ネット経由でラジオを同時放送する「radiko.jp」で、配信エリアの枠を越え、全国で好きな放送局の番組を聴けるようになる有料サービス「radiko.jpプレミアム(エリアフリー聴取)」が4月1日に始まる。従来は放送局によってサービスエリアが限定されていたが、エリアの枠を越えて聴きたいという要望が多く寄せられていたという。料金は月額350円(税別)。 【都道府県別の対応局】 radiko.jpサイトでプレミアム会員登録すれば利用できる。決済はクレジットカードかドコモ・auキャリア決済、フレッツ・まとめて支払いに対応する。 PCサイトとスマートフォンアプリで利用可能(アプリはアップデートが必要)。有料制としたのはシステム・サーバなどにかかる初期費用と運用費をカバーするためとしている。従来のエリア限定サービスは引き続き無料で利用できる。 radiko.jpに参加しているラジオ局は全国どこ
NHKの最高意思決定機関である経営委員会が、NHK執行部に対し、インターネットサービス充実のため、受信料制度の見直しを求めたところ、テレビがなくても全世帯から受信料を徴収する義務化を明記した回答文書を提出していたことが2日、分かった。 【NHK経営委員会 濃い「安倍カラー」】新任4人、首相と近く…会長人事にも影響か 経営委員会は今年2月、NHKに文書で義務化を含めた受信料制度の見直しを要請した。番組を放送と同時にネットで見られるようになると、区別して受信料を徴収するのは現実的には困難だからだ。これに対し、松本正之会長(69)をトップに理事ら計12人で構成するNHK執行部は8月、「今後の方向性」として放送法を改正して「支払い義務化」を明記した回答文書を経営委に提出。文書は(1)すぐに義務化に踏み切る(2)現行制度のもとで支払率を上げ「世帯数の減少や物価上昇などによる努力の限界」に直面した後
発信元が特定されにくいソフトを使って他人のアドレスなどを勝手に改ざんしたとして、京都府警サイバー犯罪対策課と下京署は25日、不正アクセス禁止法違反と私電磁的記録不正作出・同供用の疑いで、神奈川県横須賀市の無職少年(15)を逮捕した。少年は、男性4人が相次いで誤認逮捕されたパソコン遠隔操作事件で使われたとされる匿名化ソフト「Tor(トーア)」を使用していたが、府警はネット上に残されたアクセス履歴などを元に、解明が困難とされていた発信元を特定したという。 逮捕容疑は、2月20日、Torで発信元を分かりにくくした上で、他人のIDやパスワードを入力して、東京都内のインターネット関連会社のサーバーに侵入し、12回にわたってサーバー内に保存されている他人のパスワードやメールアドレスを変更した疑い。 府警によると、少年は、同社のネットサービスを利用しようとすれば、少年が改ざんしたことを示す表示に移行
女優、剛力彩芽(20)が、来年1月スタートのフジテレビ系月9ドラマ「ビブリア古書堂の事件手帖」(月曜後9・0)に主演することが20日、分かった。月9主演はもちろん、ゴールデンの連続ドラマ主演は初めて。昨年から今年の民放連ドラ7クール連続出演を経て、異例のスピード出世で月9主演の座を射止めた剛力は「ドッキリかな?と思うくらい」と驚いている。 飛ぶ鳥を落とす勢いの剛力が、早くも月9主演の大役をつかんだ。米倉涼子(37)、上戸彩(27)、武井咲(18)ら多くの人気女優を擁する所属事務所オスカープロモーションの中でも、月9主演を務めるのは初めてとなる。 剛力は「最初に『月9主演』と聞いた時は、もちろん驚きの方が大きかった。まだ実感がわいていないのも事実」と吐露する。中学の卒業式の時に母親にあてて書いた手紙に「いつか月9ドラマに出る」と書いたことがあると明かすほど、あこがれのドラマ枠。「とにかく
東日本大震災が起きた昨年3月11日、車両が道路上に滞留してほとんど動かなくなる「グリッドロック」と呼ばれる渋滞現象が東京都心で同時多発的に起こっていたことが、芝浦工業大の研究で分かった。この現象によって渋滞が爆発的に広がり、都心の道路交通網全体が長時間まひした。同大によると、交通網全体がストップするようなグリッドロック現象が国内で確認されたのは初めて。【鳥井真平】 チームの同大4年、清田裕太郎さん(22)は、昨年3月11日に都心を走っていたタクシー約3000台に搭載された全地球測位システム(GPS)のデータを分析。地震発生直後の午後3時ごろから、一般車両を一般道に移す交通規制を行った首都高速道路出口周辺で、歩行速度よりも遅い時速5キロ以下で2時間以上継続して走る車が現れ始めた。これが引き金となり、渋滞が連鎖的に広がった。 渋滞のピークは午後6時ごろ。都心全体が渋滞となり、午後7時には震
津波の傷痕がまだ残る漁港に立ち、海を見つめる千葉仁志さん(左)と父正志さん=宮城県南三陸町で、小川昌宏撮影 あの日まで、大切な人は確かにここにいた。生きた証しを取り戻したい。東日本大震災から11日で1年半。被災地には今も行方不明の家族を捜し続ける人たちがいる。 【あの日を風化させぬように】大津波、死者・不明多数 震災発生当日の写真特集 ◇「爪のかけらでもいい」 237人が見つかっていない宮城県南三陸町。漁師の千葉仁志さん(34)は沖に出るたび、姉の小野寺光子さん(行方不明時35歳)を捜す。「爪のかけらでもいい。ミイ、おれはあきらめないよ」。波間に目を凝らし、網を祈るように引き揚げる。 町東部にある歌津半島。千葉さんは震災後間もなく、父正志さん(64)と海に出ては網を仕掛け、朝に晩に引き揚げた。魚を取りたかったわけではなかった。「ミイだけでなく、他の人も見つけられたら」。網にかかるの
NFC対応スマートフォンと連携、Wi-FiなどのON/OFFやURLへのジャンプなど、様々な機能を利用できるシール式のNFCタグが1枚100円で販売中だ。 【拡大画像や他の画像】 同種の無線タグはキーホルダータイプの「Xperia SmartTags」(1枚600〜1,200円強)が発売されているが、今回のタグはその5分の1以下という安さが魅力だ。 ●対応スマートフォン+アプリと連携可能 シールタイプ なお、販売を確認したのは18日(土)と19日(日)にベルサール秋葉原で開催されているイベント「アキバ大好き!祭り2012夏」の「日本Androidの会 秋葉原支部 アクセサリ部」ブースで、恒常的なショップではないので要注意。同ブースのスタッフによると、東京八重洲にあるショップ「RFID/NFC Real Touch Shop」では20枚セットを1,000円で常時販売しているという。
携帯電話最大手のNTTドコモが、東日本大震災で深刻な被害を受けた宮城県南三陸町で、農業の支援事業に乗り出すことが7日、分かった。地元農家が作った自然栽培のコメや薬草の情報発信や販売促進を手伝う。農作物はブランド化を進め、雇用創出を目指す。 ドコモが支援するのは、同町の山間部にある入谷地区の地元農家。今月下旬、津波の塩害がなかった約2500平方メートルの土地で、無農薬のササニシキと漢方薬に使われる多年草「トウキ」の栽培が始まるのを契機に支援体制を整えた。 ドコモは、田植え風景や地域に生息する動植物の写真などを携帯端末向けコンテンツとして配信。全国に栽培状況や自然環境を伝えることで、ファンの獲得をはかる。 また野菜宅配大手「らでぃっしゅぼーや」の販路を活用した農作物の販売支援も検討している。 今回の支援は震災後にドコモが設置した「東北復興新生支援室」の活動の一環で、「地域の特産を生み出
04年のスマトラ島沖地震では、町はモスクだけを残し、完全に消えていた=アチェ州で2005年1月、オーストラリア陸軍ヘリから佐藤賢二郎撮影 気象庁はインドネシア・スマトラ島沖で発生した地震について、津波で約30万人の死者・行方不明者を出したマグニチュード(M)9.1の同島沖地震(04年12月)に誘発されて起きた可能性があると発表した。プレート境界付近で大地震が起きた後、沈み込む側のプレート内部で発生する「アウターライズ地震」とみられる。 【今回の地震詳報】1メートルの津波、警報は4時間後解除 同庁によると、東日本大震災は陸側の北米プレートと海側からその下に沈み込む太平洋プレートの境界付近で発生。ひずみが解放されたことによって太平洋プレート内部でアウターライズ地震が起きることが懸念されている。 スマトラ島西方沖では04年の地震以降もM8を超える大地震が相次いでおり、気象庁の永井章・地震
伝説のトリコロールが復活する。チーム創設20周年を迎えた横浜が、記念ユニホームを作製したことが19日、分かった。関係者によると、前身の日産自動車サッカー部の黄金期のモデルをほうふつさせるデザインで、20周年記念試合となる31日のホーム鹿島戦(日産ス)でお披露目される予定という。 【写真】日産自動車の黄金期を支えた水沼氏 横浜は創設20周年となる今年、シーズンを通して20のイベントを企画。その目玉が、記念ユニホーム作製だった。関係者によると、デザインは日産が常勝軍団に成長した80年代のモデルをモチーフにしている。シャツが青を基調にして白の襟付き、パンツが白、ソックスが赤。日産の黄金期の記憶がよみがえるシンプルなものだという。 日産は83年にMF水沼貴史、FW柱谷幸一ら大型新人の大補強に成功。既に日本代表としても活躍していた前監督のMF木村和司、金田喜稔らも在籍。加茂周監督の元、攻撃サッ
地球の地殻とマントルの境界がどれだけの深さにあるかが、欧州宇宙機関(ESA)の重力観測衛星「GOCE」によって高い精度で測定され、地球全体の地図が作られた。ESAが13日までに発表した。 この境界は、クロアチアの地震学者アンドリア・モホロビチッチが地震波の伝わる速度が急に変わることから発見し、「モホロビチッチ不連続面」(モホ面)と呼ばれる。 作成された地図では、世界一高い山のエベレスト(チョモランマ)近くでは地表から約70キロ、太平洋などでは海底から約10キロの深さにモホ面があることが分かる。高精度なデータにより、地球内部の変動の解明が進むと期待される。 【関連記事】 〔写真特集〕超常?現象ショー〜少女のミイラ、火星の人面岩、空飛ぶクモ?〜 〔写真特集〕宇宙の神秘 コズミックフォト 星出さんのソユーズ訓練公開=7月から宇宙長期滞在へ 超微小クレーターの謎が浮上=イトカワ微粒
東日本大震災の避難所で「強化米」の導入について自衛隊と協議する日本栄養士会の迫専務理事(左) =昨年4月、宮城県気仙沼市(写真:産経新聞) 昨年の東日本大震災の被災地で配られた食料に偏りはなかったか−。時期によってはメタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)に該当する人が避けるべき食事が集中的に供給された感が否めない。緊急性、保存性を優先しながら、災害時の栄養バランスをどう確保するのか。栄養士たちの役割が改めて注目されている。(大家俊夫) ◆カロリーオーバー 震災で宮城県女川町は交通網が寸断され、支援物資が滞った被災地の一つだった。同町の避難所では、おにぎりと菓子パンという1日2食の配給がしばらく続いたという。 同町保健センターの管理栄養士は今野恵美子さん1人だけだったが、震災後に栄養士2人を採用して態勢を強化。自衛隊による炊き出しのメニューを検討したり、栄養相談に乗ったりするなどの
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く