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2016年11月20日のブックマーク (5件)

  • 夜の住宅街を散歩した話

    終電間際まで残業。俺は疲れた顔をして家までの道のりをとぼとぼと歩いていた。 足取りは重い。帰ったところで、頬杖をついて指でカツカツとテーブルを打ち鳴らしているか、トドのように大口を開けながらいびきをかいて眠るしかいないからだ。どちらを想像しても、気が滅入っていた。結婚したてのころは帰宅時にいつも玄関で出迎えて笑顔を見せてくれたのに。5年目となるとしょうがないのか、と諦めている気持ちもある。 しかしながらそんな家にまっすぐ帰る気にもならず、かといって居酒屋に入って一杯引っ掛けるような気力もなく。 せめてもの抵抗、と、コンビニの角を曲がり、遠回りをすることにした。 夜の住宅地は面白い。 もう3年近く住んでいる街なのに、まったくの他人のようなよそよそしさがある。 ふと油断するとすぐに迷ってしまうようなおそろしさがある。 子供のころはよく「冒険」と称して近所を歩き回っていたっけ。 歩いている間

    夜の住宅街を散歩した話
    gazi4
    gazi4 2016/11/20
  • 観察映画

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    gazi4 2016/11/20
  • https://sozai.site/archives/141

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    gazi4 2016/11/20
  • https://sozai.site/archives/193

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    gazi4 2016/11/20
  • 音確認する人を初めて見た

    研究室でのフィールド調査の帰り道、駅まで送ってくれるというのでお言葉に甘えて先輩の車に乗った。 国道を抜けて街中を走っている時、前方に踏切が現れた。 「単線なんですねー。珍しいです」「ここら辺けっこう田舎だからね」 そんな感じで会話しながら、先輩は自然な動作で窓を開けた。 季節は冬。もう日が落ちて肌寒くなり、暖房をつけるくらいの気温だ。普通なら窓を開けない。 先輩は上着を着たままだから暑いのかな?それか変な臭いでもするのかな? 不思議に思いながらも特にそのことに触れずにいたら、先輩は再び窓を閉めた。 ふと心当たりがあって、まさかとは思いながら聞いてみた。 「先輩、もしかして踏切の音確認してたんですか?」 「うん、そうだよ?」 「えっもしかして毎回踏切通るたびに窓開けてるんですか!?」 「えっだってそう習わない?」 「習いますけど…先輩って免許取ったのいつですか?」 「3年前かな?大学1年の

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    gazi4 2016/11/20
    「音確認する人を初めて見た」←言われた事ある