一時期、高齢者には席を譲ろう運動的な何かが盛んに取り沙汰されたことがある。 僕の場合も、その時期、高齢者に席を譲ったことがあったのだが、最近ではほとんどしなくなってしまった。 もちろん、それは褒められた行為じゃないことは分かってるし、今でも高齢者が目の前にいると譲らないといけないとは思う。でも結局「どうぞ」の一言が言い出せないでそのまま座り続けてしまうことが多い。罪悪感みたいなもので、顔を下に向けてひたすら本を読んでるように見せながらね。 席を譲らなくなったのには ・譲ろうとしても、断られることが何度もあった ということが多分大きく関係している。善意から出た行為を拒絶されるのは少し辛い。最近、電車に乗っても、席を譲る人をあまり見かけないのもこのせいなのかとは思う。 僕の場合も、妊婦の方などが目の前に居ると、気兼ねなく譲ることが出来る。そういう人が断ることはほとんどないからだ。 だが高齢者の
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