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ゲーム理論に関するgauquiのブックマーク (12)

  • ゲーム理論による制度分析と人生について

    MIT Technology Reviewが、最近のゲーム理論の応用的発展を紹介している。題名が「もはやゲーム理論は経済学者だけのものではない」から「制度をゲームする」に変わっている*1ぐらいなので、論点が絞り込まれているわけではないが、こんな事になっているんだと知るのには良い紹介にはなっている。 詳細は記事を参照して頂きたいのだが、かなり大雑把に紹介すると、経済学で長く培われてきたゲーム理論は二つの方向で、インターネットのネットワーク利用を最適化するプロトコルなどを含めた制度分析に応用されるようになってきているようだ。 一つは、メカニズム・デザイン的な最適な制度設計を議論するために均衡を計算する方向である。コンピューター・サイエンスを導入する事により従来は計算できなかった難解な条件のゲームの近似的な均衡が出せるようになってきている。典型的には複数財のオークションが研究されており、プレイヤ

    ゲーム理論による制度分析と人生について
  • 国際紛争と協調のゲーム| 有斐閣

    国際関係の核心的・具体的問題と事例を,ゲーム理論を用いて読み解いていく新しいタイプのテキスト。国際関係論の文脈を重視し,特定の経験的事象や謎の解明を狙いとして,ゲーム理論の基礎的概念から解説しつつ,それを応用することの醍醐味も感じられるように構成。 序 章 国際紛争と協調のゲーム ──国際関係論とゲーム理論の融合を目指して(鈴木基史・岡田章) 第1部 国際公共財と集合行為 第1章 国際協力と制度構築のゲーム理論(岡田章) 第2章 単独軍事介入と多国間連携軍事介入のゲーム(岩波由香里) 第2部 法の遵守と政治 第3章 自衛権発動通報をめぐる政治的誘因 ──援助条件と相互性(多湖淳) 第4章 遵守のパラドクス ──法化は紛争における遵守を促進するか(飯田敬輔) 第3部 民主主義と合意形成 第5章 FTA/EPA 交渉と国内改革の2 レベル・ゲーム(石黒馨) 第6章 対人地雷禁止条約形成のゲーム

    gauqui
    gauqui 2013/03/05
    よさげよさげ。これ欲しいな。
  • ブラック企業をゲーム論用語で説明してしまうと

    メンバーシップ型の社会的交換の社会的正当性がなお高く評価され、そちらにはいることが望ましいとなお社会的に意識されている状況下において、そこから排除されたまたは排除されかねないと思う者が、(実はそのような社会的交換を保障していないにもかかわらず)滅私奉公的な働きを要求する企業に惹き付けられ、自分が救済されていることの証しとして滅私奉公的に働こうとすることは、ある意味で極めて自然な反応といえます。 これはまことに皮肉なことなのですが、「正社員にならなくてはいけない」という社会的圧力が強くかかればかかるほど、その「正社員」の内実を確認するよりも、せっかくつかんだ「正社員」の身分であることを自己確認するためにも、盲目的に滅私奉公することが(主観的には)合理的になってしまいます。もちろん、それは客観的には全然合理的ではないわけですが。 その意味で、社会全体で(社会的交換が成り立っている)正社員の枠を

    ブラック企業をゲーム論用語で説明してしまうと
  • ブラック企業の存在をゲーム理論で考察する

    待遇の悪いブラック企業とは言え、そこで労働者が働いている限りは、社会的意義があると主張したところ、労働問題の専門家の濱口氏から「社会ゲーム上の非対称性が問題」だとツッコミが入った。なるほど。 完全情報で完備契約、そして摩擦無しを想定したが、例えば不完全情報を仮定するだけで、不幸にもブラック企業で労働する人々が現れる。教科書的なゲーム理論で考察してみよう。 1. ブラック企業が存在する採用・就職ゲーム まず、ゲーム木を描いてみる(ゲーム理論の詳しい説明は岡田(2011)などを参照)。 プレイヤーは企業と労働者だ。まず、企業が確率αで優良企業、1-αでブラック企業になる。次に、労働者が確率βで就職をし、1-βで就職をしないと決める。企業はα、労働者はβの値を決め、さらにαとβは相互に周知されている。しかし、実際に優良企業なのかブラック企業なのかの情報は、労働者は知る事ができない。濱口氏の言葉を

    ブラック企業の存在をゲーム理論で考察する
  • ゲーム理論は直接的には現実に応用できない - himaginary’s diary

    とイスラエルのゲーム理論の大家アリエル・ルービンシュタインがThe Browserインタビューで述べている(Mostly Economics経由)。 その内容を簡単にまとめると以下の通り。 ゲーム理論というネーミングで、フォン・ノイマンは数学だけではなく広報宣伝での天才ぶりを発揮した。そのネーミングにより、何か単純なものが経済危機や核抑止力政策といった複雑な状況に応用できるという幻想を人々に抱かせた。自分の見方は同僚より極端かもしれないが、ゲーム理論は現実に直接応用できるという主張には与しない。 自分が比喩として良く用いるのは論理学。論理学は哲学や数学の興味深い一分野ではあるが、それがより良い人生を送る助けになるという幻想を抱いている人はいないと思う。良き裁判官は論理学を習得している必要は無い。論理学はコンピュータ科学の発展に役立ったが、友人との討論や、裁判官、市民、もしくは科学者として与

    ゲーム理論は直接的には現実に応用できない - himaginary’s diary
  •  「進化するシステム」 - shorebird 進化心理学中心の書評など

    進化するシステム (シリーズ社会システム学) 作者: 中丸麻由子出版社/メーカー: ミネルヴァ書房発売日: 2011/11メディア: 単行購入: 3人 クリック: 57回この商品を含むブログ (9件) を見る 書はエージェントベースの進化ゲームの数理モデルやシミュレーションによりヒトの社会を理解するリサーチにかかるだ.単に順序立てて説明しているというより著者の関心の移り変わりを追っていくような面白い構成になっている. 第1章ではそもそも社会を数理モデルやシミュレーションで解析するとはどういうことかをまとめている.様々な数理モデル解析やシミュレーション解析の実例をまず挙げた上で,かなり実務的にリサーチ手法の概要や留意点を求めている. 第2章は理論編.まず進化と自然淘汰を概説した後,進化ゲームの基礎とESSの説明があり,タカハトゲームや囚人ジレンマゲームが取り上げられている.ここでは離

     「進化するシステム」 - shorebird 進化心理学中心の書評など
    gauqui
    gauqui 2011/12/27
    あとで
  • はてなブログ | 無料ブログを作成しよう

    来年も作りたい!ふきのとう料理を満喫した 2024年春の記録 春は自炊が楽しい季節 1年の中で最も自炊が楽しい季節は春だと思う。スーパーの棚にやわらかな色合いの野菜が並ぶと自然とこころが弾む。 中でもときめくのは山菜だ。早いと2月下旬ごろから並び始めるそれは、タラの芽、ふきのとうと続き、桜の頃にはうるい、ウド、こ…

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  •  第4回日本人間行動進化学会参加日誌 大会初日 その2  - shorebird 進化心理学中心の書評など

    昼休みのあとは総会. ここで今回北大で行ったのは,大会の功労者の一人山岸先生が来年退官予定であったからという説明があり,山岸先生からもご挨拶があった.(もちろんなお研究者としての活躍を続けられるのだろうが,)どうもお疲れ様でした. また来年は駒場で開催とのこと.これまで京都,福岡,神戸,札幌ときたので久しぶりの東京ということになる. 午後最初は特別講演 Neuroeconomic approach towards understanding the biological basis of human altruism Yosuke Morishima 発表者は医学教育を受け,脳神経科学がバックグラウンド.今回はヒトの利他性にかかる脳のメカニズム周りの講演. まず利他性について簡単に触れてから,個人差が非常に大きいことを説明,これをどう扱うかということがポイントになる. ヒトの利他傾向も入

     第4回日本人間行動進化学会参加日誌 大会初日 その2  - shorebird 進化心理学中心の書評など
  •  「ゲーム理論による社会科学の統合」 - shorebird 進化心理学中心の書評など

    ゲーム理論による社会科学の統合 (叢書 制度を考える) 作者: ハーバート・ギンタス,小川一仁,川越敏司,佐々木俊一郎,成田悠輔出版社/メーカー: エヌティティ出版発売日: 2011/07/14メディア: 単行購入: 9人 クリック: 328回この商品を含むブログ (17件) を見る 書はNTT出版による業書「制度を考える」の一冊.著者のハーバート・ギンタスはゲーム理論家で行動科学者ということだが,多くの学際的な活動で知られる.書もその邦題からわかるように非常に学際的な性格の強い書物であり,書を貫くギンタスの主張は「ヒトの行動にかかる学問は,社会科学,生物学,心理学,経済学という分野ごとに分断化され,相互に相容れないモデルを使っているが,それは大変嘆かわしい状況である.そして行動科学は,ヒトを拡張された合理性を持つプレーヤーと扱い,社会規範を入れ込んだゲーム理論によって統合が可能で

     「ゲーム理論による社会科学の統合」 - shorebird 進化心理学中心の書評など
  • ゲーム理論で説明する、財政改革が進まない理由 「ただ乗り」の気持ちが歳出削減を滞らせる sci

    ゲーム理論で説明する、財政改革が進まない理由 「ただ乗り」の気持ちが歳出削減を滞らせる http://www.asyura2.com/11/hasan73/msg/510.html 投稿者 sci 日時 2011 年 10 月 06 日 10:44:17: 6WQSToHgoAVCQ グローバル化が進んだ世界経済では、先進国での一時的なバラ撒き財政支出や減税では、景気拡大効果は持続せず、為替安とインフレ、そして将来の財政悪化・増税予想による実質消費減少のために、財政悪化というオマケをつけて、不況へと逆戻りする。 そしてバラマキの恩恵による既得権を人々は手放したくないため、歳出改革よりも、さらなる借金や、自分に害が及びにくい増税に賛成する。 成長戦略として借金(海外からのマネー、国債増発)に頼るのは、投資効率の悪い国の場合、国内産業の崩壊と、タダ乗り(公務員、高齢者・・)を増やすだけに終わる

  • http://homepage3.nifty.com/sociology/index_folder/games.html

  • 専門家に聞く 年代別の老後資金作り  :日本経済新聞

    キャリア、転職、人材育成のヒントを提供してきた「リスキリング」チャンネルは新生「NIKKEIリスキリング」としてスタート。 ビジネスパーソンのためのファッション情報を集めた「Men’s Fashion」チャンネルは「THE NIKKEI MAGAZINE」デジタル版に進化しました。 その他のチャンネルはお休みし、公開コンテンツのほとんどは「日経電子版」ならびに課題解決型サイト「日経BizGate」で引き続きご覧いただけます。

    専門家に聞く 年代別の老後資金作り  :日本経済新聞
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