今やテレビに内蔵されたハードディスクが勝手に番組を保存してくれる時代だが、かつてはビデオテープに録画するのが主流だった。間もなく、そんなビデオテープの歴史がひとつの区切りを迎えようとしている。2016年3月、ソニーがベータカセットの生産を終了するというのだ。 ビデオテープの歴史に幕が下りる 「ベータ」といわれても、今の若い世代にはまずピンと来ないだろう。テレビ番組などを録画するビデオテープには「VHS」と「ベータ(マックス)」という2つの規格があり、長らくしのぎを削ってきた。だが、2014年11月にVHSビデオテープの生産元であるVictorが生産・販売を終了。この度、残るソニーの「ベータ」もなくなるということで、いよいよビデオテープの歴史にピリオドが打たれてしまうわけだ。 DVDやハードディスクといったスマートな記録メディアに比べ、やや扱いづらいところもあったビデオテープ。デッキから取り
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