまでは、日人(和人)は「松前藩」にとどまり、また外の藩からは交易という形で現地の人々「アイヌ」と関わりを持ってきた。しかし、交易は双方の利害に関わることであり、片方が損失を被るような交易はもう一方への敵対心を煽ることになる。そしてそれがこじれれば戦争に至ることもある。 比較的文明の進んだ国が、自己の勢力下にない場所で現地住民と「交易」という名の不平等な取引を持ちかけ、最終的にその地を支配するというやり方は人類の長い歴史においていくらでもその事例が挙げられる。 今回は、北海道に住

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