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ブックマーク / www.jibungoto.work (43)

  • 今、ただの“便利な人”である自分が、信頼される人になるまで - 自分の仕事は、自分でつくる

    ちょっと“便利な人”は、重宝される。 たとえば、「これをやってくれる人、いないかなぁ」と、今の自分が困っていて、その瞬間に必要な人材がいれば、誰でも手伝ってほしいので、ちやほやする。 そう、その瞬間は、ちやほやする。 でも、そのちやほやは、長く続かないものです。 そこから長い付き合いができる関係性になれるかどうか。あるいは他に“それ”をやってくれる人が現れたとき、それでも「あなたと一緒に仕事をやりたい!」と思ってくれるかどうかについては、そこに信頼関係ができているか重要になります。 では、その信頼関係は、どうやって生まれるのか? 信頼残高を増やしていくためには、何が必要なのか? 僕はシンプルに、やり抜く力を持っている人であり、相手にとって、そして自分にとっての大事な仕事を、やり切る覚悟を持てる人が信頼残高を増やしていける人だと思っています。 今の時代、スキルがある“っぽく”、仕事ができる“

    今、ただの“便利な人”である自分が、信頼される人になるまで - 自分の仕事は、自分でつくる
  • しかめっ面で書いた企画書や文章では、誰も笑顔にできない - 自分の仕事は、自分でつくる

    今日は、とても難しいお話を。記事の内容でなく、実践するのが難しい話。 「しかめっ面で書いた企画書、つまらなそうな顔で書いた文章って結局、誰も笑顔にできないんだよね」 以前、僕が慕っている人からいただいた言葉です。 決して、企画書も文章も笑顔で書け! というわけではないのですが、つまらなそうな顔で書いた企画書はやっぱりつまらないし、しかめっ面(=機嫌の悪そうな顔)で書いた文章は、読んでも気分はよくならないということです。 でも、笑顔でなくても、産みの苦しみの中に情熱や執念、あるいはワクワクが宿っている表情はある。そこから生まれる企画書や文章に人は、やっぱり心を動かされる。これはデザインや映像も同じ。すべてのクリエイティブに…いや、すべての仕事に言えることかもしれません。 自分は今、どんな表情を浮かべながら、作業をしているか? 「鏡」とまで同じように映し出されることはありませんが、自分が作業を

    しかめっ面で書いた企画書や文章では、誰も笑顔にできない - 自分の仕事は、自分でつくる
  • 人が習慣を身につけるには「66日」かかる - 自分の仕事は、自分でつくる

    特に根拠となる裏付けのデータが併記されていたわけではないので、どこまで信憑性のある情報かはわからないのですが、あるWEBメディアの記事に、こんな一文を見つけました。 「人が習慣を身につけるには、66日かかる」 そう、あることをはじめて、それを「習慣」と呼べるようになるまでには、66日継続しなければならないということです。 以前、このブログでも「習慣化するには、まずは3週間続けてみよう!」ということを書いたことがありましたが、それでは少し短いようです。物事を習慣にするには、約2ヶ月という時間がかかる…。つまり、どう頑張っても1年間で“6つ程度”しか、新しい何かを習慣化できないということです。もちろん、その66日間でいくつものことを同時進行で習慣化するのも不可能ではありませんが、そういう人はだいたい失敗するので…。 そして、よくよく冷静になって考えてみても、人は習慣化のために、365日毎日努力

    人が習慣を身につけるには「66日」かかる - 自分の仕事は、自分でつくる
  • 相手が自分をどれだけ大事に思ってくれているか、判断するポイントは? - 自分の仕事は、自分でつくる

    「相手が自分をどれだけ大事に思ってくれているか、判断するポイントは?」 僕が昨日購入した、小池一夫さんの『自分のせいだと思わない。小池一夫の人間関係に執着しない233の言葉』の1ページに、こんな一文が載っていました(電車を乗り換えるまでの短い時間でジャケ買いしたなのですが、とても素敵なでした!)。 小池さんはそのページの中で、高価なレストランや面白いイベントなど、立派な場所や楽しいところに連れて行ってくれたかどうかでなく、その人の「大事な人」を紹介されたかどうかで、あなたが相手に大事に思われているか? 信頼されているか? がわかる…と書かれていました。 これは僕自身が20代前半の頃から、上司や先輩たちにずっと言われてきたことでした。 そしてやっぱり、40代になった今の自分がはっきりと言えるのは、僕も当時の上司や先輩、そして小池一夫さんと同じように、自分の大事な人は、自分が大事だと思え

    相手が自分をどれだけ大事に思ってくれているか、判断するポイントは? - 自分の仕事は、自分でつくる
  • 「知ったかぶり」は、嘘の一種 - 自分の仕事は、自分でつくる

    昨日の小池一夫さんの記事の評判がよかったので、今日も“素敵な受け売り”をしたいと思います。 以下、『自分のせいだと思わない。小池一夫の人間関係に執着しない233の言葉』からの引用です。 知ったかぶりって、相手には、ほぼばれています。話に具体性がないし、あやふやな情報を口にしてしまう。だったら、最初っから、「知らないので教えてください」「知らないので一緒に調べましょう」のほうがいい。知ったかぶりは、嘘の一種なので、思考の癖になってしまいます。 当に、そのとおり。 知ったかぶりって、癖になってしまうのです。そして、その癖は大きな損失につながることが多い。「わかりません。教えてください」と素直に言えば教えてもらえたことも、教えてもらえず未知のままになってしまうし、小池さんが書かれているように、相手にはほぼバレているので、信頼すらも失ってしまうことがある。怖いのは、癖になると、なかなか直せないと

    「知ったかぶり」は、嘘の一種 - 自分の仕事は、自分でつくる
  • 体の「SOSサイン」を無視しない - 自分の仕事は、自分でつくる

    このブログの毎日連続更新が5年を迎えたとき、「どうやって、毎日ネタを見つけているんですか?」「書くことがなくなることはないんですか?」「毎日続けるコツってあるんですか?」と、何人かの方に聞かれたのですが、でも、こんなふうに質問をしてきた人は、ひとりもいませんでした。 「5年間、1度も体調を崩さなかったんですか?」 個人的に興味を持ってほしいのが、実はこの部分。 2019年は「これはキツイなぁ…」と嘆きたくなるほど体調を崩したことは、1度もありませんでした(その前の年までは、年に1〜2度はありましたが…)。僕はブログの記事をストックすることはほとんどないので、この5年間、ブログを書けなくなるほど体調を崩さなかったからこそ、毎日書き続けることができているわけです。 でも、これは意識しているだけでは難しい。 僕は自分では気付けないけど、体がそっと教えてくれる「SOSサイン」を見逃さないようにする

    体の「SOSサイン」を無視しない - 自分の仕事は、自分でつくる
  • あなたなら、どれを選ぶ?(1)1日10時間、一気に終える(2)1日1時間、10日間続ける(3)1日6分、100日間続ける - 自分の仕事は、自分でつくる

    今日は産業能率大学ではじめて授業を担当させていただいたのですが、あまりに内容を詰め込みすぎてしまい、最後はバタバタになり、タイムオーバーになってしまうという失態をおかしてしまいました…。それでも話に興味を持ってもらい、「ニッポン手仕事図鑑でインターンをやりたい!」という学生さんが数名いたので、「まあ、よしとしようか…」という気持ちではあるのですが、まだまだやっぱり、場数が足りないな、と。今日の授業でも話をしましたが、まず手を挙げて、場数を踏むことが大事。 そう、40代になっても、行動量は大事なのです。 なので、今日は行動量について、少し語ってみたいと思います。 ただ、どのくらいの行動量がいいか? という話ではなく、自分で決めた行動量を、どのくらいの時間をかけて実行するか? という視点で、ちょっと書いてみたいと思います。 たとえば、スピーチを上手くなるために、「まずは10時間、スピーチの練習

    あなたなら、どれを選ぶ?(1)1日10時間、一気に終える(2)1日1時間、10日間続ける(3)1日6分、100日間続ける - 自分の仕事は、自分でつくる
    gifteddecoboko
    gifteddecoboko 2019/12/18
    現状「1日6分、100日間続ける」でやってる
  • 「通る企画」と「結果が出る企画」は、イコールではない - 自分の仕事は、自分でつくる

    「成功は、“8割の反対”から生まれる」 もう5年近く前の『失敗する方法、教えます』という記事でも書いたことがありますが、あのマイクロソフトもキングジムもフレッシュネスバーガーも、「反対が出てくること」を重要視しながら、商品開発をしていたりします。この「成功は、“8割の反対”から生まれる」という考え方は、“何かを生み出すことを求められる”あらゆる業界で言われているので、企画を考えることの「基」と言えるのかもしれません。 でも、「◯◯プロジェクトの企画を考えてみて!」と言われたとき、多くの人が最初から「みんなに『いいね!』と言ってもらえる企画はなんだろう?(反対されない企画はなんだろう?)」と、考えはじめてしまう…。 もちろん、最後にお金を出してくれる消費者に「いいね!」と言ってもらえる商品や企画でなければならないのは言うまでもありませんが、社内外問わず、「身内(=同じ目標を目指す関係者)」

    「通る企画」と「結果が出る企画」は、イコールではない - 自分の仕事は、自分でつくる
  • 稼いでいるYouTuberは、例外なく「◯◯している」 - 自分の仕事は、自分でつくる

    今日は撮影で滋賀県長浜市に来ているのですが、京都から車で長浜市に向かっている道中、あるポッドキャストの番組を聞いていたら、パーソナリティの方がこんな話をしていました。 有名YouTuberたちが所属する、某事務所の決算報告の資料から、どのYouTuberがどのくらい稼いでいるかを分析した人がいたそうなのです。あの人が月収6000千万円稼いでいるとか、そんなことをおっしゃっていたのですが、僕自身はそこにそれほど興味がなかったので覚えておらず…。ですが、ひとつ「なるほどねぇ…」と興味深く思ったことがありました。 それは、稼いでいるYouTuberとしてベストテンにランクインしたほぼ全員(もしかしたら、全員だと言っていたかもしれません…)が、“10年以上”、YouTubeをやっていて、「ユーチューバー」という言葉が生まれる前から、YouTubeで動画を配信している、と(当かどうか、裏付けは取っ

    稼いでいるYouTuberは、例外なく「◯◯している」 - 自分の仕事は、自分でつくる
  • 子どもの色鉛筆は、なぜ12色よりも24色セットにするべきか? 〜深く考える癖をつけるために、あえて選択肢を増やしてみる~ - 自分の仕事は、自分でつくる

    先日、ボーッとツイッターを眺めていたら、こんなツイートを目にしました。 ざっくりと書くと、「子どもに与える色鉛筆は、12色セットよりも24色セットがいい。なぜなら、たとえば地面を塗るとき、12色セットの子どもは茶色を使う。その理由は、“他に色がない”から。でも、24色セットの子どもは茶色にするか? 焦げ茶色にするか? 黄土色にするか? を考えて、色を選ぶことになる。これが大事で、いくつかの選択肢の中から考えることの積み重ねが、感性を磨き、思考を深めることにつながる」というような内容でした(確か…)。 これは社会人も同じ。 ひとつの選択肢しかない中で決めざるを得ない人と、いくつかの選択肢の中から、自分の頭で考えて、選び続ける人とでは、考える力が大きく違う。 でも、残念ながら社会人の多くは、12色セットを与えられた子どものように、ひとつの選択肢しか与えられず、自分の頭で考えて選ぶことができなく

    子どもの色鉛筆は、なぜ12色よりも24色セットにするべきか? 〜深く考える癖をつけるために、あえて選択肢を増やしてみる~ - 自分の仕事は、自分でつくる
  • ボツの、数だけ - 自分の仕事は、自分でつくる

    「自分で企画を考えて、具現化できるようになりたい」 「キャッチコピーが上手く書けるようになりたい」 そんな願望を口にする人に、僕が口酸っぱく言うのは、「まずは10、企画書を書いてみて」「まずは100、コピーを書いてみて」ということ。ただ、ストレートに書くと、9割の人がやらない。企画書を書くための指南書を10冊読むよりも、10書いてしまったほうが圧倒的にスキルアップにつながるのに…やらない。そんなものです。 なぜ、やらないのか? おそらく、「せっかく書いても、ボツになる」ことがわかっているから、やる気が起きないのだと思います。でも、ここで覚えておいてもらいたいのは、ボツの数だけ成長ができるし、ボツの数だけクリエイターとしての寿命も伸びていくということです。 この企画が、あるいはそのキャッチコピーが、どのレベルまで評価されたか。全然ダメだったか、「おしい!」と言われるところまで行っていた

    ボツの、数だけ - 自分の仕事は、自分でつくる
  • 「付けないほうがいい筋肉」を理解していないと、スピードはどんどん落ちていく - 自分の仕事は、自分でつくる

    僕が仕事をするうえで、何よりも大事にしていることのひとつで、自分のビジネスやプロジェクトが成功するかどうかのほとんどが、それにかかっていると言ってもいいと考えているのが、「スピード=瞬発力」です。 仕事でスピードを上げていくためには、スピードを上げていくだけの「知識」「経験」「技術」を身に付けていかなければならないのですが、でもこれはスポーツ選手の「筋肉」と同じで、筋肉はとにかく身に付けたほうがいい! というわけではありません。 たとえば、イチローはスピードを落とさないために、トレーニング方法に気を遣い、“付けてはいけない部分”に筋肉をつけないようにしていました。そう、スピードを上げていくために付けるべき筋肉と、スピードを上げたいからこそ、「付けないほうがいい筋肉」を理解していないと、スピードはどんどん落ちていってしまいます…。 ビジネスも同じ。生産性を上げたい! 仕事のスピードを上げたい

    「付けないほうがいい筋肉」を理解していないと、スピードはどんどん落ちていく - 自分の仕事は、自分でつくる
  • 「負ける」が、“価値” - 自分の仕事は、自分でつくる

    まずは、恥をさらします。 自信を持って臨んだ、秋田県の某地方自治体のプロポーザルの結果が出たのですが、残念ながら負けてしまい…。その自治体が3年連続で実施している事業なのですが、ずっと同じ会社が受注していて、正直毎年、内容も代わり映えしないので(ちょっと言いすぎですね…)、僕らが新しい風を吹かせよう! と企画を考えて、プレゼンをしたのですが…。ま、どんなにあれこれと言ったところで、負けは負け。これが現実です。 そう、負けは負けなのですが、僕は負け惜しみでもなく、この負けをとても前向きに捉えています。なぜなら、勝ったときよりも「負けたあとの時間に、何よりも価値がある」と考えているからです。 勝ったときは、現在の自分の提案(=現在の自分の実力)が認められたということ。それはそれで素晴らしいことで、自信にもなるのですが、負けたときは勝ったときの何倍も『現在の自分に足りないもの(=“未来”の自分が

    「負ける」が、“価値” - 自分の仕事は、自分でつくる
  • 「やっているのに本気を出さないこと」で、人生は蝕まれる - 自分の仕事は、自分でつくる

    以下は、僕が「シンプルだけど、鋭い指摘だなぁ」と心動かされた、元陸上選手の為末大さんのツイート。 『嫌だからやめる。合わないからやめる。やるからには気でやる。この三つの状態のどれかだけで行けばだいたいうまくいく。嫌なのにやめない。合わないのにやめない。やっているのに気を出さないことで人生は蝕まれる』 「人生は蝕まれる」と書いてしまうと、なかなか強く聞こえてしまいますが、確かに仕事や勉強をやめる=捨てることが不安でやめられなかったり、やめることで今までかけてきた時間をもったいないと感じたりして、やめることができずに自分の心を追い詰めてしまう人は、僕の周りにも少なからずいます。だからといって、やめられない理由もよくわかるから、「やめちゃえばいいんだよ!」とは軽々しくは言えません…。 でも…。 少し個人的な話をすると、昨日僕が所属している会社ではじめてリーダー研修があり、自分の過去を少し話す

    「やっているのに本気を出さないこと」で、人生は蝕まれる - 自分の仕事は、自分でつくる
  • 笑顔だけ真似したってダメだ - 自分の仕事は、自分でつくる

    僕が「これから企画を考える仕事がしたい!」という人に、ほぼ100%の確率でオススメをしている『「考え方」の考え方』の著者、指南役の草場滋さん。文章での表現や考え方には共感できることが多く、個人的にも当に尊敬している人で、4年前に『今年一番会いたかった人、指南役 草場滋さんに教えてもらったこと』という記事でも書きましたが、どうしても草場さんの話を聞いてみたくて、仕事そっちのけで会いに行ったこともありました。 そんな草場さんが以前、このようなことをおっしゃっていました。 『売れている人たちは、苦労を顔に出さないだけ。努力を周囲に自慢しないだけ。皆が寝てる間にトラブルを解決してるだけ。だから笑顔だけ真似したってダメだ』 いつも笑顔で、余裕があって、結果も出せる魅力的な人。 身近な先輩や上司にもきっと、ひとりやふたりはそういう人がいるはずですし、SNSテレビなどでも、そんな経営者やインフルエン

    笑顔だけ真似したってダメだ - 自分の仕事は、自分でつくる
  • 40代が「昔は持っていたけど、実は手放してしまっているもの」って、なーんだ? - 自分の仕事は、自分でつくる

    40代になって、両手に持っている“つもりになっていて”、実は手放してしまっているものって、なーんだ? なんだと思いますか? 僕は最近、人生の先輩方や尊敬している方々から、そのふたつを持つことの大切さを、それこそ耳にタコができるくらいに聞かされています。きっと、40代の今の僕が、持っているつもりになっていて、手放してしまっているからかもしれません…。 答えは、「謙虚さ」と「素直さ」。 40代になると、自分自身の成長するスピードが落ちたり、巡ってくるチャンスの量が減ってしまう人が増えてきます。いや、ほとんどの人がそうだと思います。誰もが20代や30代の頃のように成長できないし、チャンスはいつも、若くて、可能性のある人に与えられるものだからです。 でも、若い世代と負けず劣らず、成長している40代、たくさんのチャンスが巡ってくる40代がいます。 その理由はもちろん、ひと言で言い表せるほど単純なもの

    40代が「昔は持っていたけど、実は手放してしまっているもの」って、なーんだ? - 自分の仕事は、自分でつくる
  • 人間関係は「枯れるもの」である - 自分の仕事は、自分でつくる

    植物を育てるためには、何が必要でしょうか? そう、「水」と「肥料」です。 僕は植物と同じで、人間関係も“水”と“肥料”を与え続けないと、枯れてしまうという考え方を持っています。 で、人間関係を枯らさないために必要な「水」とは、僕は『言葉』だと思っています。言葉が足りない(あげ続けない)と、人間関係は枯れてしまう。もちろん、これも植物における水と同じで、人によって必要な量は違うし、相手が求める以上に与えすぎてしまっても、“腐って”しまう。言葉を与えることは大事。でも、どのくらいの量が適切かを見極めることはもっと大事です。 そして、水だけでも植物は枯れてしまうことがあります。だからこそ、「肥料」も必要。僕はその肥料は『気づき』だと考えています。 アイデアでも、知識でも、人は『気づき』を得ると元気になりますし、もっと欲しくなるものなので、与えてくれる人への信頼も深まる。そう、幹や枝が太くなるよう

    人間関係は「枯れるもの」である - 自分の仕事は、自分でつくる
  • 運は「粘り」で、できている - 自分の仕事は、自分でつくる

    2014年の10月から毎日更新を続けているこのブログ。 その毎日更新がリアルに途絶えそうだった日が、1日だけありました。それが、ニッポン手仕事図鑑を立ち上げて、2年目に開催した感謝イベント『えん会』の当日。あの日、どうしても事前にブログを書く時間が取れず、二次会の会場をちょっと抜け出し、焦りながらバーっと記事を書いた記憶があります。 あれから、2年半。 目黒雅叙園という素晴らしい場所で、あの日の『えん会』よりもさらに大規模な、『ニッポンものづくりフィルムアワード』という楽しいイベントが開催できたことを、当に嬉しく思います。 ニッポン手仕事図鑑という新規事業の立ち上げたのために、会社から与えられた予算はたった5万円。自費で映像を撮り続け、「そんな活動が続くわけない!」と言われながら、歯をいしばった4年半。そんな中で、全国から素晴らしい作品が集まる映像コンペティションを開催することができ、

    運は「粘り」で、できている - 自分の仕事は、自分でつくる
  • アンチの数だけ、ファンがいる - 自分の仕事は、自分でつくる

    今日、ある職人さんから嬉しい連絡がありました。 ニッポン手仕事図鑑の映像を観て、某テレビ局より撮影の依頼があったと。しかも、僕らの世代なら誰でも知っている音楽グループのひとりが「今会いたい人」に会うために、工房を訪ねて来るそうなのです(まあまあ不便なところです…)。しかも、僕らの映像も番組内で使われるとか。嬉しい限りです。 でも、実はこの映像、リリースをした直後に「かっこつけすぎ」と否定的な意見をいただき…。 まあ、ビデオグラファーも僕も、職人さんと誠心誠意向き合った自負があるので、全然気にはしていなかったのですが、僕はそのコメントをもらった瞬間、「この映像は高い評価をされるだろうな」と確信をしました。なぜなら、“わざわざ”そういうコメントをしてくるということは、コメントまでさせるくらいに「相手の心を動かした」という証拠だから。心が動かされない映像に対して、人はわざわざ、肯定的なコメントも

    アンチの数だけ、ファンがいる - 自分の仕事は、自分でつくる
  • 「スキルがある=仕事ができる」は、必ずしもイコールではない - 自分の仕事は、自分でつくる

    「スキルがある=仕事ができる」と考えている人は多いと思いますが、僕は必ずしもそれは「イコールではない」と考えています。 仕事ができる人とは、高いスキルを持っている人ではなく、そのスキルを活かせる人のこと。 そして、スキルが活かせるというのは、そのスキルを使って“稼げる人”であり、“世の中の役に立てる人(=周囲の人に感謝される人)”だと思っています。大事なことなので念押しをしておきますが、仕事ができる人=周囲から信頼をされて、必要とされる人とは、高いスキルを持っている人ではなく、自分のスキルで稼げて、世の中の役に立てる人なのです。 「宝の持ち腐れ」とは、間違いなく誰もが1度は聞いたことのある言葉だと思いますが、高いスキルを身につけるための情報が手に入りやすく、手段も多様化した今、すごくストレートな言い方をすると、「宝の持ち腐れ状態」になっている人は少なくないと感じています。 自分はそのスキル

    「スキルがある=仕事ができる」は、必ずしもイコールではない - 自分の仕事は、自分でつくる