この数カ月で、日本円が米ドルに対し20%ほど安くなりました。これだけ円安に振れれば、Apple製品が価格改定される可能性大ですね。そろそろ新製品の発売があっていい時期、機能だけでなく価格にも注目です。 さて、今回は「インストーラパッケージの削除」について。ありそうだがなさそうなこの機能、Leopardのとき提供されたがLionで取り除かれる、といういわくつきの存在だ。その経緯と対策について解説してみよう。 悩ましい「インストーラパッケージ」 OS Xでは、システム深部にインストールするプログラムや一部のアプリケーションは「インストーラパッケージ」の体裁をとる。開いた箱のアイコンと拡張子「.pkg」を持ち、専用ツール「インストーラ(Installer.app)」で導入処理を行うことは、ほとんどのユーザが知っているはずだ。 しかし、どういうわけか、パッケージの内容に関心を持たないユーザが多い。