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経済学に関するgauquiのブックマーク (228)

  • 偏狭な利他主義と寛容な利己主義 : 池田信夫 blog

    2012年02月13日14:25 カテゴリテクニカル 偏狭な利他主義と寛容な利己主義 『宗教を生みだす能』についての記事は、かなりテクニカルな話だが反響が大きかった。ただ、こうした社会生物学的な説明は、社会性昆虫の行動を説明するにはいいが、人間の複雑な行動を説明するには無理がある。書は、こうした遺伝的な利他性と文化的な集団主義の関係を実験経済学や数値シミュレーションで分析したものだ。 協力を説明する経済学の理論としては、おなじみのフォーク定理があるが、これには欠陥がある。ナッシュ均衡が成立するためには、全員が全員の利得関数を知っている必要があり、しかも一人でも裏切り者がいると、全員が裏切ることが(長期的関係があっても)サブゲーム完全均衡になってしまうのだ。理論的には、フォーク定理は「協力は非現実的な条件のもとでしか成立しない」というnegative resultである。 しかし現実の

    偏狭な利他主義と寛容な利己主義 : 池田信夫 blog
  • researchmap

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    gauqui
    gauqui 2012/02/13
    「行動経済学が提起するもう一つな重要な概念はプロスペクト理論です。これは利益をなるべく早く手に入れたいとする一方、損失についてはできるだけ先送りしたいとする人間の傾向だとされています。」
  • タイラー・コーエン(久保恵美子訳)『フレーミング 「自分の経済学」で幸福を切りとる』 - 備忘録

    フレーミング「自分の経済学」で幸福を切りとる 作者: タイラー・コーエン,久保恵美子出版社/メーカー: 日経BP社発売日: 2011/07/21メディア: 単行 クリック: 70回この商品を含むブログ (13件) を見る フレーミング効果とは、行動経済学で提示される人間のもつ代表的なバイアスのひとつである。例えば、アンケート調査などで、質問の仕方によって同じ内容でも違った印象をあたえ、ポジティブにもネガティブにも感じられることがある。合理的な回答が一意にきまるものであれば、こうしたバイアスは、非合理的な回答に誘導するものになる。すなわち、フレーミング効果は、特に経済学の規範の中では克服すべき対象であり、避けるべきものだということになる。 ところが、書の著者であるコーエンは、フレーミング効果は、使い方によっては人間の役に立つものになるという。さらにいえば、このようなものの見方をさらに推し

    タイラー・コーエン(久保恵美子訳)『フレーミング 「自分の経済学」で幸福を切りとる』 - 備忘録
  • デレック・ボック(土屋直樹他訳)『幸福の研究 ハーバード元学長が教える幸福な社会』 - 備忘録

    幸福の研究―ハーバード元学長が教える幸福な社会 作者: デレック・ボック,土屋直樹,茶野努,宮川修子出版社/メーカー: 東洋経済新報社発売日: 2011/09/23メディア: 単行購入: 2人 クリック: 62回この商品を含むブログを見る 書は、原題に"The Politics of Happiness"とあるように、「政治」に関心をもつものであり、現代的功利主義の可能性と問題点を論じている。幸福の研究は、ベンサムの時代には成し得なかった人々の幸福度を測ることや、人々の幸福度を高め、あるいは低める要素をみつけ出すことを可能にした。しかし、研究結果は、幸福度を政府の目標とすることに疑問をもたせるものでもある。米国の1人あたり所得は大幅に増加しているが、幸福度の平均水準は過去50年間ほとんど上昇していない(イースタリン・パラドックス)。人々は、日常の出来事や生活の変化から生じる幸福感や不幸

    デレック・ボック(土屋直樹他訳)『幸福の研究 ハーバード元学長が教える幸福な社会』 - 備忘録
    gauqui
    gauqui 2012/02/13
    「立法者がある特定の美徳や宗教的信念、もしくは自分が好む他の価値観を政府の適切な目標として公言するなら、それは重大な誤りである」
  • Ustream.tv: ユーザー potpub: 『要約 ケインズ 雇用と利子とお金の一般理論』刊行記念トークセッション 山形浩生×飯田泰之「もう一度 2012/02/07 11:39, 『要約 ケインズ 雇用と利子とお金の一般理�

    『要約 ケインズ 雇用と利子とお金の一般理論』刊行記念トークセッション 山形浩生×飯田泰之「もう一度 2012/02/07 11:39 15 視聴数 長さ: 65:45 『要約 ケインズ 雇用と利子とお金の一般理論』刊行記念トークセッション 山形浩生×飯田泰之「もう一度 2012/02/07 11:39 埋め込みコード:録画 <iframe src="http://www.ustream.tv/embed/recorded/20281372" width="608" height="368" scrolling="no" frameborder="0" style="border: 0px none transparent;"></iframe> カスタム: 横幅: px 高さ: px 古いエンベッドコードを使う <object classid="clsid:d27cdb6e-

  • 結婚は金持ちのもの - himaginary’s diary

    と題した記事がEconomixに上がっている(Economist's View経由;原題は「Marriage Is for Rich People」)。内容はこちらのブルッキングス研究所の報告の紹介*1。 その報告内容は以下の図に集約される*2。 1970年代には、所得階層に関係無く中年男性は結婚していた。その後、既婚比率は全般に下がったが、中低所得者層でその低下幅が大きかった。上図は、30-50歳の男性について、所得階層別に、1970年から2011年に掛けての所得の変化と既婚比率の変化を描画したものだが、両者の相関が読み取れる。即ち、経済的な逆風に曝された層で、既婚比率の低下も大きかった。 具体的には、上位10%においては実質所得は増加した半面、既婚比率の低下幅は95%から83%に留まった。それに対し、中位値の所得はおよそ28%低下し、既婚比率は91%から64%まで下がった。一方、下位2

    結婚は金持ちのもの - himaginary’s diary
  • FOMCは「インフレターゲット」を設定したのか : 池田信夫 blog

    2012年02月07日10:13 カテゴリ経済 FOMCは「インフレターゲット」を設定したのか またインフレターゲットが国会で話題になっている。「デフレ脱却派」の議員は「FOMCはインフレターゲットを設定したのだから、日銀も設定しろ」と迫っているが、彼らはアメリカの物価を知っているのだろうか。 アメリカPCEコア指数上昇率 図のようにFOMC声明で長期的な目標(longer-run goal)とされたPCEコア指数は最近ずっと2%弱で、昨年12月には2%を超えている。この目標は人為的にインフレを起こすための「ターゲット」ではなく、物価抑制の目標なのだ。事実、米議会で出ている批判も「インフレ抑制のために雇用を犠牲にするのか」というもので、FRBは「2%を超えてもただちに金融を引き締めるものではない」と答えている。これは雇用と物価の「二重の義務」を負っているからだ。 こういう法的拘束力のない

    FOMCは「インフレターゲット」を設定したのか : 池田信夫 blog
  • なぜ日本人の結婚はうまくいかないのか? 第1回:離婚すべきか、それとも我慢を続けるべきか | JBpress (ジェイビープレス)

    今回の連載は結婚前の「恋愛学」からさらに一歩進めて、「結婚学」の話です。 「恋愛学」とは人間の恋愛を科学的に研究する学問ですが、「結婚学」は、結婚に至る過程、夫婦間の生活に関する結婚そのものの科学的分析を行う学問です。 恋愛の先には結婚がある・・・、当然の流れなのですが、最近疑問に思っている若者が増えてきました。若者が同棲(事実婚)まではしても、正式な結婚はしなくなってきているのです。 フランスなどは婚外子が全新生児の50%を超えるという時代、日結婚に二の足を踏むケースが増えているようです。ちなみに、日では10人に1人くらいが同棲経験者ですが、実際に現在同棲しているのは2~3%といったところです。 実は、理論的に突き詰めてゆくと、一夫一婦制という結婚制度はうまくいかないようにできています。 プロポーズして、婚約して、結婚当初のハネムーン時代は最高に幸せですが、徐々に当初の熱は冷めてゆ

    なぜ日本人の結婚はうまくいかないのか? 第1回:離婚すべきか、それとも我慢を続けるべきか | JBpress (ジェイビープレス)
  • 上がってんの?下がってんの? - himaginary’s diary

    24日に紹介したGreat Gatsby curveを巡って、タイラー・コーエンとジョン・クイギン(+クルーグマン&デロング)が衝突している。 具体的には、コーエンの1/18エントリをジョン・クイギンがくさし、それをデロングとクルーグマン(邦訳)が支持した。 コーエンのエントリでは、格差と社会階層の固定化との関係について7つの論点を考察したのだが、クイギンらはそれを右派による現状の格差の擁護と受け止め、攻撃した、という格好になっている。それに対しコーエンは1/26エントリの追記で不快感を露にしているが*1、確かに論点を挙げたこと自体をためにする議論として攻撃したのは少し行き過ぎのような気もする。それはともかくとして、コーエンの挙げた7つの論点とそれに対するクイギンの批判は以下の通り(付番された箇条書きがコーエンの論点で、それに対するインデントつきの段落がクイギンの批判)。 もし全般的に生活

    上がってんの?下がってんの? - himaginary’s diary
  • SYNODOS JOURNAL : 「一般意志2.0」実装の鍵はデータベース、ではない? 飯田泰之

    2012/1/2310:6 「一般意志2.0」実装の鍵はデータベース、ではない? 飯田泰之 ■「一般意志」はすでに実現している? 東浩紀氏の『一般意志2.0 ルソー、フロイト、グーグル』(以下『2.0』)はルソーの政治・社会思想に現代的な拡張を施すことで、新たな民主主義を構想する快著である。 未読の方のために説明を加えておくと、東氏の解釈によればルソーは『社会契約論』において、個々人の思考と嗜好を「特殊意思」と位置づけ、その特殊意思を単純に足し合わせたものを「全体意思」と名付けた。そして、互いに相反する特殊意思を、その際を保ちながら折り合いをつけたもの(ヘーゲル流に言うならば止揚したもの)が「一般意志」ということになる。 一般意志の全体意思に対する優位性は、『2.0』の冒頭に掲げられた、 「熟議もなければ選挙もない、政局も談合もない、そもそも有権者達が不必要なコミュニケーションを行わない、

  • 低成長の時代? - himaginary’s diary

    ケネス・ロゴフがProject Syndicateで、所得成長が必ずしも幸福度の上昇に結び付かないというイースタリンの逆説(Easterlin Paradox)を基に、長期的成長率にこだわることの愚を説いた*1 *2。それに対しWill Wilkinsonが猛然と反論し、ロゴフのかつての教え子だというブライアン・カプランがWilkinsonに軍配を上げている。 Wilkinsonのロゴフ批判は、一つにはベッツィー・スティーブンソン(Betsey Stevenson)とジャスティン・ウルファーズ(Justin Wolfers)によるイースタリンの逆説を反駁した論文に基づいている*3。その論文では「There appears to be a very strong relationship between subjective well-being and income, which hold

    低成長の時代? - himaginary’s diary
  • しあわせ仮説 - うつし世はゆめ / 夜のゆめもゆめ

    しあわせ仮説 作者: ジョナサン・ハイト,藤澤隆史,藤澤玲子出版社/メーカー: 新曜社発売日: 2011/07/06メディア: 単行購入: 12人 クリック: 226回この商品を含むブログ (12件) を見る 幸福に関する研究において、遺伝子が人の平均的な幸福水準に強い影響力を持つということに次ぐ大きな発見は、大半の環境的、人口統計学的要因は幸福にほとんど影響しないということである。 自分が以下のボブかメアリーのどちらかと入れ替わると想像してみよう。ボブは、35歳独身の白人で、魅力的なスポーツマンである。彼は、年収10万ドルで、陽光輝く南カリフォルニアで暮らしている。彼はとても知的であり、余暇は、読書をしたり博物館に行ったりして過ごしている。 メアリーは、夫と雪の多いニューヨーク州のバッファローで暮らしており、二人の年収は合わせて4万ドルである。メアリーは65歳の黒人で、太っており、地味

    しあわせ仮説 - うつし世はゆめ / 夜のゆめもゆめ
  • http://econdays.net/?p=5694

  • SYNODOS JOURNAL : 新春暴論 ――「幸福」な若者を見限ろう 山口浩

    2012/1/59:37 新春暴論 ――「幸福」な若者を見限ろう 山口浩 昨今、「幸福」をめぐる議論をよくみかける。「国民総幸福」を政府の目標に掲げるブータンの国王夫が来日したこともひとつのきっかけになっているのだろうが、政府の研究会でも経済成長だけでない政策目標を設定すべきであるとの議論が行われたり、都道府県別の幸福度ランキングが発表されたりと、いろいろな話がでてくるのは、やはり経済の停滞が長引いているせいで、成長への関心が相対的に低くなっているのだろうか。 「国民の幸福度、132の物差しで数値化 内閣府が試案」(朝日新聞2011年12月5日) http://www.asahi.com/business/update/1205/TKY201112050419.html 国民の豊かさを測る新しい「幸福度指標」の試案を内閣府の経済社会総合研究所が5日、発表した。「男性の子育て参加への女性

  • econdays.net

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  • 高橋洋一のインタゲはちょっと違う?

    元財務官僚の高橋洋一嘉悦大学教授がインタゲを強調せずにリフレ政策でインフレ率や為替レートを操作できると主張するのはおかしいと呟いていたところ、御人から「バカか。インタゲなんか10年以上前から言っている。よく読んでからかけ」とコメントを頂いた。そのやり取りを見ていた人から、「「インフレ目標」言ってますよ。」と言う指摘も受けたので、紹介された動画を見てみた。しかし、何かがおかしい事になっている。 1. インタゲは日銀のガバナンスの為にある? 動画は2010年8月7日に放送された「未来ビジョン『埋蔵金の高橋洋一、デフレ克服策!』」と言う番組のようだ。 正直言って、おかしい。高橋氏は「日銀行に何をやらせるか、もしくはうまくできなかったときには日銀行に責任を取らせる仕組みがインフレターゲティング」と説明しているが、一般的な文脈とは大きく異なる。 2. インタゲは市場の期待インフレ率を操作する

    高橋洋一のインタゲはちょっと違う?
  • 1 センとヌスバウムの対比的省察 ――自由と必要の両立可能性を求めて―― 小笠原 春菜 1 ヌスバウムのケイパビリティ・リストをめぐって ケイパビリティ・アプローチの提起とそのアプロ

    1 センとヌスバウムの対比的省察 ――自由と必要の両立可能性を求めて―― 小笠原 春菜 1 ヌスバウムのケイパビリティ・リストをめぐって ケイパビリティ・アプローチの提起とそのアプローチをめぐる累積した研究業績におい て,A. センと M. ヌスバウムの貢献は多大なものである。 A. センのケイパビリティ・アプローチは,財や効用ではなく機能やケイパビリティに焦点 を当て,人々の生活状況を直接評価しようとする手法である。センによれば,機能とは,「~ であること」・「~すること」であり,ケイパビリティとは,「そのひとはどんな財をもって いるか」,「そのひとは財をどのように利用するか」を考慮した機能の集合,すなわち「生 活を選ぶ真の自由」であるとされている1 。そしてセンは,ケイパビリティ空間とその評価 のための枠組みを用意し,自由の重要性を説くということを精力的に行ってきた。それら の議論に

    gauqui
    gauqui 2011/12/30
    pdf 起きたら読む
  • UT Repository: ケイパビリティ・アプローチにおける「自由」及び「平等」の概念について : 教育における公共性概念の再考のために

  • ケイパビリティ・アプローチの可能性と課題 (<緊急特集>「格差社会」と教育の課題) | CiNii Research

  • 補償原理 - Wikipedia (カルドア・ヒックス基準)

    この記事は検証可能な参考文献や出典が全く示されていないか、不十分です。 出典を追加して記事の信頼性向上にご協力ください。(このテンプレートの使い方) 出典検索?: "補償原理" – ニュース · 書籍 · スカラー · CiNii · J-STAGE · NDL · dlib.jp · ジャパンサーチ · TWL (2009年10月) 補償原理(ほしょうげんり)とは、様々な社会経済状態の変化のうちどういった変化ならば是認されるのかという問題に対して、「補償」というアイデアを導入して経済学的な解答を与えたものである。 何らかの社会経済状態の変化を考える時に、誰もが幸福になる変化(パレート改善)は稀であって、誰かの利益は誰かの犠牲の上に成り立っている、と仮定した上で、こうした変化についてはパレート基準による判定を停止し、他の何らかの基準で判定できないかということが考えられた。それが仮設的補償原