16日、総務省で電気通信事業政策部会・接続政策委員会合同ヒアリングが開催された。携帯電話や光ファイバー網などの普及を受けて、通信各社のネットワークを接続する際に、どのような規制が必要・不要か議論するため、関係各社からの意見を聞く会合となっている。 3月6日に行われた第1回会合ではNTTドコモやKDDIらが意見陳述。ドコモ・KDDIともに会合後、報道関係者向け説明会も開催して自社の主張をアピールしている。2回目となる今回は、NTT東西やソフトバンク、テレコムサービス協会、関西ブロードバンドが意見を述べた。焦点は携帯電話の接続料だが、NTT東西が進めるNGNにおける機能のアンバンドル化、NTTグループの連携についても議論の対象となった。 ■ NTT、「自社網通話の無料は接続料で原資回収できる仕組みでは」 NTTグループのうち、今回はNTT東日本・西日本がそれぞれ意見を述べたが、陳述時間の多くは