動物の体はその住んでいる環境に最適な形に発達しているわけですが、それがよく見てとれるのは彼らの「手」。物をつかんだりぶらさがったりなど、働きに応じて最も適した形をしており、見ていて飽きることがありません。 詳細は以下。 The Beautiful Complexity of Animal Hands ■ゴリラ 五本の指と爪をもつなど人間のものと大きく変わらないゴリラの手。親指とそれ以外の指が手のひらをはさんでほぼ反対側につく「対置」になっており、物をつかむのに適した形をしていることで道具を使いやすくなっています。 ■メガネザル 体が小さいにもかかわらず、片目の重さが脳の重さとほぼ同じであるほど大きな目の霊長類。樹上で生活しており、長い指と鋭い爪、肉趾(にくし)と呼ばれる円盤状のふくらみのある手・足は枝からぶら下がるのに最適な形となっています。 ■ヤモリ 南極大陸を除く地球上の広い範囲に生息