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ブックマーク / blog.tinect.jp (78)

  • 「こうなりたい」という方向に向けて、一つ手をあげてみることの重要性について。

    何年も前になりますが、やりたい領域が固まりつつあった頃でしょうか。 「〇〇をやりたいんですけど、どこからやればいいですかね?」 みたいなたわいも無い話をしていた時に、いつもお世話になってる先輩から言われたことについてお話します。 * 昔から、イベントは参加するよりも運営側にいったほうが勉強になると言われます。 実際、学生時代に私はいろんなイベントを企画することで、運営ノウハウにとどまらず、スピーカーとの人間関係、イベント関係者の関係まで得られることは実感として持っていました。 だから、その先輩と話していた時にも「イベントは参加よりも運営ですよねー」と話を合わせていました。 すると、先輩からは、 「でも、そういうイベント企画とかにとどまった話ではないんだよねー」と。 ん、すると?知識をアウトプットし続けることで専門家としてのタグをつけろ、みたいなあれか、と思い、 「社会人になってからは、自分

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    gidooom 2020/05/27
  • 仕事は、キレたら負け。

    時間があったので、北野武(ビートたけし)監督の、2010年の映画作品、「アウトレイジ」を見直した。 基的には「ヤクザ映画」なので、最初から最後まで、ひたすら殺人、暴力、奸計、そして理不尽が飛び交う。 凄惨なシーンも多いので、好きな人は理由なく好き、嫌いな人は受け付けないだろう。 まあ、エンタテインメントの質は「非日常」であるから、娯楽としては正しい。 しかし、今になって見直してみると、ちょっとした発見もあった。 北野武自身も、「拳銃を使った人間は幸せになれないようなシナリオにしている」と述べているそうだが、*1 この映画で生き残るのは「冷静で頭の切れるヤツ」だけ。 「感情的なヤツ」はさんざん利用された挙げ句、皆殺されてしまう。 身も蓋もない。 おそらく、この映画は 「感情的になったら、その時点で負け。」 というメッセージを強烈に発している。 それは、私が社会人になって最初に学んだ「最重

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    gidooom 2020/05/12
  • 「会議でトンチンカンな発言をするベテランエンジニア」の、深い洞察。

    まだ駆け出しの頃に私が働いていた会社で、会議やミーティングで「開口一番見当違いのことを言う人」がいました。 その人のことを、仮にYさんと呼びます。 Yさんはベテランのエンジニアで、その時点で既に枯れていたある技術について、極めて深い知見を持った人でした。 一方新しい技術についてはそれ程知識がなく、ご自分でも「技術知識をアップデートするのが大変」というようなことをちょくちょくお話されていました。 気さくで良く笑う方で、若手にも気軽に話しかけられていました。 私も何回か缶コーヒーをおごってもらったことがあります。 Yさんを慕っている人も多い一方、「あの人距離が近すぎて苦手」という人もそこそこの数いた記憶があります。 人見知り多かったんですよ、その会社。パーソナルスペース激広の人がやたらたくさんいました。 で、当時の私には、Yさんについて一つ「不思議だなー」と思っていたことがありまして。 何かし

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    gidooom 2020/04/20
  • 直感に頼らず、あえて「ゆっくり」仕事をしたほうが、結果として早く仕事が終わる。

    「脳の働きで驚くべき特徴の一つは、めったにうろたえないことである」 これは行動経済学者であるダニエル・カーネマンによる言葉だが、いわれてみると私達はとにかくなんでも決めたがりである。 <出典: ファスト&スロー> 人は中途半端な状態で行動するのがとにかく苦手な生き物だ。 AもありえるしBもありえる、とか全てにわたって検討する事など普通の人には不可能である。 「私、はっきりしない男嫌いなんだよね」 なんかいかにもな感じのセリフだが、こう言いたくなる人の気持ちもわからなくはない。 はっきりしないは物凄く疲れる。 自ら進んで疲弊したがる人間はあまりいない。 それが男女の仲のような根的に疲れる関係でなら、なおさらである。 こうして、人はどんどんと直感を研ぎ澄ましていくようになる。 プロフェッショナルによる素早い意思決定は、みていて非常に気持がいいものの一つだ。 うろたえず、自信をもって、素早く行

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    gidooom 2020/04/16
  • 多少野暮ったく見えたとしても、「誰でも使える技術」で実装することの価値は代え難い。

    昔働いていた会社の話をします。 かなり狭い業界の話でして、具体的なことを書くと一発で特定されてしまいかねない為、製品名や技術名称などについては伏せて書きますがどうかご勘弁ください。 その会社の名前を、仮にA社としてみます。 A社の主要な収入源は、とある業務に最適化されたパッケージソフトの開発と保守、導入支援や運用支援等でした。 まあCADみたいなもんだと思ってください。 その業界で当該ツールを作っている会社は精々2,3社しかなく、業界は寡占に近い状況でした。 そもそも業界のパイ自体があんまり大きくないので、「GAFAみたいな大企業が黒船のように乗り込んできて皆がなぎ倒される」といったことが起きる心配もそれ程なく、比較的ぬくぬくとした環境であったように記憶しております。 今どうなってるか知りませんが。 で、当然ながらほぼBtoBの商売しか行っておらず、顧客は殆ど全てが「大口顧客」。 顧客層も

    多少野暮ったく見えたとしても、「誰でも使える技術」で実装することの価値は代え難い。
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    gidooom 2020/03/24
  • 医者の僕でも、コロナウイルスをナメていたが、間違っていた。 | Books&Apps

    2月当初は「インフルエンザとたいして変わらん」とみんなが軽く見ていた新型コロナウイルスで世の中はてんやわんやである。 ニューヨーク市場のエブリデイ・サーキットブレイク、600兆円にも及ぶ量的緩和、そして世界同時鎖国、そして恐らくの東京オリンピック延期・・・ 正直、書いてるだけで世紀末感がハンパない。 仮に第三次世界大戦がおきても、ここまで悲壮なことにはならないんじゃないだろうか。 それぐらいにはスケールが桁違いである。 一年前にこんなことが起きるだなんて、誰一人として考えていなかった。 ナシーム・ニコラス・タレブが言うように、まさしくブラック・スワンはあったのだ。 私達がいま、間違いなく後世に語り継がれるであろう瞬間を生きているのは間違いない。 正直いうと、ぼく個人としては性根では未だに新型コロナウイルスの事をそこまで恐ろしいものだと思っていない。 いないのだが、じゃあその恐ろしくないもの

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    gidooom 2020/03/18
  • 昭和な人々が「産廃」となってしまった件。

    ニンテンドースイッチの対戦ゲームスプラトゥーン2』では、「環境」「産廃」というネットスラングが用いられている。 「環境」とは、そのときのバージョンで雛型とみなされる武器と、その武器を中心にかたちづくられるトレンドのことを指す。 たとえばAという武器がメチャクチャ強く、しかも使いやすければ多くのプレイヤーがAという武器を選ぶようになる。 それに伴い、Aに対抗しやすい武器の人気も上昇し、Aに対抗しにくい武器はプレイヤーからめったに選ばれなくなる。 これが「環境」だ。 反対に、そのときのバージョンでは弱さが目立ち、敬遠されやすい武器は「産廃」と呼ばれる。 「産廃」の語源は、もちろん産業廃棄物だ。 最近のゲームはバージョンによって「環境」がしばしば変化し、それに伴って「産廃」も変わる。 『スプラトゥーン2』でも、あるバージョンで猛威をふるい、まさに「環境」の頂点に君臨していた武器が「産廃」に転落

    昭和な人々が「産廃」となってしまった件。
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    gidooom 2020/02/26
    カードゲームでいうところの、「その古いデッキ、もうこの環境では弱いっすよ」的な
  • 「無能」は多くの場合、「個人の能力」ではなく「組織の能力」が不足している。

    「無能」という言葉を聞いて、気を悪くする人もいるかもしれない。 が、無能とは、すなわち成果を出す能力の欠如であるため、会社を運営する上で「無能」をどう扱えば良いかは、常に頭の痛い話だ。 事実、ピーター・ドラッカーの著作には「無能」という言葉が多数使われている。 彼は非常に「無能」を問題視していた。 無能を並の水準にするには、一流を超一流にするよりも、はるかに多くのエネルギーを必要とする。 しかるに、多くの人達、組織、そして学校の先生方が、無能を並にすることに懸命になっている。 資源にしても、時間にしても、強みをもとに、スターを生むために使うべきである。 ところが「無能」の解決は、そう簡単ではない。 なぜなら、無能は 「頭が悪い」 「コミュニケーション能力が不足している」 「粘り強くない」 といった、わかりやすい個人の性質ではないからだ。 誤解をしている人もいると思うが、仕事をする人間の能力

    「無能」は多くの場合、「個人の能力」ではなく「組織の能力」が不足している。
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    gidooom 2020/02/26
  • 大人はたいして成長しないし、多分必要なのは「成長」じゃなくて「適応」。

    昨日の記事が面白かったので、相乗りします。 「仕事で成長」って、当に必要ですか? ただ、私もちょっと勘違いしていた点なんですけど、そもそも「成長」って別に「働く目的」ではなく、「生き残るための数ある有力な手段の一つ」でしかないんですよね。 別に必須ではなく、唯一解ですらない、手段の一つ。 ああ、そうだな、と思いました。 で、特にしびれたのが、この箇所。 冒頭リンクで挙げたまなめさんは、正真正銘「自発的にスキルアップしたい」人なわけですが、そんな人、100人の中に2,3人いればいい方なんじゃないかなーというのが肌感なんです。 そうですねー。 これは、私もよく憶えがあります。 わたしは以前、コンサルティング会社で、グローバル・スタンダードに基づいて、非常に多くの「教育制度」の構築に携わりました。 正確に言うと、「教育・訓練」というやつです。 グローバル・スタンダード曰く、やるべきことは 1.

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    gidooom 2020/02/19
  • 「仕事で成長」って、本当に必要ですか?

    何か月か前の話で申し訳ないんですけど、「まなめはうす」のまなめさんっていう、コーラばっかり飲んでる変な人がこんな記事書いてたんです。 部下の教育に失敗した話 そう思う私だからこそ、部下には学ぶ時間さえ与えれば成長できると思って、業務を進めなくてはいけない立場でありながらも、可能な限り時間をつくってあげたんですよ。 部下になった時点で数か月後には別のPJに異動することも決まってたこともあって、そのための準備とかスキルアップとか必要と思って。 結論から言うと、私が作ってあげた時間は無駄に終わり、後日人からも、もっと仕事をふって欲しかったと言われたのですが。 これ、実は私も同じようなことしちゃった、正確にはしかけちゃった経験があるんですよ。 前の会社の時の話なんですけどね。 その会社って、あるプロジェクトが終わると即他のプロジェクトにアサインされて、「隙間の時間」的なものが当に全然なかったん

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    gidooom 2020/02/18
  • 入社3年で年収3000万円以上を稼ぐようになった新人が「それでも不満」の理由。

    Twitterで、「100万円を目指す人間は100万円稼げない」という理論をよく見かける。 「目標を高くしないとそれ以上にはなれない」的なことらしい。 人は目指した目標以上には辿り着かないというのを日々実感しており、ナンバーワンを目指さない限りナンバー2にもなれないし、逆に気で目指していければ相当非常識に見える高い目標もスーッと実現できたりする。 荒唐無稽な目標を立てて気で目指せるというのは一つの才能だ。自分を信じきる力 — 保手濱 彰人@ダブルエル (@hotehama) February 13, 2020 月収1000万を高い壁と思うのか 低い壁と思うのかで稼げるから稼げないか変わってきます! 月収1億でも同じです! 要は、夢は大きく持った方がいいということ。 ネットビジネスは目標金額以上に稼げることなんてないので、その逆はありますよ😆 目標金額は、高く掲げましょう💫 — スマ

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    gidooom 2020/02/14
  • 人間関係は、効率化できない。

    ある方に、私が「記事を書いて集客しています。」と言ったら、 「ええー…大変でしょう?」と怪訝な顔で言われた。 「なぜですか?」と聞いたら、 「広告回すほうが、どう考えても効率いいですよ」という。 そのまま投げ返した。 「なぜ広告のほうが効率が良いと言えるのですか。」 「……」 彼は明瞭な答えを持っていなかった。 当然、広告が効果的、というときもあるだろう。 しかし、事情も聞かず、「効率の押し売り」は、ちょっと乱暴だ。 人間関係は効率化できない 働き方改革の影響からか、上のように「自分の考える効率」を押し付けてきたり、「効率こそ正義」との誤った信念を持つ人もいる。 だが、あまり効率効率というと、実は嫌われてしまう。 効率厨 効率厨とは、最短時間でミッション・クエストなどをクリアすることしか考えてないプレイヤーのことである(中略) ガチ勢だけでなくエンジョイ勢にも普通のプレイヤーにも効率重視の

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    gidooom 2020/02/13
  • 「攻撃するために質問する人」が職場にいると何が起きるか

    ちょっと前の話なんですが、職場にて、わたしとはまた別のチームのリーダーが辞めてしまって、とても惜しいなーという気分になっています。 実力がある人でした。色んな知識を持っていて、その知識を応用するやり方も知っていて、課題を見つければその課題を解決する方法を、しかも実現可能なやり方で考えられる人でした。 ただ、私が見る限り、その人にはたった一つだけ、非常に大きな欠点があって。 それは、彼が、 「攻撃の手段としてしか質問をしない人」だった、ということなのです。 まず前提として。 来であれば、「質問」というのは、何か自分が知らないことを教えてもらう、あるいは自分が知っていることと相手が知っていることを合わせて、新しい知見を導くために使うものです。 良い質問があると話が進みますし、皆の知見が深まります。 だから質問は大事ですし、気軽に質問が出来る環境作りも非常に重要です。 その辺の話については以前

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    gidooom 2020/02/12
  • これじゃあ国が滅びるよ──『韓国 行き過ぎた資本主義』を読んで

    年がら年じゅうブログなどを書き続けている私だが、私なりにメインテーマみたいなものを持っている。 2013年頃まで、そのメインテーマは「自己愛」だったが、2014年頃から「急激な社会の進歩」に変わった。 たとえば2019年の1月に書いた『日の破局的な少子化と、急ぎすぎた近代化』というブログ記事もそうしたテーマに沿ったもので、一日あたりのPV数の記録を塗り替えるほど、たくさんの人に読まれた。 日の破局的な少子化と、急ぎすぎた近代化 -シロクマの屑籠 日も東アジアの新興国も、かつては近代化や経済発展を旗印に、つまり、欧米諸国のようになることを目標としてきた。ほかのアジアやアフリカの途上国も同様だろう。 しかし、急激な近代化とは、いったいどういうものだったのか? 急激に近代化し、経済発展を遂げた国々がたどり着いた破局的な人口減少を目の当たりにした時、長い時間をかけてたくさんの植民地をい荒ら

    これじゃあ国が滅びるよ──『韓国 行き過ぎた資本主義』を読んで
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    gidooom 2020/02/10
  • 金持ちしか「自由」になれない、資本主義。

    書は様々な意味で非常に興味深い観点を与えてくれる。 ここで書かれている韓国の競争社会の激しさは壮絶だ。 小さい頃から大学入試に備え、尋常ではないレベルで塾に通い、大学入学後も一流企業に就職する為に徹底した自己研鑽が必要とされる。 そしてその厳しい選別を乗り越え、運良く大企業に入ることに成功してもその後は全く安泰ではない。 驚くべきことに、韓国社会では50代でほぼ強制的に定年が待っているのだそうだ。 せっかく苦労して入った大企業も55歳程度で強制退職させられ、おまけに再就職もほぼ不可能だというのだから、まったく息をつく間もないどころの話ではない。 当然というか、ほとんどの人は55歳で一生遊んで働かなくていいような財産が築けているはずもなく、その後はフランチャイズのフライドチキン店を経営などして、倒れるまで家族ぐるみでフライドチキンを揚げ続けるのだという(日で言うところのコンビニ店長みたい

    金持ちしか「自由」になれない、資本主義。
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    gidooom 2020/02/07
  • 他者へは命令も提案も無意味。できるのは、ただ相手の「やりたいこと」を利用するだけ。

    コンサルティングは、人の意思決定に関わる仕事なので、人をよく知らなくてはならない。 だから、私が会社から受けた教育も、「人の心理」をうまく読むようなノウハウが多かったように感じる。 その中で今でも最も役に立っている教えの1つが、 「コンサルタントは、絶対に提案しちゃいけない」との教えだ。 「いや、提案こそコンサルティング会社の領域だろう」と思う人も多いかもしれない。 だが私の上司は「提案するな」とはっきりと言った。 私は納得がいかなかった。 提案がうまく行ってこそ、コンサルタントとして一人前である、との思いがあったからだ。 そこで当時の私は「提案」を1つの仲の良いクライアントに試すことにした。 前から社長が、「経営理念を作りたい」と言っていたからだ。 * その社長に、話を持ちかけたところ、およそ、下のような感じで話が進んだ。 「先日、経営理念を作りたい、と言ってましたよね。」 「いいました

    他者へは命令も提案も無意味。できるのは、ただ相手の「やりたいこと」を利用するだけ。
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    gidooom 2020/02/07
  • 人手が不足してるなら「低スペックの人でもこなせる仕事」を増やせばいいだけなのでは?

    賃金を上げないからろくな人が来ない問題(novtanの日常) 考えるべきなのは、「給料が安い割に要求が高い」という仕事を減らすということですよね。 今日日、コンビニの店員すらやることが複雑化していて(各種受付等、商品販売じゃないものや、店舗で調理するものとか)しんどいわけでね。 だから、給料を上げるのではなく、人手に余裕をもたせるのが来のあり方なんじゃないかと思うんですよ この記事を読んで、最近、「仕事お金と働きかた」について、ぼんやりと考えていたことが、なんだか少し僕のなかでまとまったように感じたのです。 以前、西原理恵子さんが『女の子が生きていくときに、覚えていてほしいこと』 という著書のなかで、こんなことを書いておられました。 六木にある外資系のステーキレストランに行ったら、受付からボーイまで全員美男美女。 しかも、お客も外国人が多いから、全員英語が話せるんです。 東京って、美

    人手が不足してるなら「低スペックの人でもこなせる仕事」を増やせばいいだけなのでは?
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    gidooom 2020/02/03
  • 人生は、ディズニーランドで被り物をして楽しめるぐらいがちょうどいい

    つい先日、21 Lessonsというサピエンス全史を書いたユヴァル・ノア・ハラリの新刊を読み終わったのだが、そこに大変興味深い記述が書かれていた。 人間を団結させるという点においては、偽りの物語の方が真実よりも質的に強力だというのである。 「嘘はよくない事だ」 おそらく僕だけではないと思うのだが、このような考え方を幼少期の頃に植え込まれた人は多いだろう。 私達の社会は質的には嘘つきを表立っては良しとしない風潮がなんとなくある。 しかしである。世の人を強固に団結させているのは実はフェイクニュースなのである。 例えば一万円をファクトフルネスの目で見れば単なる印刷された紙だが、ほぼ全ての人間が一万円をマネーであるというファンタジーを信じている。 イソップ童話に裸の王様という話があるが、宇宙人がやってきて一万円を「これはただの紙じゃないか!」と指摘したとしても、私達は誰ひとりとして一万円の価値

    人生は、ディズニーランドで被り物をして楽しめるぐらいがちょうどいい
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    gidooom 2020/01/27
  • 今まで最も役に立ったアドバイスは、「なりふり構わず生き延びろ」。

    会社をつくって、今年は9年目。 なんとか会社が続いている。 だが、起業して始めの5年くらいは全くえず、前職で10年以上かけて貯めたお金が、虚しく半分になっただけ、という惨憺たる状況だった。 だが、振り返ると 「一つのことであっても、何かをやり遂げるのには、膨大な時間がかかる」 ことに改めて気づく。 商品をつくること、組織をつくること。 社員の成長、売れるスキルの獲得。 物事の理解を深めること、信頼関係の構築。 あらゆる場面で「積み上げることの重要性」への認識は深まるばかりだ。 もちろん「苦労せずにやりたい」という欲求の存在を否定しているわけではない。 私だって、早く成功したい。 そもそも、前職、コンサルティングをしていたときの一番の思い出は、 「手っ取り早くやりたい人」 「ショートカットしたい企業」 が当にたくさんあるのだな、だ。 実際、多くの企業はたったの半年くらいで、施策に何かしら

    今まで最も役に立ったアドバイスは、「なりふり構わず生き延びろ」。
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    gidooom 2020/01/24
  • 個人の幸福は「お金」ではなく「不快なやつは全員ブロック」で実現される。

    メキシコ人の漁師とハーバードMBAホルダーの小話を聞いた事があるだろうか? 以下に引用するが、「幸福」の感じ方について、結構いろいろと考えさせられる興味深い事例である。 メキシコの田舎町。海岸に小さなボートが停泊していた。 メキシコ人の漁師が小さな網に魚をとってきた。 その魚はなんとも生きがいい。それを見たアメリカ旅行者は、 「すばらしい魚だね。どれくらいの時間、漁をしていたの」 と尋ねた。 すると漁師は 「そんなに長い時間じゃないよ」 と答えた。旅行者が 「もっと漁をしていたら、もっと魚が獲れたんだろうね。おしいなあ」 と言うと、 漁師は、自分と自分の家族がべるにはこれで十分だと言った。 「それじゃあ、あまった時間でいったい何をするの」 と旅行者が聞くと、漁師は、 「日が高くなるまでゆっくり寝て、それから漁に出る。 戻ってきたら子どもと遊んで、女房とシエスタして。 夜になったら友達

    個人の幸福は「お金」ではなく「不快なやつは全員ブロック」で実現される。
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    gidooom 2020/01/08