いよいよソニーがネットブック「VAIO W」を発売する。同社のAtom搭載ノートと言えば、2009年1月に発売されて大人気となった「VAIO type P」が思い出されるが、今回発表された製品は、それとはまた別の製品。簡単にいえば「普通のネットブック」である。 VAIO Wシリーズは、どのようなネットブックに仕上がっているのだろうか? type Pや他のネットブックとの比較を念頭にチェックしてみよう。なお今回試用したのは試作品であるため、一部の仕様が製品と異なる。そのため、ベンチマークとして掲載したデータも、製品版と多少異なる可能性がある。 正体はネットブック版「VAIO type N」? 1366×768ドットのディスプレーで実用性大幅アップ VAIO Wを仕様面から見ると、「Atom N280を使ったネットブック」の一言である。特殊な機構も、極端な小型化もしていない。本体サイズは10.