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  • 注目新刊・近刊・既刊:新しい思想誌「HAPAX」夜光社より創刊、ほか | URGT-B(ウラゲツブログ)

    HAPAX VOL.1 夜光社 2013年9月 体1,000円 四六判変形(118mm×186mm)160頁横組 ISBN978-4-906944-01-9 帯文より:もう、誰にも動員されたくないあなたのための思想誌、創刊!  世界/地球と蜂起主義アナキズムの交錯点から未来なき未来へ。いまこの世界の破滅そのものを蜂起に反転させる新しい思想/政治文化はどこにあるか。 帯文(裏より):市民の製造こそが社会的のみならず、政治的、経済的、さらには人類学的な帝国の勝利である。 目次: イカタ蜂起のための断章と注釈(HAPAX) 終わりなき限りなき闘争の言葉(高祖岩三郎) アポカリプス&アナーキー・アフター・フクシマ(Apocalypse +/ Anarchy) 底なしの空間に位置づけられて:インターフェイス論に向けて(co.op/t) それいいね、それなら……  (犯罪学発展協会) 悲惨と負債:

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    gauqui 2013/09/09
  • 注目新刊:待望の初訳!ランク『出生外傷』、ほか | URGT-B(ウラゲツブログ)

    出生外傷 オットー・ランク(Otto Rank, 1884-1939)著 細澤仁/安立奈歩/大塚紳一郎訳 みすず書房 2013年8月 体4,000円 四六判上製288頁 ISBN978-4-622-07782-4 帯文より:人間がこの世に生まれることそのものが外傷の体験である――。ランクが「逸脱者」と呼ばれる発端となった、早期母子関係論のさきがけともいえる重要古典。1924年刊。 カバー裏紹介文より:精神分析の歴史において、オットー・ランクの名は精神分析から離反していった「逸脱者」として記憶されている。/精神分析の開祖フロイトにもっとも愛された弟子と言われていたランクの立場は、1924年に書を発表したことによって一変した。ある精神分析家は書をユングの逸脱にも一致する「不吉な発展」とまで評し、フロイトとランクの関係もまた、書の刊行を境に緊張したものへと変わっていったのである。/書は

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    gauqui 2013/09/02
  • 注目新刊:ライプニッツ『形而上学叙説』新訳、ほか | URGT-B(ウラゲツブログ)

    形而上学叙説/ライプニッツ-アルノー往復書簡 G・W・ライプニッツ著 橋由美子監訳 秋保亘/大矢宗太朗訳 平凡社ライブラリー 2013年8月 体1,500円 HL判並製360頁 ISBN978-4-582-76794-0 帯文より:各人の個体概念は、その人物にいつか怒ることを一挙に含んでいる。個体的実体概念を展開する『形而上学叙説』の十全な理解のためには、『叙説』をめぐるアルノーとの『往復書簡』は不可欠。正確で読みやすい新訳によるライプニッツ哲学への招待。 カバー裏紹介文より:各人の個体概念は、その人物にいつか怒ることを一挙に含んでいる――個体的実体概念が展開され、ライプニッツ哲学体系がはじめてまとまった形をとった『形而上学叙説』。しかしその十全な理解には、この書の概要をめぐって始まったアルノーとの往復書簡が欠かせない。『モナドロジー』に至るこの哲学者の思考の射程をつかむために、正確か

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    gauqui 2013/08/19
  • 9月上旬刊行予定:松本俊夫『逸脱の映像――拡張・変容・実験精神』 | URGT-B(ウラゲツブログ)

    2013年9月上旬発売予定 *芸術(映画論・映像文化論) 逸脱の映像――拡張・変容・実験精神 松俊夫=著 金子遊=編 月曜社 2013年9月 体3,600円 46 判(130x190mm)上製312 頁 ISBN978-4-86503-004-4 武満徹や寺山修司、湯浅譲二などと数々の実験映画/映像を世に問うてきた松俊夫、20数年ぶりの単著! 〈逸脱〉という概念を核に、制度的なものの規範を揺さぶり、創造的カオスを誘発し続ける、松俊夫のラディカリズムの現在性とは……。1980年代から現在にいたるまでの論考と対話を精選した松俊夫6冊目の映画/映像批評集。武満徹との対談「イメージと思考を喚起するもの」(1978年)も収録。 著者=松俊夫(まつもと・としお)1932年生まれ。映画監督・映像作家・映画理論家。『薔薇の葬列』『ドグラ・マグラ』などの劇映画と平行して、実験映画やビデオアートの

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    gauqui 2013/08/07
  • 今週土曜日開催トークイベント:「ヘルメスの図書館」とカルダーノのコスモス | URGT-B(ウラゲツブログ)

    弊社刊『ミクロコスモス――初期近代精神史研究』(第1集、品切;第2集刊行時に重版予定)の責任編集者でいらっしゃるヒロ・ヒライさんが監修されるシリーズ「bibliotheca hermetica叢書」の第一回配、榎恵美子『天才カルダーノの肖像――ルネサンスの自叙伝、占星術、夢解釈』がついに発売されました。先週木曜日7月25日取次搬入済と聞きますので、そろそろ全国的に発売開始と言ってもよいはずです。 天才カルダーノの肖像――ルネサンスの自叙伝、占星術、夢解釈 榎恵美子著 ヒロ・ヒライ編集 坂邦暢解説 勁草書房 2013年7月 体5,300円 A5判上製312頁 ISBN978-4-326-14826-4 帯文より:高名な医師にして占星術師、ベストセラーを書いた自然哲学者にして数学者。星辰と守護霊に導かれた万能人の新たなる肖像。ルネサンスの人間と世界を知る必携書! 書は著者がカルダー

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    gauqui 2013/08/01
  • 注目新刊と既刊:パラケルスス『アルキドクセン』ホメオパシー出版、ほか | URGT-B(ウラゲツブログ)

    アルキドクセン――パラケルスス錬金術による製薬術の原論 パラケルスス著 澤元亙訳 由井寅子日語版監修 ホメオパシー出版 2013年5月 体2,800円 A5判上製288頁 ISBN978-4-86347-074-3 版元紹介文より:「賢者の石」など伝説のアイテム群の作り方を一挙公開! 西洋錬金術の歴史において最も有名な、パラケルスス著『アルキドクセン』の邦訳です。大ヒットアニメ『鋼の錬金術師』や大ヒット映画『ハリーポッター』にも登場する「賢者の石」の名前を一度は聞いたことがある人も多いことでしょう。書には、パラケルスス自身によって実際に使用された医薬、すなわち、秘薬(アルカナ)と呼ばれる第一物質・賢者の石・生命の水銀・チンキ剤、そして、さまざまな種類の第五精髄(クインタエッセンティア)・霊薬(エリクシール)・変成物(マグナリウム)・特効薬などのつくり方が説かれており、錬金術による製薬

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    gauqui 2013/07/16
  • 注目新刊と近刊:ランシエール『アルチュセールの教え』航思社、など | URGT-B(ウラゲツブログ)

    アルチュセールの教え ジャック・ランシエール(Jacques Rancière, 1940-)著 市田良彦・伊吹浩一・箱田徹・松潤一郎・山家歩訳 航思社 2013年7月 体2,800円 四六判上製324頁 ISBN978-4-906738-04-5 大衆反乱へ! 哲学と政治におけるアルチュセール主義は、煽動か、独善か、裏切りか――68年とその後の闘争をめぐり師と訣別、「分け前なき者」の側に立脚して、存在の平等と真の解放をめざす思想へ。思想はいかに闘争のなかで紡がれねばならないか。 ★6月27日取次搬入済新刊。原書はLa leçon d’Althusser(La fabrique, 2012)です。1974年に刊行されたランシエールの初めての単独著の新版になります。目次詳細は書名のリンク先をご覧ください。巻末には訳者の市田良彦さんによる周到な解題「〈無知な教師〉はいかにして〈僭主〉を教え

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    gauqui 2013/07/01
  • 明日発売:『思想』第7号「ポール・ド・マン――没後30周年を迎えて」 | URGT-B(ウラゲツブログ)

    明日発売の岩波書店さんの月刊誌「思想」はポール・ド・マン特集です。読み応えのある特集号で、必読です。弊社出版物の著訳者も参加されています。 ★宮崎裕助さん(共訳書:ポール・ド・マン『盲目と洞察』) ★吉国浩哉さん(訳書:ロドルフ・ガシェ『いまだない世界を求めて』) ★ポール・ド・マンさん(著書:『盲目と洞察』) ★ヴェルナー・ハーマッハーさん(著書:『他自律』) ★ロドルフ・ガシェさん(著書:『いまだない世界を求めて』) ★清水一浩さん(共訳書:アレクサンダー・ガルシア・デュットマン『友愛と敵対』) ★木内久美子さん(共訳書:ポール・ド・マン『盲目と洞察』) 思想 2013年第7号 no.1071 ポール・ド・マン――没後30周年を迎えて 目次: 思想の言葉 (ショシャナ・フェルマン/下河辺美知子訳)3-5 〈座談会〉ポール・ド・マン再考 (土田知則・巽孝之・宮崎裕助)6-42 ポール・ド

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    gauqui 2013/06/25
  • 注目新刊:ディディ=ユベルマン『ニンファ・モデルナ』、ほか | URGT-B(ウラゲツブログ)

    ニンファ・モデルナ――包まれて落ちたものについて ジョルジュ・ディディ=ユベルマン著 森元庸介訳 平凡社 2013年6月 体3,000円 A5判上製230頁 ISBN978-4-582-70280-4 帯文より:ヴァールブルク未完の研究『ニンファ・フィオレンティーナ』の歌取り。時の無意識を見つめ、イメージのパトスを時間と地理を超えたドレープとして繰り広げる華麗な縁部。イメージ=徴候=落下の等式から、「人間の生が意欲することなくしてそこにこめる、不思議な美しさ」を救済する。アナクロニズムにもとづく歴史記述の大胆な実践、イメージ人類学の見事な成果。記憶、欲望、時間を横切るニンファ――パラドクスにみちた時の残存、アウラを放つその特性なきヒロインの運命。 目次: ニンファについて、その落下について 聖女について、その遺物について モードについて、そこから捨てられたものについて 街路について、そ

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    gauqui 2013/06/24
  • 版元品切:スピヴァク『ポストコロニアル理性批判』 | URGT-B(ウラゲツブログ)

    スピヴァク『ポストコロニアル理性批判』が版元品切になりました。重版時期は未定です。書店さんの店頭ではまだ在庫があるお店もあります。例えばMARUZEN&ジュンク堂書店のサイトでは、『ポストコロニアル理性批判』の単品ページにて店舗在庫があるかが一覧で確認できますので、御利用下さい。 +++ ★一年前の月曜社はこんなを出版していました。 ◎2012年6月25日発売:ジュディス・バトラー『権力の心的な生――主体化=服従化に関する諸理論』体2,800円、「暴力論叢書」第6回配書評1⇒千田有紀氏記名記事「権力理論の進化 フーコーの問題設定を一歩進める」(「週刊読書人」2012年9月7日号) ◎2012年4月24日発売:『表象06:ペルソナの詩学』体1,800円。 ◎2012年4月19日発売:森山大道『カラー』体4,600円。 書評1⇒「存」氏記名記事(「産経新聞」2012年5月19日付

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    gauqui 2013/06/12
  • 注目新刊:ソシュール「一般言語学」著作集(岩波書店)、ほか | URGT-B(ウラゲツブログ)

    フェルディナン・ド・ソシュール「一般言語学」著作集 第I巻 自筆草稿『言語の科学』 松澤和宏校註・訳 岩波書店 2013年5月 体6,800円 A5判上製610頁 ISBN978-4-00-028631-2 帯文より:1996年に発見された幻の書物「言語の二重の質について」をはじめ、言語学者の格闘を生々しく伝える草稿群。厳密な文校訂、詳細な校註、明快な訳文で、ここに甦る。 ★発売済。原書はガリマールから2002年に刊行された『一般言語学著作 Écrits de linguistique générale』で、凡例によれば「同書に収録されているソシュールの自筆草稿(ジュネーヴ図書館所蔵)のオリジナルと照合を行い、その校訂の結果を文に独自に反映させて訳出し、訳註を付したもの」とのことです。また、巻頭の「校註・訳者序」ではこう書かれています。「ガリマール版の刊行を機縁にして、ソシュールの

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    gauqui 2013/06/10
  • 注目新刊:『ヘーゲル 論理の学』第二巻「本質論」、ほか | URGT-B(ウラゲツブログ)

    ヘーゲル 論理の学(II)質論 ヘーゲル著 山口祐弘訳 作品社 2013年5月 体5,800円 A5判上製272頁 ISBN978-4-86182-409-8 帯文より:質は止揚された存在である。存在の質は反省にあり、存在が自己自身に還帰する生成と移行の無限運動とするヘーゲル論理学の核心。先行する質論を転倒し、存在から質を導くことでダイナミックな存在の形而上学体系を確立。 ★発売済。『大論理学』の50年ぶりの新訳決定版となる全3巻の第II巻です。第I巻「存在論」は昨年12月に刊行済で、第III巻「概念論」は今年10月刊行予定。第II巻大まかな章立ては以下の通りです。 第一編 客観的論理学 第二巻 質論 第一部 それ自身のうちでの反省としての質 第一章 影像 第二章 質規定性ないし反省規定 第三章 根拠 第二部 現象 第一章 実存 第二章 現象 第三章 質的関係 第三部

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    gauqui 2013/05/27
  • 注目新刊その2:P・L・ウィルソン『海賊ユートピア』以文社、ほか | URGT-B(ウラゲツブログ)

    海賊ユートピア――背教者と難民の17世紀マグリブ海洋世界 ピーター・ランボーン・ウィルソン(Peter Lamborn Wilson, 1945-)著 菰田真介(1985-)訳 以文社 2013年4月 体2,600円 四六判並製280頁 ISBN978-4-7531-0311-9 帯文より:海賊たちは、いまだにわれわれと共にある。17世紀の北アフリカ、そこにはキリスト教の背教者=海賊たちが生み出した共和国があった。イスラームに魅せられ独自に進化した「裏切り者たち」のコミュニズムとアナキズム、その先駆的かつ躍動的な文化・統治・生を、「社会レジスタンス」の可能性として現代に鮮やかに蘇生させる、「危険な物狂いたち」のための反社会宗教史。伝説の書『T.A.Z.一時的自律ゾーン』のハキム・ベイが別名義で解き放つ、惜しげない「真の贅沢」に向けた「荒ぶる航海」! 原書:Pirate Utopias:

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    gauqui 2013/04/22
  • 4月上旬発売予定:『表象07:アニメーションのマルチ・ユニヴァース』 | URGT-B(ウラゲツブログ)

    2013年4月上旬発売予定 表象07 アニメーションのマルチ・ユニヴァース 表象文化論学会=発行 月曜社=発売 2013年4月 体1,800円 A5判並製312頁 ISBN978-4-901477-67-3 近年ますますプレゼンスを高めつつある商業アニメーションを再考するとともに、非商業作品が切り拓いてきた地平を紹介。世界各地で様々なかたちで勃興し、それぞれに必然性を持ちつつも互いに交わることのない複数の小宇宙として存在するアニメーションの史的生成を、エイゼンシュテインのディズニー論からこんにちに至る系譜の中で読み解く。 【巻頭言】 翻訳の人類学、事始め(岡田温司) 【特集】アニメーションのマルチ・ユニヴァース イントロダクション(土居伸彰) 対談『アニメ・マシーン』から考える(トマス・ラマール+石岡良二/門林岳史=司会) インタビュー「交わらぬはずの視線が交わるとき……」(ユーリ・ノル

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    gauqui 2013/03/16
  • 新生Book Newsに弊社新刊紹介記事、紀伊國屋じんぶん大賞フェア、など | URGT-B(ウラゲツブログ)

    フライングラインさんの「が好き!Bookニュース」のライター「ナガタ」さんが独立され、「出版系イベントからマニアックな新刊情報まで、「」にまつわることはなんでも扱」う、ナガタさん個人が運営するメディア「Book News」として今月からリニューアルされました。 そして、今日公開された記事「伝説的ジャズ評論家の著作集が復刊!その闘争の軌跡を読み解く。『時代の未明から来たるべきものへ』」では弊社新刊『間章著作集I』を取り上げて下さっています。「間章の文章はわかりづらい。しかしかっこいいのだ。[…]書の文を読み始めてまず驚くのは、ほとんどジャズ・ミュージシャンの名前が出てこないというところだろう。/ハイデガー、メルロ=ポンティ、カフカ、ブランショといった哲学者・文学者の名前が頻出する。それに対して、言及されるミュージシャンの名前はたとえばビリー・ホリデイくらいだ。最初はそのことに面らう

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    gauqui 2013/02/21
  • 注目新刊と近刊:アリストテレス『生成と消滅について』、ほか | URGT-B(ウラゲツブログ)

    生成と消滅について アリストテレス著 池田康男訳 京都大学学術出版会 2012年11月 体3,100円 四六変上製280頁 ISBN978-4-87698-199-1 版元紹介文より:著者の自然学領域に属し、そこでの体系的順序において『自然学』、『天について』の次に来るとともに、後続する『気象論』や生物学領域のための基礎論ともなっている作品。月下の世界の自然的に生成消滅する事物についてが、質料因および始動因の観点から考察される。最近の研究成果にも目を配り、詳細で充実した註と解説を加えた新訳。 目次: 第一巻 第二巻 補註 解説 索引 ★「西洋古典叢書」の最新刊です。訳者の池田康男(いけだ・やすお:1938-)先生は、高知大学名誉教授でいらっしゃいまして、西洋古典叢書では、アリストテレス『天について』や『トピカ』の翻訳と解説を手掛けておいでです。 ◎京都大学学術出版会「西洋古典叢書」でのア

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    gauqui 2012/12/03
  • 注目新刊:『全訳 チャンドラキールティ 入中論』起心書房、ほか | URGT-B(ウラゲツブログ)

    全訳 チャンドラキールティ 入中論 瓜生津隆真+中沢中訳 起心書房 2012年11月 体8,800円 A5判上製428頁 ISBN978-4-907022-01-3 帯文より:空の立場から菩薩道の全容を描き出した、インド大乗仏教の不朽の名著。龍樹の諸論と、原始仏教から大乗仏教に及ぶ膨大な経論を駆使して、チャンドラキールティ(6~7世紀)が十地の菩薩道と、それによって到達する仏の世界を論じたインド大乗不朽の名著を、流麗な現代日語で全訳。龍樹研究に生涯をかけた碩学と、近代仏教学とチベット仏教の生きた伝統を踏まえた気鋭の解説を付す。 目次: はしがき(瓜生津隆真) 参考文献と略号 中観仏教における菩薩道の展開――『入中論』を中心として(瓜生津隆真) 入中論 科段 入中論(頌) 入中論自註 序 歓喜という第一発心 離垢という第二発心 発光という第三発心 焔慧という第四発心 難勝という第五発心

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    gauqui 2012/11/13
  • 注目新刊:ラクラウ+ムフ『民主主義の革命』ちくま学芸文庫、ほか | URGT-B(ウラゲツブログ)

    民主主義の革命―─ヘゲモニーとポスト・マルクス主義 エルネスト・ラクラウ(1935-)+シャンタル・ムフ(1943-)著 西永亮+千葉眞訳 ちくま学芸文庫 2012年11月 体1,600円 文庫判並製432頁 ISBN978-4-480-09494-0 カバー紹介文より:新自由主義が台頭し、経済のグローバル化が進展するなか、政治的シニシズムが蔓延し始めている。こうした状況下で、新たな「政治的想像力」はいかにして可能か。書はグラムシの思想のほか、ラカン、デリダといったポスト構造主義を摂取し、階級や革命的主体概念に依拠する古典的マルクス主義を脱構築、新たなヘゲモニー概念を提起したポスト・マルクス主義の記念碑的著作だ。反核運動や性的マイノリティ、フェミニズム、エコロジー運動など新しい社会運動と労働闘争との「接合」が必要と説く書は、「ラディカルで複数的なデモクラシー」を構想するための必読書

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  • 注目新刊:イブン・シーナー『魂について』、ほか | URGT-B(ウラゲツブログ)

    魂について――治癒の書 自然学第六篇 イブン・シーナー著 木下雄介訳 知泉書館 2012年10月 体6,500円 A5判上製386頁 ISBN978-4-86285-141-3 カバー裏紹介文より:イブン・シーナー(980-1037)により、11世紀初頭にアラビア語で書かれた『治癒の書』は、論理学や自然学、数学、形而上学など多くの学問分野を体系的に論じた大部の著作である。イスラーム哲学史上、決定的に重要な作品であるが、主に自然学と形而上学が12世紀から13世紀にかけてラテン語訳され、ヨーロッパの思想界にも多大な影響を与えた。そのうち『魂について』は50の写が残っている。/書で扱われる魂の議論は、アリストテレスやアレクサンドリア学派の影響を受けて自然学と形而上学の二分野にまたがり、肉体とのつながりは自然学で扱い、死後の魂は形而上学に分担されている。アリストテレスは知性の不滅性については

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  • 注目新刊:42年ぶりの新訳、フーコー『知の考古学』河出文庫、ほか | URGT-B(ウラゲツブログ)

    知の考古学 ミシェル・フーコー著 慎改康之訳 河出文庫 2012年9月 体1,300円 文庫判並製440頁 ISBN978-4-309-46377-3 カバー裏紹介文より:あらゆる領域に巨大な影響を与えたフーコーの最も重要な著作を気鋭が42年ぶりに新訳。フーコーが『狂気の歴史』『臨床医学の誕生』『言葉と物』を生み出した自らの方法論を、伝統的な「思想史」と訣別し、歴史の連続性と人間学的思考から解き放たれた「考古学」を開示する。それまでの思考のありかたに根底から転換をせまる名著が新たなすがたで甦る。 原書:L'Archéologie du savoir, Gallimard, 1969. 目次: 緒言 I 序論 II 言説の規則性 I 言説の統一性 II 言語形成 III 対象の形成 IV 言表様態の形成 V 概念の形成 VI 戦略の形成 VII 注記と帰結 III 言表とアルシーヴ I 言

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