IaaS型クラウドに対するインスタンスの作成、起動、終了、リブートなどの操作は、当然ながらクラウドごとに独自のAPIが用意されています。The Apache Foundationがオープンソースとして開発する「Deltacloud」は、こうしたクラウドごとに異なるAPIをラップして共通化するためのソフトウェアです。 そのDeltacloudのバージョン1.0が正式に公開されました。 Deltacloudを利用することで、クラウドに対するAPIが共通化されるため、たとえクラウドを別のものに乗り換えても、アプリケーション側を変更することなくそのまま利用できるとの利点が説明されています。 12種類のクラウドに対応 Deltacloudはサーバ上でデーモンとして実行しておき、DeltacloudのREST API経由でクラウドに対してインスタンスの作成や起動といった操作を行うと、それが各クラウドの
1. One Language to Rule Them All Write simultaneously the frontend and backend code, in the same language, within the same module. Even better: the Opa Slicer automates the calls between client and server. No more manually written AJAX calls or value serialization! And when auto is not enough, add hints to the code to enforce client or server-side, privacy, synchronous or asynchronous.
セールスフォース・ドットコムのForce.comやグーグルのGoogle App Engineなど、初期のPaaSでは言語やデータベースがほぼ決め打ちなのに対し、最近登場してきたVMwareのCloudFoundryやレッドハットのOpenShift、DotCloudなどの新しいPaaSでは、データベースやプログラミング言語などが自由に選べるようになってきたため、第二世代のPaaSと呼べるのではないか。 先日の記事「プログラミング言語やデータベースが選べる新世代PaaS「DotCloud」が正式サービス開始でこのように書きました。 そしてこの記事を書きながら、僕の頭の中には第三世代のPaaSはきっとこうなるだろう、という予想も浮かんでいました。この記事では、その第三世代のPaaSとはどんなものになるのか、予想について書こうと思います。 マルチテナントネイティブ vs 仮想化ネイティブ 実は
『日経コンピュータ』と『ITpro』が選んだ374社のITベンダーの中で、クラウドベンダーとしてのイメージに勝る「ベストブランド」は、グーグルやセールスフォース・ドットコム、アマゾン、マイクロソフト、NECなど11社でした。今回(本連載の第2回)は、調査アンケートに回答した1万2632人の属性別に、どのITベンダーのイメージ評価が高いかを見ていきます。 回答者がユーザー企業の所属者(以下、ユーザー)か、ベンダー企業の所属者(同ベンダー)かでも、各クラウドベンダーに対するイメージは異なる(図1)。 NECはユーザーに好印象 ユーザーによるイメージ評価が、ベンダーより良かった企業の代表はNEC。ベンダーにおける順位は11位だが、ユーザーでは7位にジャンプアップする(全回答者では8位)。 ユーザーによるイメージ評価において、NECは信頼性で72.8、実績で65.5、技術力で56.7を獲得して富士
この記事は検証可能な参考文献や出典が全く示されていないか、不十分です。 出典を追加して記事の信頼性向上にご協力ください。(このテンプレートの使い方) 出典検索?: "Platform as a Service" – ニュース · 書籍 · スカラー · CiNii · J-STAGE · NDL · dlib.jp · ジャパンサーチ · TWL (2013年9月) Platform as a Service (PaaS) とは、インターネットを利用したコンピュータの新しい利用形態の1つである。 PaaSでは、ソフトウェアを構築および稼動させるための土台となるプラットフォームを、インターネット経由のサービスとして提供する。開発者は、プラットフォーム上で構築したサービスを自分の顧客に提供することができる。 具体的には、インフラ、DBMS、ユーザインタフェースなどのシステム開発手段となるツール
App Engine/AptanaなどJavaクラウド4つを徹底比較:ユカイ、ツーカイ、カイハツ環境!(5)(1/3 ページ) Javaはクラウド戦国時代に突入! クラウドコンピューティングのブレイクとともにさまざまなクラウドサービスが提供され始めました。特に、PaaSサービスを提供する「Google App Engine」(以下、GAE)の登場はインパクトを与え、Javaに対応したGAEの類似サービスとして「Stax」「Morph AppSpace」が登場しました。GAEも遅れてJavaサポートを発表したり、統合開発環境を提供していたAptanaが「Aptana Cloud」のJava対応を行うなど、Java対応のクラウドは戦国時代に突入しました。そして、まだ動かすことはできませんが、サン・マイクロシステムズが先日のJavaOneで「Sun Cloud」を発表し、Amazon EC2に近
従来のAzureのロゴ Microsoft Azure(略称:Azure)(アジュール)は、マイクロソフトの管理するデータセンターを通してPaaS、IaaSを提供するクラウドコンピューティングサービスである。合計で100を超える数のサービスを提供[1]し、マイクロソフト独自とサードパーティ製の両方の多くのプログラミング言語、ツール、フレームワークが利用できる。IaaS における世界的シェアは21%で2位[2]。 2008年のProfessional Developer Conferenceで発表され[3]、2009年末までのサービス開始前の評価期間を経て、2010年1月に世界21ヶ国で正式にサービスを開始した。2014年3月26日に旧称であるWindows AzureからMicrosoft Azureへの名称変更が発表された[4]。 サービス一覧[編集] Microsoft Azureは世
Amazon Elastic Compute Cloud (Amazon EC2) は、極めて幅広く、奥深いコンピューティングプラットフォームを提供します。また、ワークロードのニーズに最も適切に対応できるように、750 を超えるインスタンスを提供するほか、最新のプロセッサ、ストレージ、ネットワーク、オペレーティングシステム、購入モデルを選択できます。当社は、インテル、AMD、Arm の各プロセッサに対応した初めての大手クラウドプロバイダーです。さらに、オンデマンドの EC2 Mac インスタンスを備えた唯一のクラウドであり、400 Gbps のイーサネットネットワークを備えた唯一のクラウドでもあります。機械学習のトレーニングでは最高のコストパフォーマンスを実現し、1 つの推論インスタンスあたりのコストもクラウドの中では最も低く抑えられています。他のどのクラウドよりも多くの SAP、ハイパフ
2010年は、主要ベンダが相次いでクラウドへと戦略の転換を示してきた1年でした。ちょうど今週末にNTTデータイントラマートのイベントで講演するための資料として、主要なベンダのそうした発表についてまとめてみたので、ここで読者のみなさんともシェアしたいと思います。 「2010年はクラウド元年であった」というプレゼンのつかみとして使えるネタだと思うので、参考にしてみてください。 今年に入ってから発表された、クラウドに関する主要各社の取り組み 主なニュースを日付順に並べました。 「クラウドの最強集団を作る」――日本IBM、社長直轄の専門組織を設立 / ITmediaエンタープライズ 2010年1月14日 「2009年から(社内で実施してきたクラウドコンピューティング関連)の教育レベルをさらに上げ、クラウドビジネスの最強集団を作る」 日本アイ・ビー・エム(日本IBM) クラウド・コンピューティング事
「クラウドコンピューティング」は、いつしか「パブリッククラウド」と「プライベートクラウド」という2種類の言葉が使い分けられるようになった。前者は一般に、「Google Apps」や「Amazon EC2/S3」「Windows Azure Platform」といった、誰もが使えるサービスを指す。 では、後者のプライベートクラウドとはいったい何か。企業内(またはグループ企業内)で構築して利用するシステム基盤と何が違うのか。仮想技術はプライベートクラウドに欠かせないものといえるが、「仮想技術=プライベートクラウド」というわけではないだろう。この連載では、プライベートクラウドとは何か、それはどのようにして構築するのかを明らかにしていく。 まずは、日本IBMのクラウドコンピューティング事業においてCTOを務める山下克司氏の寄稿をお届けする。 プライベートクラウド 総論 (著者:日本IBM 山下克司
「発表者が自分よりも若い人ばかりだ」。外見が20代にしか見えない東京工業大学の首藤一幸准教授(1973年生)の驚くさまが、少し面白かった。2009年2月20日の夜、多くのWeb企業が注目する「キー・バリュー型データストア」を開発する若手技術者が、東京・六本木のグリー本社に一堂に会した。 キー・バリュー型データストア(またはキー・バリュー型データベース)は、大量のユーザーとデータを抱え、データベースのパフォーマンス問題とコスト高に頭を悩ませるWeb企業が注目する技術である。記者は同日に開催された「Key-Value Store 勉強会」に参加させてもらった。午後7時から11時まで、キー・バリュー型データストアを開発・研究する若手技術者が立て続けに登場し、1人15分の持ち時間で成果を発表し、議論を重ねるという集まりだ。 呼びかけ人であるプリファードインフラストラクチャー(PFI)最高技術責任者
セキュリティや信頼性といったクラウドを「使う」議論だけでなく、世界の50億人が携帯電話機経由でクラウドを使い出す「第二の情報爆発」に備えて、日本のクラウドを「作る」議論を始めよう--。2009年9月16日の「XDev2009」基調講演で、早稲田大学大学院の丸山不二夫客員教授(写真)は来場者にこう訴えかけた。その講演全文を掲載する。 (注)丸山氏が講演翌日にTwitterに掲載したテキストを、日経コンピュータ編集部が再構成した。 プライベート・クラウド重視、セキュリティ重視でいいのか? 今回の講演では、我々が中長期的に何を考えるべきかについてお話したい。 僕には、今のクラウド認識に関する不満がある。パブリック・クラウドとプライベート・クラウドとを区別して、クラウドを分かったように思う風潮があるが、それでいいのか? そもそも、パブリック・クラウドと言われているものの実体は、米Googleや米A
「クラウドでパケ死」。 5月中旬、こんな言葉がTwitterで発信された。米Amazon Web Servicesのクラウドサービス「Amazon EC2」と「Amazon EBS」を使ったことろ、わずか5日ほどで利用料が25万円を超えてしまったのだという。ご本人のTwitterをたどると、原因は容量が30テラバイトの巨大な仮想ストレージを3台も借りてしまったことにあるようだ。このストレージに、データベースソフト「Cassandra」を使って1兆件を超えるレコードを登録したのだという。 Cassandraとは、米Facebook社が自社のサービス基盤向けに開発したデータベースソフトである。現在はOSSとして公開され、Apache Software Foundationが開発を進めている。特徴は、複数のノードにデータを分散管理できることで、ノードを追加するだけで容易に処理性能を高められる仕組
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