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ブックマーク / www.seventietwo.com (2)

  • 日販グループが約49億円の最終赤字 書店に並ぶ雑誌のほぼ半数が売れ残り

    取次大手の日販グループホールディングスは5月30日、2023年3月期の通期連結決算を発表した。売上高は4021億7100万円(前年比9.4%減)、営業利益は16億6100万円の赤字(前年は12億4400万円の赤字)、親会社株主に帰属する当期純利益は49億3400万円の赤字(同2億1800万円の赤字)と減収減益だった。 取次事業は、売り上げの約8割を占める日出版販売が大幅な減収減益で、赤字幅が拡大した。日出版販売の売上高は3632億9000万円(前年比9.7%減)、営業利益は39億3700万円の赤字(前年は24億2900万円の赤字)、経常利益は2期連続の赤字となる36億2900万円の赤字(同21億7700万円の赤字)だった。 商品別の売上高では、書籍、雑誌、コミックの3つのジャンルで前年から減収している。書籍は1619億1500万円(前年比11%減)、雑誌は781億6700万円(同14.

    日販グループが約49億円の最終赤字 書店に並ぶ雑誌のほぼ半数が売れ残り
  • 兵どもが夢のあと。新装大橋の「撫松庵」売却に思う

    4月27日の繊研新聞に、呉服製造卸・小売りの新装大橋が主力ブランドである「撫松庵(ぶしょうあん)」を合繊生地卸の高谷(社京都市)に、きものリサイクル事業の「ながもち屋」を染呉服製造卸の石勘(京都市)に5月1日付で売却するという記事が載っていた。新装大橋はブランド洋服のリユース会社「ヴィンテージクローズ0324」事業は継続し、不動産管理会社になるという。 恐らく60歳以下の読者には、全く関心がない記事ではないか。この「撫松庵」という1980年代に一世を風靡したブランドは、合繊で作ったトータルコーディネートの既製着物として着物業界に新風を巻き起こした。その他にもデニムきものやファッションゆかたなどの提案も大ヒットした。現在の大橋英士会長がたいへんなアイデアマンで、次々に新作を大会場においてショー形式で発表して話題になった。ファッション業界では、代々木のテントなどで150ほどのいわゆるDCブラ

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