10月20日、欧州中央銀行(ECB)の統計によると、金融危機後に個人資産が最も減少したのはアイルランドで、逆に最も増えたのはドイツとオランダだったことが分かった。写真は、フランクフルトのECB本部、9月撮影(2015年 ロイター/Ralph Orlowski) [フランクフルト 20日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)の統計によると、金融危機後に個人資産が最も減少したのはアイルランドで、逆に最も増えたのはドイツとオランダだったことが分かった。 2009―13年を対象に調査したところ、アイルランドでは1人当たり1万8000ユーロ(2万0500ドル)以上、スペインでは約1万3000ユーロを失った。資産価値の急落が原因。 ギリシャでは、同様の理由で名目資産が約1万7000ユーロ減少した。 半面、オランダとドイツでは1人当たりの資産がそれぞれ3万3000ユーロ、1万9000ユーロ程度増えた。
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