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2021年12月8日のブックマーク (2件)

  • ナトリウムイオン電池の負極材料開発に前進、CROSS 中性子科学センター

    総合科学研究機構(CROSS) 中性子科学センター、東京理科大学(理科大)、高エネルギー加速器研究機構(KEK)、J-PARCセンターの4者は12月3日、次世代バッテリーの「ナトリウムイオン電池」の負極材料として注目されている「ハードカーボン」中において、これまで測定できていなかったナトリウムイオンの動き易さの指標である「自己拡散係数」の導出に成功したと発表した。 同成果は、CROSS 中性子科学センターの大石一城副主任研究員、同・杉山純サイエンスコーディネータ、理科大 理学部第一部応用化学科の五十嵐大輔大学院生、同・多々良涼一助教、同・駒場慎一教授、KEK 物質構造科学研究所の西村昇一郎特別助教、同・幸田章宏准教授らの研究チームによるもの。詳細は、米化学会が刊行する「ACS Physical Chemistry Au」に掲載された。 リチウムイオン電池の使用範囲が拡大する一方、リチウムは

    ナトリウムイオン電池の負極材料開発に前進、CROSS 中性子科学センター
  • 東工大、熱電変換の起電力を従来比10倍に増大させることに成功

    東京工業大学(東工大)は12月3日、電気をよく通す酸化物「LaNiO3」(ニッケル酸ランタン)を、電気を通さない酸化物「LaAlO3」(アルミン酸ランタン)で人工的に挟み込むことによって、熱を電気に変える熱電変換の起電力を従来比で10倍に増大させることに成功したと発表した。 同成果は、東工大 科学技術創成研究院 フロンティア材料研究所の片瀬貴義准教授、同・神谷利夫教授、東工大 元素戦略研究センターの細野秀雄栄誉教授らを中心とした、物質・材料研究機構、オーストリア・ウィーン工科大学、産業技術総合研究所、九州大学、大阪大学、東北大学の研究者も参加した国際共同研究チームによるもの。詳細は、ナノサイエンスおよびナノテクノロジーを題材とした学術誌「Nano Letters」にオンライン掲載された。 熱エネルギーを電気エネルギーに直接変換できる熱電変換材料は、環境中の廃熱を電力に変えて再利用する「エナ

    東工大、熱電変換の起電力を従来比10倍に増大させることに成功