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ブックマーク / cookiescene.jp (3)

  • マイ・ブラッディ・ヴァレンタイン - COOKIE SCENE

    MY BLOODY VALENTINE 全部がただひとつの音に聞こえるような レコードを作りたいと思っていた その後の音楽の流れを完全に変えてしまったアルバムというのは、もちろんいくつか存在する。マイ・ブラッディ・ヴァレンタインというバンドが1991年にリリースしたアルバム『Loveless』も、あきらかにそのひとつだ。 決してバカ売れしたものではない。マイ・ブラッディ・ヴァレンタインは、いわゆるロック・スターでもない。だがその一方で、カルト的ステイタスに甘んじる「仙人的」なやつらでもない。ただ、1991年以来まったく新作アルバムを発表していない彼らが、そんなふうに見られる傾向があることもたしかなのだが(笑)。 ここ数年「出る出る」と言われていながら、なかなかリリースされなかった『Loveless』のリマスター盤が、この2012年5月、とうとう世に出た。それは、ある種の音楽ファンにとって重

  • 穂高亜希子『みずいろ』 (F.M.N. SOUND FACTORY)  - COOKIE SCENE

  • JOSEPHINE FOSTER & THE VICTOR HERRERO BAND『Ando Jaleo / Perlas』(Windbell / Fire) - COOKIE SCENE

    JOSEPHINE FOSTER & THE VICTOR HERRERO BAND『Ando Jaleo / Perlas』(Windbell / Fire) フェデリーコ・ガルシア・ロルカは、ここ日でも人気の高いスペインの詩人/劇作家だが、1933年に訪問したブエノス・アイレスで『ドゥエンデのからくりと理論』という講演を行なった。そもそも、「ドゥエンデ」とは、"dueno de casa"というフレーズが省略されたものであり、想像上の精霊としての意味に加え、定義的には曖昧な部分も振れるが、スペイン南部のアンダルシーアにおける「神秘的ながら、どうとも言いがたい魅力」というものでもあり、具象的には歌、舞踏、芸術を指す際の言葉と捉える視角でも良いと思う。ロルカは当該講演で、ドゥエンデについて言及した。あらゆる芸術にドゥエンデは宿ることが可能だが、もっとも広く宿るのは、当然のこと、音楽であり

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