OS Xがメジャーバージョンアップされるたびに書いているような気がするが、「OSで機能を提供する」ことはメンテナンスの義務が発生することと同義で、同時にコストも発生する。このコストとは、一義的にはOSベンダーの開発費およびサポート費用だが、システムの肥大化と機能の煩雑化も伴うため、実はユーザにとってのコストでもある。だからレガシーな機能は早い時期に取り除かれるべきだが、動作の一貫性/互換性という悩ましい問題が付きまとい、大胆に削ぎ落とすことが難しい部分だ。 その点Appleは、思い切りよくレガシーな機能を捨ててきた実績がある。AppleTalk然り、NetInfo然り。PowerPCからIntelへのプラットフォーム転換では、しばらくPPCバイナリを温存したあとこれを捨てた。64bitアーキテクチャへの移行も同様、まだフレームワークなどにバイナリコードが残ってはいるものの、時間の問題と見て
![Yosemiteでついに消えた「あのファイルたち」 - 新・OS X ハッキング!(126)](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/5025697b45097508e0c9606a396d8035f65ed3d6/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fnews.mynavi.jp%2Farticle%2Fosxhack-126%2Findex_images%2Findex.jpg)