ケニア南部のアンボセリ国立公園(Amboseli National Park)のゾウ(2013年10月7日撮影)。(c)AFP/TONY KARUMBA 【3月11日 AFP】野生のアフリカゾウは生き延びるために、人間の言語を識別し、脅威と見なしたものから遠ざかる術を身に着けたとする研究論文が10日、米科学アカデミー紀要(Proceedings of the National Academy of Sciences、PNAS)に発表された。 論文では、すでに知的な生物として知られるゾウが、人間から危害を加えられることに関してこれまで考えられていた以上に洗練されている可能性を示している。 地球上で最大の陸上動物であるアフリカゾウ(学名:Loxodonta Africana)は、生息地の減少と象牙を得るための違法な狩りにより、危急種と考えられている。 研究チームは、ケニアのアンボセリ国立公園(