タグ

ブックマーク / note.com/coffeemind (7)

  • 「楽しい」を伝えることのむずかしさ - コーヒーもう一杯 vol.34 イベントレポートに寄せて|珈琲マインド

    30回以上も一つのイベントを続けると、一つの"型"が出来上がる。 「芳醇な香り立つコーヒーのような、ほっこりとしてちょっぴりほろ苦い、琥珀色の名曲の数々を味わいませんか?」 そういう長いキャッチコピーを掲げ、名古屋で活躍するシンガーソングライター・アジマカズキと意気投合するかたちで始めた「コーヒーもう一杯」も、コンピレーション・アルバムの制作を経て、そこに参加したバンドやミュージシャンがそのまま"馴染の"出演者となって(解散してしまったり活動が途絶えたグループもいるけど)これまで続けてきた。 とはいえ、僕は何かする時には「常に新しいことがしたい」という信念があり、「コーヒーもう一杯」もそれは例外ではなく企画ごとにそのカラーを少しづつでも更新していきたい、と考えている。 これまで大抵のブッキングでは、"馴染の"ミュージシャン2~3組に県外ミュージシャン1組、といった具合に、イベントの安定感を

    「楽しい」を伝えることのむずかしさ - コーヒーもう一杯 vol.34 イベントレポートに寄せて|珈琲マインド
  • Menow・matatapia・muui、そしてファイルアンダーレコーズ|珈琲マインド

    ハロウィン近づく10月20日(日)の「コーヒーもう一杯 vol.34」 Menow に muui、そして静岡の3人組ポップ・ユニット matatapia からヴォーカリスト・百瀬歌鈴を迎えた今回は、このイベントのいつもの雰囲気からガラリと変えてみた。 今回の3組ともアコースティックな弾き語りが主体だが、ルーツ系・カントリー系な普段の「コーヒーもう一杯」の雰囲気と異なり、ニューウェーブやネオアコな感触の3組でのブッキングとなる。 僕がイベントをするとき、根底にある考え方は「ささやかでも常に新しいことがしたい」というものであり、今回はそれが特に強く出たかたちになった訳だ。 (なので、今回は集客に苦労している 苦笑) それでは、簡単ながら今回の出演者の紹介を。 Menow名古屋を拠点に活動する、スロウコア~エクスペリメンタル・フォークを志向する Yukiya Kato とまつおまいこによる男女

    Menow・matatapia・muui、そしてファイルアンダーレコーズ|珈琲マインド
  • 【イベントレポート】 コーヒーもう一杯 vol.31 at ROLLING MAN|珈琲マインド

    先日の2月12日の「建国記念の日」の夜に開催した、今年初の当店主催イベント『コーヒーもう一杯 vol.31』 10月の冬支度ワンマン以来、4回目ぶりに『コーヒー』のホームである伏見ローリングマンでの開催となった今回は、去年の2月の旧・ローリングマンから1年ぶりの夜イベントとなった。 それは皆のスケジュールの都合上のことだが、フタを開けるとデュオ・スタイルの3組とも腰を据えたまったりと味わい深いライブであり、冬の夜の雰囲気にぴったりの『コーヒーもう一杯』となった今回だった。 ライブ寸評他の2組がデュオと聞いて、自身もバンド(すぱっつ)のベーシスト・田祥を伴いデュオとして登場したアジマカズキはオリジナルとカバー半々で、相変わらずのちょっと自虐的なトボけたMCで会場を緩く沸かせていた。 アジマカズキ & 田祥 撮影・松波宏尚新進気鋭の京都のインディーポップ・バンド「ゴリラ祭ーズ」の古賀礼人・

    【イベントレポート】 コーヒーもう一杯 vol.31 at ROLLING MAN|珈琲マインド
  • 僕の音楽の拠り所|珈琲マインド

    確か2005年頃だったと思う。 とにかく日常は音楽中心、給料の大半をCD購入につぎ込んでいた僕は、ついに自身の音楽ホームページを立ち上げた。 その名は「音楽 Web 茶房 "珈琲マインド"」 70年代のフォークロック・バンド、銀河鉄道の曲名から名付けたそのサイト名は、現在は僕の運営するCDショップに流用させてもらっている。 そこから遡る2年ほど前に、妹が学生時代に使っていた富士通のバカでかくバカ重いデスクトップパソコンを貰い受け、僕はパソコンを始めた。 色々調べながら自宅にインターネット(ADSL!)を引き、妹の旦那の指導で Windows Me の OS をインストールして何とか稼働させたパソコンは、動作が非常に重くゲームはおろか動画の再生もままならないような、当時の Windows XP が主流の時代からみてもヒドいシロモノだったと思う。 しかし、世界中のウェブページとつながったインタ

    僕の音楽の拠り所|珈琲マインド
  • 「コーヒーもう一杯 夕暮歌集」編者セルフライナーノーツ【試聴リンクあり】|珈琲マインド

    2021年5月末、僕の主催するイベント「コーヒーもう一杯」に参加していただいたミュージシャンによる同名のコンピレーションCDを、2枚同時にリリースしました。 以前にも書きましたが、このイベント自体は70年代のジャパニーズ・ポップスを発掘・再評価する2000年初頭のリイシュー企画「喫茶ロック」シリーズに強い影響を受けて始めたものであり、ジャケット写真についても友人のカメラマンと共に実際に喫茶店へ赴いて撮影しました。 V.A「コーヒーもう一杯 夕暮歌集 〜魔法をかけさせて〜」 | 珈琲マインド powered by BASE 名古屋・新栄にて不定期開催中の、弾き語りとDJによる和みの音楽イベント『コーヒーもう一杯』の、2枚同時発売のコンピレーショ coffeemind.base.shop そのうちの1枚「夕暮歌集」は、午後3時から日が落ちるまでの時間を想定した選曲で構成しました。 発売は初夏の

    「コーヒーもう一杯 夕暮歌集」編者セルフライナーノーツ【試聴リンクあり】|珈琲マインド
  • 今日もコーヒーもう一杯。|珈琲マインド

    名古屋を拠点に精力的なライブ活動をするミュージシャン、アジマカズキ君と僕が主催する、弾き語り(だけでもないけど)とDJによる『コーヒーもう一杯』 2019年2月から大体3ヶ月くらいのペースで新栄にあるローリングマンにて不定期開催している、和みの音楽イベントです。 イベントを始めたきっかけは、アジマ君との偶然の再会でした。 2018年の秋、今池のTOKUZOにライブを観に行った帰り、何かと知り合いが贔屓にしていたローリングマンというお店に一度行ってみようと立ち寄ってみたところ、たまたまライブの出演者としてアジマ君が来ていました。 どういった経緯でお店の方(後にとてもお世話になる清美さん)と話をしたのか忘れたけど、「今日はどじょうさん(アジマ君のDJネーム)が来てるよ」というのを聞き「その名前は聞き覚えがあるな」と思って、彼に話しかけてみました。 彼とは10年ほど前にお互いの名前だけ認識してい

    今日もコーヒーもう一杯。|珈琲マインド
  • 自身の人生の充実のために、素敵な音楽を鳴らし続ける人達へ。|珈琲マインド

    去年(2020年)の2月頃、僕のバイト先で一緒に働くバンド好きの女子高生(当時)が、バンドマンについての持論を話していたので、そのことについてツイートしたところ、ちょっとバズったことがありました。 バイト先のバンド好き女子高生が「社会人バンドって嫌。バンド1でやってる人に失礼だと思います。」って言ってて、ンンーってなった。 クオリティの高い社会人バンドと、それを楽しむお客さんとでちゃんと成立してるシーンがあるのに… もう少しそのへん寛容になってもいいと思うな、おじさんは。 — のだあきら midd craft (@NodaRockinBlues) February 4, 2020 「バンドマンは音楽に身を捧げるべきであり、仕事しながらの余暇で音楽をやるなど言語道断」というあまりの極論だったため、当然ながら非難ごうごうのリプが多数届き、そのたびに「まあ若気の至りということで」と諌めたもので

    自身の人生の充実のために、素敵な音楽を鳴らし続ける人達へ。|珈琲マインド
  • 1