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ブックマーク / happano.sub.jp (1)

  • review22(誰のものでもないバッハ。高橋悠治の弾くゴルトベルク変奏曲 )

    ヨハン・セバスチャン・バッハ「ゴルトベルク変奏曲」(ピアノ演奏:高橋悠治) 2004年11月17日 CD(エイベックス・クラシックス) ゴルトベルク変奏曲といえばグレン・グールド。という傾向が、普段クラシック音楽をそれほど聴かない聴取者を中心に、ここ20年くらいの日であるらしい、ということに最近気がついた。音楽系ではない雑誌(ファッション誌など)で、グールドの演奏を絶賛している記事に何回か出会っている。わたし自身、バッハのこの楽曲を最初に聴いたのはグールドの演奏であった。そのときの印象が鮮烈だったこともよく覚えている。 ゴルトベルク変奏曲(「ゴールドベルク」など様々なカタカナ化があるようだが、原語はドイツ語Goldberg。もし英語読みするなら、ゴールドバーグとなるのではないか)は、バッハの晩年の作品で、ピアノの前身である鍵盤楽器(ハープシコードのような)のために書かれた音楽である。短

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