翻訳者として仕事をしていくには、原語(私の場合はスウェーデン語)の理解を深めること、日本語力を磨くこと、本をたくさん読むこと、調査力を上げること、これらの努力が最低限であり近道はないと断言できますが、そのほかに「意外と役立つな」と思うことはたくさんあります。中には偶然の産物も多く、たまたま接した漫画や映画に、友人との会話に、遊びに出かけた先に、そのとき取り組んでいる翻訳のヒントが隠れていた、などということはしょっちゅうです。 私は中学からキリスト教系の学校に通っていたため朝の礼拝や聖書の授業があり、当時ははっきり言ってお昼寝の時間でしたが、それでもなぜか頭に残っているキリスト教や聖書の知識は、翻訳にとても役立っています。ヨガにはまって解剖学を勉強したおかげで、人体の構造がある程度頭に入っていて翻訳の際に助かった、ということもあります。 そんなわけで、意外と役立っていること、いろいろある中の
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