「ナカムラさんって、山形出身なんですか?」……と最近よく聞かれますが、そういう訳じゃありません。2014年に開催された「みちのおくの芸術祭 山形ビエンナーレ」への参加がきっかけ。 まさか自分が、こんなにも山形へ通うようになるとは夢にも思いませんでした。山形との関わりといえば、親戚が酒田に住んでいるくらい。それが山伏の坂本大三郎さんや、東北芸工大の宮本さんと知り合ったことで大きく変わっていったのです。 山形ビエンナーレ初日のイベント「BARみちのおく」に出演し、地元のみなさんと語り合いました。テーマは「人が集まる山形のつくり方」でした。面白いことに、学生と話をしてみると、「県外で就職します。山形では、働きません」といった声が多く、とても違和感を感じました。 「なぜ?」僕の質問に誰もが「魅力を感じないから」との答え。「う〜ん」気になる。むしろ「この街でお店やってみたい!!!」そんな気持ちがむく
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