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ブックマーク / kotobanoie.seesaa.net (1)

  • 「ことよさし」されている仕事 ~前田英樹『日本人の信仰心』を読んで~: 断想 ・・アントロポゾフィーに学びつつ・・

    わたしたちはめいめい仕事を持っている。 その仕事というものが、機械によってではなく、その人その人によってからだとこころを総動員させながら数限りない反復を通してなされる時、その反復は極めて微妙で繊細ながらも確かな手応えというものを人に授ける。 それは、仕事という「もの」のなかにその人が入りこんで、共に呼吸をするような具合とも言える。 その時、自身のこころが静まり、清まり、深まっていることにも気づく。 そして、そのようなこころのありようによって喜びと感謝と共に初めて見えてくるもの・ヴィジョンがあることをも知っている。 それをわたしたち日人は、神として捉えてきた。 前田氏はこので、幾人かの先人たちの仕事を通して、そのことの内実を観ようとしている。 保田與重郎、小林秀雄、柳宗悦、柳田國男、居宣長・・・ その先人たちはいずれも、「もの」のなかに入り込むことによって仕事をした人たちである。 彼ら

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