ガザ南部ラファの難民キャンプで食糧の支給を待つパレスチナ人ら/Saher Alghorra/Middle East Images/AFP/Getty Images (CNN) 世界保健機関(WHO)当局者は13日までに、軍事衝突が続くパレスチナ自治区ガザ地区での食糧難の逼迫(ひっぱく)に触れ、居場所を追われた数百万人規模の住民は「おぞましい環境」に襲われ、北部では「食べ物がほとんど入手できない」状況に追い込まれていると報告した。 WHOの緊急事態対応の担当者であるショーン・ケーシー氏が記者会見で述べた。ガザ北部では接触した住民ら全員が食料の提供を乞うたとも明かした。 軍事衝突は発生から3カ月以上経過し、多くの援助団体は飢餓到来の危機を警告してもいる。 ガザを複数回訪れたWHO代表団の一員でもある同氏は医薬品を届けるたびに、次は食料を運んできてと懇願されると指摘。治安対策を含めた多くの理由か