2月9日、タイの航空会社「P・C・エア」は、性転換した客室乗務員を積極的に採用することで他社との差別化を目指している。写真はメークのトレーニングを受ける乗務員のChitpraphachinさん(2011年 ロイター/CHaiwat Subprasom) [バンコク 9日 ロイター] タイの新規参入航空会社「P・C・エア」は、性転換した客室乗務員を積極的に採用し、競争の激しい航空業界で他社との差別化を目指している。 4月初旬に運航を開始する同社は、これまで性転換者4人、女性19人、男性7人を客室乗務員に採用。航空当局は「第3の性」を採用することに異論はないという。 性転換者の1人、ナクマイさん(24)は、「今はとても幸せ。採用が決まった瞬間、うれしすぎて泣いてしまった」と喜びを語った。客室乗務員30人は現在、運航開始に向け、メークや整髪のトレーニングを受講している。 同社は航空会社として初め