![東北大ら、白金を使わない酸素還元触媒の作製に成功 ~燃料電池製造の低コスト化に期待](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/4af830c47ea95bfa9d61b05dd8c2d39fe564b6c7/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fpc.watch.impress.co.jp%2Fimg%2Fpcw%2Flist%2F1213%2F514%2F01.jpg)
先週末(11日)、さまざまな話題を呼んだPLAYSTATION 3が発売された。筆者はゲームをほとんど遊ばなくなって久しいが、PS3にはゲーム機以外の点で興味深く見ていた。ゲーム以外のコンテンツ、音楽や写真、そして映像を楽しむためのコンピュータとして、どこまでの実力があるのか。 実はPS3の開発には、ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)の技術者だけではなく、ソニー本社のメンバーも数多く加わっている。BSLモーターを用いた薄型BDドライブはソニー製レコーダ、プレーヤー向けのドライブ開発よりも優先されて開発されたものだし、DVDやBD再生機能に関してもビデオ開発を行なってきたメンバーが深く関わっている。 たとえばPSXの場合、もともと、SCE内部で開発が進められていたハードウェアを、発売の少し前にソニー本社から合流した技術者らがレコーダとして仕上げていた。このため、数回のアップデー
ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)のPLAYSTATION 3(PS3)ハードに見えるのは、高コストをかけても、スマートに筐体に入れ込もうという思想だ。PCの世界では考えられない冷却システムを搭載し、基板もコストをかけてすっきりとまとめている。デザイン優先でハード設計が難しそうな筐体に、ドライブや電源も積み木細工のように巧妙にはまっている。製造/開発コストは高いが、完成度も高い美しいシステムだ。 PS3のマザーボードは、心臓部であるCPU「Cell Broadband Engine(Cell)」と、GPU「RSX(Reality Synthesizer)」を中央に配置し、巨大な冷却機構をかぶせた構造となっている。基板自体は、コンデンサとコイルが並ぶXbox 360のマザーボードと比べると、整然としている。もっとも、チップ自体はXbox 360よりPS3の方が多い。PS3用のチ
“たかだか音楽再生”と思うかもしれないが、実はSACD再生は汎用プロセッサにとって、非常に負荷の大きな処理なのだという。「SACDはDSDデータを圧縮した、DSTというデータで保存されています。ところが、DSTは圧縮率を高めるため、1/75秒ごとに複数の異なる圧縮方式が採用可能で、パラメータももちろん可変。まずはパケットがどのように圧縮しているかを判別し、圧縮方式の切り替え時に適切な処理を行なわなければなりません。この組み合わせが膨大で、処理負荷も高いため、Cellをもってしても最初は遅く、実時間の6倍もデコード時間がかかったんです(村田氏)」 石塚氏はSACDの仕様を何度も読み返しながら、最初の2カ月でリアルタイム処理にまで高速化を行なった。そして勘所を押さえた上で、その遅いソースコードを捨ててしまったのである。スクラッチから書き直すためだ。 ●ソニー社内のオーディオノウハウをかき集め
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く