難民の受け入れに積極的だったオーストラリアが、「オーストラリアの土地は踏ませない!」との強い意志を示す【ストップ・ザ・ボート】政策へと変換するのにどれだけの人命が失われたかご存じでしょうか。 今にも沈みそうな船でやってきてオーストラリア近海で亡くなった人たちの数は600人とも1000人ともいわれています。しかしこの数にはオーストラリアの沿岸警備隊に見つけらる前に沈んでしまった人は含まれておらず、正確な犠牲者の数は分かりません。 そして国内の難民収容所で亡くなった人の数は27名(2012年時点)その後難民は豪州国内ではなくナウル共和国に作られた収容所に送られ、劣悪な環境なため自殺者を含め死亡者は増え続けています。 何故難民申請者はボートでやって来るのかと言えば、そこに大きな抜け穴があったから。 抜け穴と言うとオーストラリアが難民を拒絶しているかと言うと、決してそうではありません。むしろ年間平