江川達也さんの漫画『日露戦争物語』が面白くって、あの時代の物語などをいくつか読んでみた。そこで知ったんだけどさ。戦争の勝敗というのは、「相手の戦艦を何隻沈めた」とか、「相手の将兵を何人やっつけた」とか、そういうことではないんだって。 戦争の勝敗で一番大事なのは、いかに有利な講和条件を引き出すかや、いかに世界に、自国の利を認めさせるかにある。たとえば日清戦争でいうと、日本は武力で中国軍を圧倒しながらも、中国側の戦略によって決着を長引かせられ苦しんだ。戦争が長引けば、漁夫の利を狙うイギリスやフランスなどが介入してきて、政治や経済の世界で不利な立場に立たされてしまう。 だから日本軍は、早く戦争を決着させるべきだった。それは、「相手の戦艦を早くたくさん沈めるべきだった」ということではなくて、政治・外交などの手段を使って素早く有利に事を納めるべきだった。子供どうしのけんかでもそうだけど、結局のところ
傷付くというのは、心が痛いってことでしょう? で、心が痛いこと自体は悪いことじゃない気がするんだよね。 たとえば孫悟空の如意輪は、孫悟空が悪さをしたり、わがままを言ったりすると、孫悟空の頭を締め付ける。孫悟空はそのたびに頭が痛くって、いまいましいと思いながら旅をしている。お釈迦さまに会って、如意輪を外してもらうための旅だ。 でも、お釈迦さまによると、如意輪は孫悟空のために、彼の頭を痛めつけるのだという。彼を苦しめる如意輪は、彼の人生をよいものにするために、お釈迦さまが授けたものだ。お釈迦さまの言うことが本当なら、如意輪による痛みや苦しみは、憎むべきものなんかじゃ全然ない。 痛くて苦しくて嫌なものだけど、それはないと困るのだ。その痛みを憎んで、亡きものにしてしまえば、孫悟空にはもっと大きな苦しみが待っている。痛みは、痛みそのものは悪ではないケースがあるということだよね。 ぼくはこれは、心の痛
うーん。ぜんぜんまとまらない。まとまらないから、そのまま貼っつけちゃうぞ。 システムの開発会社に入社して3年目のことだったかな。 異動になって新しく配属された部署に、新人?というか2年目の女の子が2人いてね。 一人はちびっこくて、何も物を知らなくて、でも機転の利くタイプ。 もう一人は、お姉さんタイプかな。でも不器用でねぇ。毎日眠い眠いって言ってた。 2人とも一応プログラマということになってたけど、まぁなんだ、頭数として数えるにはまだちょっと微妙な感じ? ちっこい子のほうはいいんだけどさぁ、お姉さんを見てるのがつらくてね。プログラミングとか仕様とかいうものに、全然興味を持てていない感じだった。 でも、これは当然だと思うんだよね。 まだ会社に入ったところで、コンピュータのこともよく知らなくて、周りの人もうまく彼女をmotivateできないんだから。 「女の子なんてそんなもんでしょ」っていうと怒
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