「恐竜最後の行進」と題されたホルヘ・アントニオ・ゴンサレス氏のイラスト。同氏提供(2021年6月29日公開)。(c)AFP PHOTO / JORGE ANTONIO GONZALEZ 【6月30日 AFP】恐竜絶滅の原因とされることが多い小惑星衝突の数百万年前から、恐竜が衰退していた可能性を指摘する研究結果が29日、発表された。研究では気候変動の影響を検証している。 【おすすめ関連記事】恐竜絶滅、小惑星の衝突角度は「最も致命的な」60度 恐竜を含む地球上の生物の4分の3が死滅したK-Pg境界(白亜紀と古第三紀の境)の大量絶滅を招いたのは、約6600万年前に現在のメキシコ・ユカタン(Yucatan)半島に衝突したチチュルブ(Chicxulub)小惑星だと考えられている。 だが、新たな研究は、恐竜の多くの種が小惑星衝突の1000万年前までに減少していた可能性を示唆している。 英科学誌ネイチャ