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ブックマーク / www.td-media.net (5)

  • インプロ(即興演劇)の専門家、堀光希さんに聞いてみた UXのタテヨコナナメ vol.6 | TD

    堀さん:正直なところ僕はデザインのことはよくわからなくて。でもせっかくこうした機会をいただけたので、自分なりに考えてみたんです。ご紹介いただいた森さんをはじめとして、デザインに関わる方々からインプロ(即興演劇)を面白がってもらえることも多くて、それもなぜなんだろうと不思議でした。 僕が見つけた仮説は「UXを考えることは 『関係性』を考えること」。例えば、もののデザインを考えるときは色や形について考えるのが一般的だと思います。でもUXの視点で考え始めると、ものと人、あるいは空間と人がどう関わるかという関係性の話になる。 それはすごく演劇的な思考でもあると思います。絵画が色や線、音楽が音やリズムの芸術だとすると、演劇は関係性の芸術です。ある人とある人がいて、その人たちの間で何かが起きる。キャラクター単体ではなく、置かれた状況や不意の出会いによりそのキャラクターが色々なものとの関係性を構築してい

    インプロ(即興演劇)の専門家、堀光希さんに聞いてみた UXのタテヨコナナメ vol.6 | TD
  • 【連載】書体デザイナーが生み出す、究極の「ふつう」 vol.2 色気を出すと、文字にも色気が出てしまう | TD

    鳥海:最初に作るのは、漢字です。 漢字って画数が多いじゃないですか。仮名は画数が少ないので、線を太くしようと思えばかなり太くできます。しかしその太さに合った漢字を作ろうとすると画数が多いので作れなくなってしまうんですよ。 例えば「酬(シュウ)」という字があるでしょう。これは点を含めると、縦に10画もあるので、線が太い文字は作れない。だから、そういった画数の多い漢字から太さを決めていくんです。 太い書体を作る時はこういう画数の多い漢字を参考にしながら、どこまで太く見せるかを考えていきます。そうやって画数の多い漢字を作りつつ、「力(ちから)」など画数が少ないものの太さも、バランスを見ながら検討していきます。 字の大きさも同じですね。例えば「今(いま)」は、ひし形に収まるような形をしていますね。ひし形って、正方形の枠に収めると小さく見えるでしょう。だから何も考えずに作ると他の文字より小さく見えて

    【連載】書体デザイナーが生み出す、究極の「ふつう」 vol.2 色気を出すと、文字にも色気が出てしまう | TD
  • 【連載】書体デザイナーが生み出す、究極の「ふつう」 vol.3 明朝体が「怖い」と言われる時代 | TD

    今や、パソコン・スマートフォンを1人1台は持つ時代に。文字は紙などの印刷物だけでなく、ディスプレイ上で目にすることが多くなったと思います。そんな変化に伴って、書体業界でも変わってきたことはあるのでしょうか? 鳥海:印刷物がメインだったころと比較して、私たちが良いと思う文字を良いと思ってくれる人が少なくなってきたと感じます。文用書体の価値が分かる人も少なくなってきたな、と。 印刷を前提とした縦組み用の文用書体。普通に読めて情報がスッと入ってくる、そんな特徴のない文用書体。これらが最も大切だと私は考えてきました。なぜならそれらが明治時代以降、人々の知識や知恵を支えてきたと思うからです。それを大事にしないと書体全体が駄目になってしまうというのが、私の持論です。 しかし、今って文字を見る機会は増えたけど、ほとんどの人はLINETwitter、Facebookで表示される横組みの短い文章を読

    【連載】書体デザイナーが生み出す、究極の「ふつう」 vol.3 明朝体が「怖い」と言われる時代 | TD
  • 【連載】書体デザイナーが生み出す、究極の「ふつう」 vol.1 水のような、空気のような書体 | TD

    interview 【連載】書体デザイナーが生み出す、究極の「ふつう」 vol.1 水のような、空気のような書体 個性的で特徴のある書体ではなく「ふつう」の文用書体にこだわり、文字を作り続ける、書体設計士・鳥海修(とりのうみ・おさむ)氏へのインタビュー。その名を知らずとも、私たちは彼が手がけてきた文字を無意識のうちに使ったり読んでいたりする。第一回目は代表作である「ヒラギノ」と「游明朝」について、そして彼がこだわる「ベーシック」のつくり方について聞いた。

    【連載】書体デザイナーが生み出す、究極の「ふつう」 vol.1 水のような、空気のような書体 | TD
  • 【Sneak Preview】 書体デザイナーが生み出す、究極の「ふつう」 | TD

    TDが今回会いに行ったのは、「書体設計士」の鳥海 修(とりのうみ・おさむ)氏。現在和文だけで1100以上の書体(フォント)があるといわれているが、書体業界の第一線で「ヒラギノ」や「游シリーズ」など、多くの人に愛される文用書体を生み出しているのが鳥海氏だ。彼は個性的で特徴がある書体ではなく、「ふつう」にこだわり続けているという。来週から始まる連載に先駆け、sneak previewで、少しだけご紹介。 「ふつう」を極めた文用書体、ヒラギノ 私たちが考える以上に、書体(フォント)の影響力は大きい。良い内容なのに、フォントのせいで何となく古臭く見えたり、スッと頭に入ってこなかったり……。心を込めた文章やキャッチコピーを違和感なく読み手に届けるためには、書体が持つ力を無視できない。 今回は数ある書体の中でも「ヒラギノ」という文用書体を開発した「書体設計士」である、字游工房(じゆうこうぼう)代

    【Sneak Preview】 書体デザイナーが生み出す、究極の「ふつう」 | TD
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