スマートロック「NinjaLock」で知られるライナフは、不動産テック企業の中では珍しい、ハードウェアも手がけるスタートアップだ。加えて、物件確認の電話を自動音声で応答する「スマート物確」、内覧希望者にデジタルキーを発行し、内覧予約の煩雑さを解消する「スマート内覧」といったソリューション事業を提供している。 「不動産愛が爆発している」と話す通り、常に不動産に軸足を置き、新製品やサービスを開発しているライナフ代表取締役の滝沢潔氏に、ハードウェア開発をはじめた背景から、新たに目指す「サービスが入ってくる家」の現状まで話を聞いた。 抑えきれない"不動産愛”が生み出した「Ninjalock」 ——ライナフは不動テック企業でありながら数少ないハードウェアスタートアップでもあります。NinjaLockを開発した経緯を教えてください。 私は大学卒業後、不動産会社に2年勤め、その後7年間を信託銀行の不動産
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