ドイツ西部ゾーリンゲンで、3人が死亡、8人が負傷するナイフを使った殺傷事件が起きた。殺人やテロ組織に関与した疑いで8月25日に逮捕されたのは、シリア人の男性(26)だ。これを受け、ドイツでは難民への反発が強まっている。 「過激派」による犯行なのか? カタールメディア「アルジャジーラ」によると、個人情報保護法に基づき、逮捕された男はイッサ・アル・Hと特定されている。男はISIS(いわゆる「イスラム国」)のメンバーである疑いがあるという。だが、これまでドイツの治安当局から「過激派」として認識されていなかった。 なお、容疑者は2022年12月にドイツに到着したシリア人で、難民申請中だった。