「勉強が苦手!」という英語ネイティブの子どもに共通するのが「本への抵抗感が強いこと」 castillodominici-iStock <英語ネイティブの勉強嫌いの子も日本人の英語学習も、苦手を感じる原因は同じ。英語への抵抗感を減らすために、教育のスタート時に出来ることがある> アメリカの子どもたちは小学1年生になると、毎日短い本を1冊読むこと、あるいは20〜30分間の読書をすることが宿題として義務づけられます。なぜ文字を習い始めたばかりの子どもに大量の読書を要求するのかというと、多読によって「リーディングフルエンシー/読みの流暢さ」を身につけることが、子どもの学力向上に直結するからです。 読書啓蒙活動を行うThe Children's Reading Foundationによると、全米の学校カリキュラムの「85%以上」は「読むこと」で構成されているそうです。つまり小学校低学年の時期に本を早